VMware Japan Culture Company

VMware Family Dayが与えてくれた豊かな時間

ヴイエムウェアではこれまでも社員の働きやすさを促進する様々な取り組みを行ってきましたが、その中心的なイベントのひとつが「VMware Family Day」です。いつも社員を支えてくれている家族の皆さんを1日だけオフィスに招待しましょう!という年に一度のスペシャル・イベントで、毎年好評を得ている社員交流のための目玉企画です。
2020年からの2年間は、オフィスをほぼ閉鎖していたため開催が見送られてきましたが、今年は感染対策を十分に施した環境の中、夏休み期間中となる8月に東京と大阪で3年ぶりに開催することができました。

冒頭に挨拶に立った社長の山中

 

家族への感謝と、より働きやすい環境づくりのために

VMware Family Dayの目的はいくつかありますが、何よりもまず、日頃からヴイエムウェアで働く社員をいろいろな面で支えてくれているご両親、配偶者、お子さんなど家族の皆さんに、社員一人一人から感謝の気持ちを伝える場所を用意したいということです。
また、家庭内のコミュニケーションが促進され社員の働く環境がより向上するとともに、社員のお子さんたちにお父さんやお母さんがどんな所で働いているのか知ってもらうことで、お子さんたちのITへの興味や関心を高めてもらいたい、という願いも込められています。
両親が働く会社のイベントに参加するというのは、子供たちにとっては一生忘れがたい夏休みの大きな思い出になります。そのため、なるべく多くの方に参加いただきたいという思いから、今年は東京で8月上旬と下旬の2回、大阪で8月下旬に1回と、計3回実施することになりました。
もちろん会社から参加を強制することは一切しませんでしたが、とても嬉しかったのが、春に入社した新入社員のほとんどが積極的にご両親を招待したということでした。
学生時代に思い描いていた企業のイメージと入社してからの印象に大きなギャップがあったという話はよく聞きますが、もし入社後に自分が満足していなければ、両親を招待するということはおそらくないでしょう。ですから、少なくとも今年の新入社員の大半は「良い会社に入った」と胸を張って両親に自慢できているということなのだと思います。

 

オフィスのあちこちで大盛り上がり!

では、当日の現場の模様を少しご紹介しましょう。
Family Dayでは、ご参加いただいた皆さん、特にお子さんたちに心から楽しんでいただけるような様々なイベントが用意されました。

まず、ラウンジに設けられたメインステージでは、大道芸人SHINOさんによるバルーンアートショーが披露されました。
日本におけるバルーンアートの第一人者だけあって、その手さばきとトークは流石!としか言いようがありません。パンダやカブトムシ、クワガタなど、みんなが大好きな生き物を次から次へと作り出していく様子に、子供たちの目は釘付けになっていました。

大人でも引き込まれるトークとテクニック

 

また、子供たちが大盛り上がりしていたのが、縁日のコーナーです。
オフィスの一角に、輪投げ、射的、つかみ取り、すくい取りなどの出し物が用意され、子供たちが真剣な眼差しでチャレンジし、山のように用意された賞品を続々とゲットしていました。
中でも射的の人気はとても高く、常に順番待ちの列ができていました。

行列が途絶えなかった人気の射的コーナー

 

オフィス全体を探検してもらうために、宝探しゲームも用意されました。オフィスの中に隠されたキーワードを見つけて、その文字を全部シートに記入したらプレゼント(今回は防災セット!)がもらえるという仕掛けです。
オフィスの中にはフォトスポットも作られ、宝探しの途中で見晴らしの良い景色をバックに記念写真を撮るご家族もたくさんいました。

フォトスポットから眺める絶景

 

さらに、普段は社員たちが積極的に取り組んでいるVMware Foundation活動をご家族の皆さんにも体感していただこうというボランティア体験コーナーも大人気でした。今回は、箸置きとシューキーパー作りのプログラムが用意されましたが、通常は寄付している完成品を今日だけは自分で持ち帰れるということで、参加した皆さんは張り切って手を動かしていました。

シューキーパーづくりに励む皆さん

 

イベントの合間にはメインステージでヴイエムウェアの会社紹介も行われ、今年の4月に入社した新卒社員たちが交代でプレゼンテーションを行いました。

ヴイエムウェアのことをわかりやすく解説する新卒社員たち

 

そして1日の最後を締めたのは、参加者の期待がもっとも高まる、お待ち兼ねの“大ビンゴ大会”です。司会は、今年の新卒社員の2名が務めましたが、これがまたプロ顔負けの仕切りで、いやが上にも会場は盛り上がります!

