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エッジコンピューティングの今が分かる!

ヴイエムウェアでは、エッジコンピューティングに関する最新のトレンドや企業における取り組み事例、さらには製品活用のご提案まで多角的に紹介するイベント「VMware Edge Forum 2023」を9月7日に開催しました。本イベントの見どころについて、改めてご紹介させていただきます。

製造業や流通業をはじめ、いま多くの企業が積極的にチャレンジを始めている分野のひとつが、エッジコンピューティングです。実際に、工場の製造ラインのIoT化やコネクティッドカーの開発などが本格化してきており、ITの新たな進化領域として注目を集めています。
しかし、エッジコンピューティングはその応用分野が多岐にわたるため、自社の取り組みに対して具体的にどのような手法やツールが必要なのかが明確に把握しづらく、実現可能性の範囲も不明瞭なため、プロジェクトがスピーディに進まないというケースも少なくないようです。

そうした状況を打開するためには、先進企業がエッジコンピューティングをビジネスにどのように活かしているか、具体的な導入事例から学ぶことが必須であり、さらには世界的なテクノロジートレンドが現在どこまで進んでいるかを知ることも非常に重要となります。VMware Edge Forum 2023では、こうした情報を効率よく得ていただくため、有益なコンテンツをコンパクトに凝縮して提供させていただきました。

まず「ゼネラルセッション」はぜひアーカイブ配信でご視聴いただきたいと思います。
本セッションでは、企業がエッジコンピューティングを導入するにあたって考慮すべき要件として、従来システムとエッジネイティブなシステムを共存させていくことや、制御・運用のための技術(OT:オペレーショナルテクノロジー)の必要性などについて、整理して解説しました。
また、ヴイエムウェアが独自に行ったインタビュー調査の結果から、日本の企業がエッジコンピューティングに対してどのような期待を抱き、どういったことを課題と感じているかということについても詳しくご紹介しました。

エッジビジネス部門を統括するサンジェイ・ウパールがヴイエムウェアの製品戦略を説明

 

さらに、2つのトラックに分かれて行われたブレイクアウトセッションでは“ビジネス”と“テクニカル”という視点でそれぞれ4枠ずつ、計8セッションを実施しました。
エッジ環境を統合的に管理・運用するためのヴイエムウェアの最新テクノロジーのご紹介をはじめ、パートナー企業によるエッジテクノロジーを活用した具体的なプラットフォームのご提案まで様々なテーマで行われましたが、パートナー企業が提案されたのは、現時点において日本国内で活用できる最先端のエッジコンピューティング・ソリューションの数々です。

エッジコンピューティング担当副社長のサーダット・マリクがビジネスオペレーション変革について解説

 

また、ブレイクアウトセッションの目玉ともなった、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社様、横河電機株式会社様の2社によるお客様事例講演は、現場での知見や両社のビジネス戦略について垣間見ることができる必見のセッションとなりました。
製造業、自動車、流通、電気・ガス・水道などの公益事業において、IoT、エッジ環境でのデータ活用にご興味をお持ちの方であれば、必ずや有益な情報を得ていただくことができると思います。現在、各セッションのオンデマンド配信を行っておりますので、この機会にぜひご登録の上、ご視聴いただければ幸いです。

Edge Forumオンデマンド配信サイトはこちら: https://vm-event.jp/evolve/webinar/edge-forum-2023/

*視聴には事前登録が必要になります