3回目:VMware NSX for vShield Endpointへの移行検証サマリー
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#1_ vCloud Networking and Security (vCNS) の販売終了
#2_Deep Securityを実装するためのNSX
#3_ VMware NSX for vShield Endpointへの移行検証サマリー
#4_ VMware NSX for vShield Endpointへの移行検証サマリー(パート2)
こんにちは、ソフトバンク コマース&サービスの中川明美です。
今回は、「vShield Endpoint(vCNS)からNSX for vShield Endpointへのアップグレード手順をご紹介します。このBlogでは簡単な手順を共有します。詳細な手順をお知りになりたい方は、この後ご紹介するURLから入手ください。
◆構成図◆
今回の手順は、下図の構成で環境を構築しています。赤点線枠のコンポーネントをアップグレードします。vSphere 6.0環境下で、NSX for vShield Endpointへ移行します。
今後、vSphere 5.5 U1 + View 5.3 + Deep Security 9.5環境下からのアップグレード手順もご紹介する予定です。
◆アップグレード手順◆
次の11ステップを進めます。
◆詳細手順◆
<アップグレード手順>
詳細手順を入手されたい方は、こちらにアクセスください。
http://campaign.vmware.com/imgs/apac/jp_dwn/PDF/techresources/20161206_NSXforvShield_Upgrade_Guide.pdf?elqTrackId=0d6a8486773f458c87c7f923b4e16016&elqaid=979&elqat=2
<新規手順>
「NSX for vShield EndpointおよびDeep Securityの新規構築」手順も準備しました。
こちらから入手ください。
http://campaign.vmware.com/imgs/apac/jp_dwn/PDF/techresources/Tips_NSX6.2.4_DS9.6SP1_PoC_20161121.pdf?elqTrackId=0d6a8486773f458c87c7f923b4e16016&elqaid=979&elqat=2
◆まとめ◆
今回のBlogでは、vSphere 6.0環境でのアップグレード手順を共有いたしました。vSphere 6.0環境をご使用のエンドユーザー様は、こちらの手順を参考にアップグレードの計画を進めていただけましたらと思います。
最後に、仮想スイッチについて補足します。NSX for vShield Endpointは、標準スイッチ(vSS)での動作をサポートしています。今回の環境は標準スイッチを構成しています。他の3つの有償エディション(Standard/Advanced/Enterprise)では、分散スイッチ(vDS)のみのサポートになります。標準スイッチはサポートされません。仮想デスクトップ環境は、より多くのESXiホストで構築されています。複数のESXiホストで構成されたクラスタ環境において、分散スイッチのメリットを享受できます。こちらのBlogで、あらためて分散スイッチの活用方法についてご紹介したいと考えています。現在標準スイッチで仮想デスクトップ環境を構築されていらっしゃる場合は、分散スイッチのメリットをご認識いただけましたら幸いです。