このビンゴ大会、何がスゴいかと言うと、賞品の数々がどれもこれも極めて魅力的なのです。
実はビンゴの賞品は、Director以上の社員が自らのポケットマネーで提供してくれた高額なアイテムばかり。東京オフィスで進呈された賞品の一例を挙げると、京丹後牛、任天堂ゲームセット、映画鑑賞券1万円分、JTB旅行券、新宿高野のフルーツ詰め合わせ等々・・・どれをもらっても嬉しいというモノのオンパレードです。実家が家具メーカーである社長の山中が提供したオシャレな椅子が紹介されたときにはどよめきが起こりましたが、子供たちのテンションが最高に上がったのは、やっぱり任天堂ゲームセットでした!
賞品を提供してくれたDirector各人は、何をあげたらみんなが喜んでくれるだろうか?と時間を割いて一生懸命考えてくれました。社長をはじめとするメンバーがそのために時間とお金を費やしてくれたことこそが、社員への感謝の気持ちの現れの一つなのだと思います。

新卒社員の見事な仕切りでビンゴ会場の熱気は最高潮に!

 

ボランティアの協力があったからこその成功

最後に、本記事でお伝えしたいことがもうひとつあります。
Family Dayは業務外のことなので、運営はすべてボランティアで成り立っています。ただでさえコロナ禍で仕事が忙しいにもかかわらず、今年の実施企画を発表した直後には、なんと70名もの社員からボランティアとして参画したいという申し出がありました。これが、ヴイエムウェアが約20年という長い時間をかけて築き上げてきたカルチャーなのです。

参加者の総数も、社員と招待者を合わせて609名と予想を上回る結果となりました。

東京 8/ 5  社員100 + 招待者212 = 計312
東京 8/26 社員 76 + 招待者178 = 計254
大阪 8/26 社員 13 + 招待者 30 = 計 43

実施後のアンケートでも大半の社員が「非常に満足」と回答し、運営に対するコメントも多数寄せられました。以下にそのコメントのほんの一部をご紹介します。

  • 子供たちがすごく楽しくてまた行きたいと言っており、良い夏休みの思い出になりました。
  • ボランティアの皆様のアコモデーションが大変素晴らしく、家族も大変満足していました。
  • 夫も子供も、お母さんはいい会社に勤めていると喜んでくれて、私も嬉しくなりました。
  • とにかく楽しい1日でした。良い親孝行ができた気がします。
  • 子供達が飽きる事なく時間一杯楽しめたようで、とても充実したコンテンツと運営でした。
  • スタッフの方の親切丁寧な案内で安心して参加できました。
  • 子供が、会社って遊園地よりも楽しいところだね!と大満足でした。
  • 素敵なオフィスと社員を改めて誇りに思いました!!
  • 子供が楽しんだのはもちろん、自分が働いている場所に家族を連れてくること、そこで日頃お世話になっている方々と家族同士でご挨拶できることは何事にも代えられない時間でした。

Family Dayが私たちに与えてくれたのは、ヴイエムウェアを支えてくれている社員と家族が、大きなコミュニティとしてともに同じ空間で豊かな時間を共有し、その思い出とともに家族の絆を強くしていく、ということに他なりません。それが結果的にお父さんやお母さんの地位向上に少しでも貢献するなら、こんなに嬉しいことはありません。
私たちは、この誇りを持てるカルチャーと、自主性を重んじる社風を、これからもずっと守り続けていきたいと思っています。

宝探しゲームのキャラクター ZUNA