2022年7月より VMware Cloud on AWS の Software-defined Data Center (SDDC) の作成画面から「大阪リージョン」が選択できるようになりました。
大阪リージョンで全ての機能とサービスが利用可能に!
2021年10月より、アマゾン ウエブ サービス(AWS)の大阪リージョンで VMware Cloud on AWS が利用可能になっていましたが、相互接続を実現するサービス「VMware Transit Gateway」の一部機能だけ提供できない状況が続いていました。詳細はブログ「VMware Cloud on AWS の大阪リージョンサポート」をご覧ください。
今後は、大阪リージョンで VMware Transit Gateway を含め VMware Cloud on AWS の全ての機能が提供され(図1)、同時にVMware Cloud サービスの管理コンソールから SDDC を作成する画面にて、大阪リージョンが選択できるようになりました(図2)。
図1 大阪リージョンで提供される主な機能やサービス(2022年7月以降)
図2 SDDC 作成画面のリージョン選択画面サンプル(VMware Cloud の管理コンソール)
昨今、感染症の影響もあり企業における事業継続性の見直しが増えていますが、VMware Cloud on AWS の大阪リージョンはIT-BCP の基盤としても活用できます。例えば、東京リージョンと大阪リージョンにそれぞれ VMware Cloud on AWS の SDDC を展開して、オンプレミスのデータセンターを含めて相互に接続できます(図3)。リージョンを跨いでデータセンターとクラウドを柔軟に接続できるため、VMware Cloud on AWS を本番サイトまたはリカバリサイトとして活用できます。是非ご検討ください。
図3 VMware Cloud on AWS を活用した東京-大阪リージョン間の接続構成例
関連情報リンク
- VMware Cloud on AWS のリリースノート
- ブログ「VMware Cloud on AWS の大阪リージョンサポート」
- ブログ「VMware Cloud on AWS の最新アップデート(2021年9月)」
- ブログ「VMware Cloud Disaster Recovery の最新アップデート(2021年4月)」
- ブログ「VMware Cloud Disaster Recovery の最新アップデート(2021年6月)」
- ブログ「VMware Cloud Disaster Recovery の最新アップデート(2021年8月)」
- ブログ「VMware Transit Connect の接続構成パターン」