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本稿は 2021 年 9 月 24 日に VMware Blog のブログに投稿された「 VMware Ranked #1 in Cloud-First WAN Use Case in 2021 Gartner Critical Capabilities for WAN Edge Infrastructure Report 」の抄訳です。
投稿者:チャド・スキッパー(Chad Skipper)
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今週初めに、VMware が Gartner® の 2021 年マジック クアドラント™ WAN エッジ インフラストラクチャ部門で 4 年続けてリーダーに選出されたことをブログでお伝えしました。今回は、VMware が「2021 Gartner Critical Capabilities™ for WAN Edge Infrastructure」レポートで高い評価を獲得していることを改めてお知らせいたします。こちらをクリックするとレポートをダウンロードできます。
VMware は、クラウドファースト WAN のユースケースにおいて 18 社のベンダーのなかでもっとも高いスコアを獲得しました。これは、変化し続ける WAN エッジに企業が適切に対応するうえで、クラウドへの移行が現在も将来も極めて重要であるという弊社の考え方を反映したものです。
「2021 Gartner Critical Capabilities for WAN Edge Infrastructure」レポートのユースケースは、次のとおりです。
- セキュリティ重視の WAN(VMware は 5 点中 4.24 点を獲得)
- クラウドファースト WAN(5 点中 4.25 点)
- テレワーク(5 点中 4.18 点)
- 小規模拠点 WAN(5 点中 4.36 点)
- 大規模グローバル WAN(5 点中 4.35 点)
WAN エッジの強固なセキュリティ
企業の従業員があらゆる場所で仕事ができるようになると、従業員やアプリケーションが実際に存在している場所に関係なく、エンタープライズ ネットワークには強固なセキュリティと超低遅延が必要になります。このため、セキュリティ スタックとアプリケーションをクラウドに移行し、ユーザーとソフトウェアの距離を縮めてすばやくアクセスできる仕組みを構築することが重要になります。
VMware はセキュリティ機能に大規模な投資を行った結果、本年度の「セキュリティ重視の WAN」のカテゴリでリーダーに位置付けられました。これは、Secure Access Service Edge(SASE)の「セキュア」コンポーネントに対する弊社のコミットメントを表しています。
VMware SD-WAN™ は、クラウドホスト型のサービスとして提供されるクラウド ネットワークとクラウド セキュリティを統合する VMware SASE™ のコンポーネントです。これにより、ユーザーはどこにいても、あらゆるクラウド上のアプリケーションに、高い信頼性、安全性、および効率性を維持しながらアクセスできます。また、ユーザーとインフラストラクチャを内部および外部の脅威から保護できます。
未来の働き方と WAN エッジの将来像
Gartner は Critical Capabilities レポートで、WAN エッジ市場について次のような予測を示しています。
- 「2025 年までに、購入される SD-WAN の 50% が単一ベンダーの SASE ソリューションの一部に含まれるようになる」
- VMware SASE は、VMware SASE Point of Presence(PoP)に展開された将来の変化に対応可能な使いやすい単一のプラットフォームで SASE スタック全体を提供する包括的なソリューションです。150 を超える SASE PoP が、VMware と弊社のパートナーによって提供されており、世界の主要都市の 85% で 10 ms 未満の応答時間が達成されています。
- 「2025 年までに、SD-WAN を導入している企業の 40% が人工知能(AI)の機能を利用して導入後の運用を自動化するようになる」
- VMware Edge Network Intelligence は AIOps ソリューションで、これを利用することで、IT 部門はネットワーク上の IoT デバイスやエンドユーザー デバイスを可視化し、同時に分析できるようになります。従業員が場所を選ばない働き方をする環境では、Edge Network Intelligence を利用することで、従業員や IT 部門がネットワークの問題の根本原因をすばやく特定できるようになります。
- 「2024 年までに、企業の 35% が同じ管理コンソールを使用して拠点とリモート ワーカーのネットワーク アクセスを管理するようになる」
- VMware SASE は VMware Orchestrator を介して単一のインターフェイスで管理され、単一スタックのソリューションに単一の管理画面からアクセスでき、WAN エッジでのエンタープライズ セキュリティとネットワークのニーズに一括して対応します。
詳しくはこちら
- 「2021 Gartner Critical Capabilities for WAN Edge Infrastructure」レポートにアクセスする(無償)
- VMware の プレス リリースを読む
- VMware のエッジに関するビジョンの詳細について、VMworld 2021 でのサンジェイ・ウパールのソリューション基調講演「分散型エンタープライズ エッジの未来はサービス プロバイダーが握る」を参照する
- 『Journey into the World of SASE』(SASE の概要、SASE が重要である理由、VMware SASE の機能について説明した技術解説書)をダウンロードする
- VMware SASE Web サイトを見る
Gartner の引用と開示
Gartner、Critical Capabilities for WAN Edge Infrastructure、Jonathan Forest、Andrew Lerner、Naresh Singh、Evan Zeng、2021 年 9 月 20 日
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