vSphere

やってみよう! 初めての無償版ESXi

本日は3つのエントリをポストします。
やってみよう! VMwareの製品をダウンロードしてみよう
やってみよう! 初めての無償版ESXi  (本エントリ)
やってみよう! vSphere on VMware Player
全てやってみると、誰でも、無償で、PC上で仮想環境を構築できるようになっています。是非お試し下さい!

このエントリでは、今まで一度もVMwareの製品を触ったことが無い方を対象に、最も基本的なサーバ仮想化製品であるVMware vSphere Hypervisor(ESXi)を無償で試していただく方法をご紹介します。
これからVMwareの仮想化製品を触り始める方から、「ESXiとvSphereってっどう違うの?」というご質問をよく受けるのですが、ESXiは物理サーバに直接インストールして仮想サーバ構築のベースを提供する製品、vSphereはESXiを含んだサーバ仮想化のパッケージ製品です。
まずは無償のVMware vSphere Hypervisor(ESXi)を入手しましょう。
※製品版のvSphere ESXiも、60日間は無償で試用することができますが、ここでご紹介させて頂く無償版ESXiには60日の期限がありません。
こちらからMy VMwareにログインします。
My VMwareのアカウントをお持ちでない方は、こちらのエントリを参考にアカウントを作成しましょう!
ログイン後に、[ライセンスとダウンロード]から、以下2つのイメージをダウンロードして下さい。初めて本製品をDLする方は、[登録]というボタンが表示されていますので、[登録]から追加の質問にご回答ください。
・ESXi 5.5 Update 1 ISO image (Includes VMware Tools)
・VMware vSphere Client 5.5 Update 1
※2014年5月時点での最新イメージです
ESXiはサーバにインストールする製品。vSphere ClientはWindows PC等の操作端末にインストールして使用する、ESXiにアクセスするためのソフトウェアです。
また[ライセンス情報]に掲載されている[ライセンスキー]を控えておいてください。こちらが無償版ESXiのライセンスキーとなります。
2-1
DLが完了したら、操作端末にVMware vSphere Clientをインストールしておきましょう。
次に、DLしたESXiのiSOイメージをインストールしていきます。
ESXiは本来サーバにインストールする製品ですが、VMware Workstation(有償)やVMware Player(無償)、VMware Fusion(有償)を使うことで、サーバだけでなくWindows PCやMac OSX上にESXiをインストールすることも可能です。
※Nestedの説明と、VMware Fusionを使用したMacへのインストール方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
※無償版VMware Playerを使用したWindowsへのインストール方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
※VMware Workstationを使用したWindowsへのインストール方法についてはこちらのKBを参考にしてください。

ここでは物理サーバにESXiをインストールしていきます。
DLしたESXiのiSOイメージをCDメディアに書き込み、インストール先のサーバにセットしてください。
ESXiの初期設定は非常に簡単です、初期設定方法及び仮想マシンの作成方法はこちらのドキュメントを参照してください。
上記ドキュメントを参考にESXiの初期設定が完了したら、端末にインストールしたvSphere Clientを使ってESXiにアクセスしてみましょう。vSphere Clientを起動して、ESXiに設定したIPアドレスもしくはドメイン名と、ユーザ名、パスワードを入力します。
2-2
ログインに成功すると、以下のような画面が表示されます。
2-3
これでESXiを使ったサーバ仮想化の準備は完了です!
上記のドキュメントを参考に、実際に仮想マシンを作成してみましょう!