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本稿は 2023 年 8 月 22 日に VMware Blog のブログに投稿された「What’s new for Anywhere Workspace at VMware Explore 2023 Las Vegas」の抄訳です。
投稿者:ジャック・マデン (Jack Madden)
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今年もラスベガスでVMware Explore が開催されました!今回は、VMware Anywhere Workspace(仮想アプリケーションとデスクトップ、統合エンドポイント管理とセキュリティ、およびデジタル従業員体験などのソリューションで構成されるプラットフォーム)における最新のイノベーションについて、エンドユーザーコンピューティング(EUC)に関するさまざまな発表やブログをご紹介します。
現在VMware Explore のウェブサイトにて録画を配信しております。ぜひご覧ください。
自律型ワークスペースのビジョン
自律ワークスペースのビジョンを一年前のVMware Explore 2022 USでも発表しました。これは今年のExplore 2023でも話題になりました。まずは、このビジョンの定義をみていきます。
自律ワークスペースは、個別の製品ではなく、エンドユーザーコンピューティングの未来の指針です。これは、基本的な自動化を備えた統一ワークスペースを超え、AIと機械学習を用いて大量のデータを分析することで、より高度でコンテキストに即した自動化を実現することを意味します。これにより、自己構成、自己回復、自己保護が可能になるワークスペースが実現されます。
この一年間で、私たちはさまざまなアップデートを通じてこのビジョンを具現化してきました。公開アプリ向けにApps on Demandをリリースし、Freestyle Orchestrator for IntelligenceやWorkspace ONE Marketplaceなどの新しいプラットフォームサービスを開始し、Workspace ONE Mobile Threat Defenseをフィッシングとコンテンツ保護で強化し、Digital Employee Experience Management for Horizonを導入しました。
この度はVMware Explore 2023 Las Vegasでの新たな発表により、このビジョンを更に前進させています。
デジタル従業員体験
デジタル従業員体験(DEX)に対する私たちの包括的なアプローチは、モバイル、デスクトップ、仮想環境、およびフロントラインの使用ケースを含む、エクスペリエンスの提供、測定、分析、および対策を包括しており、これらすべて拡大し続けています。
今年、私たちはエクスペリエンスを測定するためのいくつかの新しい方法を発表しています。これにはHorizon内のゲストセッションおよびネットワークモニタリングなどの総合ネットワークテストが含まれます。
エクスペリエンスを分析するために、Workspace ONE Intelligence Insights機能の強化を発表。これは、EUC環境での異常なセキュリティ、エクスペリエンス、およびパフォーマンスの問題を検出するために機械学習を使用します。next-genアーキテクチャにより、異なる種類のデータに対してインサイトをより簡単に構築できるようになり、Horizonとフロントラインの使用ケース向けの新しいインサイトも追加されました。
エクスペリエンスを分析した上での対策や修正として、Workspace ONE Intelligence内で新しいプレイブックフレームワークを発表しています。プレイブックは、IT組織がヘルプデスクに対してコンソール内で再発する問題を処理するためのステップバイステップの指示を提供し、重要なのはこれらのステップの成功率を分析できることです。
「What’s new with digital employee experience: Announcements from VMware Explore 2023 Las Vegas」こちらのブログでDEXのブレイクアウトセッションの詳細をご覧ください。
また、Anywhere Workspaceプラットフォームが従業員の未来の働き方をどのように革命化するのか、ハイブリッドワーク環境でつながりをつくるための3つの提案についての洞察については、このブログを読んで詳細をご確認ください。
統合エンドポイント管理とセキュリティ
今回発表された、 integration between Intel vPro® and Workspace ONE UEM 。主要なユースケースの1つは、リモートのvPro対応Windowsデバイスを起動または電源オンにしてパッチをインストールすることです。この統合は、以前のIntel vProパートナーシップの段階に基づき、今ではより簡単に展開できるソリューションを提供しています。
UEMブレイクアウトセッションとセキュリティブレイクアウトセッションでは、新たに発表された最新情報含む多くの追加発表が取り上げられてます。Exploreの直前に、Windows向けのパッチ管理機能の強化、VMware Workspace ONEとMicrosoft Entra IDによる共有デバイスの条件付きアクセスの一般提供、およびXRデバイスのゼロタッチエンロールメントに関するニュースが取り上げられました。
仮想アプリとデスクトップ
今回は、Apps Everywhere vision with VMware App Volumesを特集しています。記事から引用すると、「アプリケーション・エブリウェア」は、VDI、DaaS、または公開アプリケーションクラウドを対象とするアプリケーション配信と完全なライフサイクル管理を統一するという当社のビジョンです。
このビジョンをサポートするために、App Volumesとそれに含まれるApps on Demand機能のいくつかの新しいアップデートがあります:
– 永続的な仮想デスクトップへのApp Volumesサポート(ベータ版は近日公開予定)
– Horizon Cloud next-genに対するApps on Demandサポート(近日公開予定)
– Microsoft Azure Virtual Desktop RemoteAppストリーミングへのApps on Demandサポート(近日公開予定)
– Amazon AppStream 2.0へのApps on Demandサポート(近日公開予定)
また、Horizonに関するニュースでは、Microsoft Windows 365へのサポートがパブリックプレビューに移行し、Horizon Acceleratorの提供も利用可能になりました。詳細はHorizonのトラックセッションで確認頂けます。
注意事項
これらはまだVMware Explore 2023 Las Vegasで発表された内容の一部に過ぎません。これらの最新情報に関する詳細は、ブログ、LinkedIn、X (旧Twitter) 、およびVMware Explore の録画配信をぜひご覧ください。
VMware Exploreのさらなるニュースについては、VMware Explore 2023 Anywhere Workspace、Workspace ONE、Horizonの概要と、VMware Explore 2023カテゴリ内のすべての記事をご覧ください。