Workspace ONE デジタル ワークスペース

Workspace ONE で従業員エクスペリエンスのライフサイクルを実現することが有益な理由

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本稿は 2023 年 3 月 31 日に VMware Blog のブログに投稿された「Why it pays to deliver your employee experience lifecycle with Workspace ONE」の抄訳です。

投稿者:クリス・デュハースト、ブライアン・ヴェスト(Chris DewhirstBryan Vest)

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企業は、採用から退職に至るまで、従業員の生活を支える役割を果たすことが求められ、従業員ライフサイクルに対する計画は不可欠です。しかし、ここ数年のリモートワークの増加により、優れた従業員体験とデジタル従業員体験(DEX)を維持することに特有の課題が生じています。

福利厚生利用の障壁が高い状況やワークライフバランスの問題などは、従業員に離反感を与えることになり、その結果生産性の低下、多くの従業員の病欠、士気の低下など、これらの要素が引き起こされます。

Workspace ONEは従業員が快適に業務しやすい環境の提供、円滑な従業員体験を提供するための支援をします。

 

◆人材採用:成功を引き寄せ、最高のパフォーマンスを得る

人材採用は時間とリソースを要する活動ですが、適切に対処することで優れた人材を引き寄せることができます。応募者は面接を通じて、自己に期待される働き方を把握します。そのため、歓迎の雰囲気や、公正さと信頼性を確保することが契約締結の重要な要素となります。以前のブログで紹介したWorkspace ONE Intelligenceを活用し、従業員の意見を収集することが重要です。不十分な採用プロセスは、優れた人材を逃す原因となります。採用が上手くいかないと企業には大きな損失が平均の採用コストより4,000ドル~20,000ドルも高くなる可能性があると言われています。

 

スムーズなスタート:内定者が署名後に取るべき次のステップ

内定を承諾した候補者をサポートするために、どのような手続きが必要でしょうか? VMware Workspace ONE Intelligent Hubを活用することで、新入社員は入社前に、新しい会社とほぼリアルタイムでつながり、企業説明や業務に関することを事前に知ることができます。入社手続きのドキュメントを送信、企業説明のビデオを提供など、Webブラウザ上で全てを実行することで、新入社員は初日から業務を開始する準備を整えることができます。

 

・シームレスな始まり:新入社員のオンボーディングをスムーズに

新入社員の採用後、オンボーディングプロセスは会社で働く最初の印象を与えます。そのため、長くてストレスの多い複雑な手続きではなく、スムーズなオンボーディングプロセスが非常に重要です。オンボーディングがスムーズに進まなければ、悪い結果を招く可能性もあります。Workspace ONE Intelligent Hubは、新入社員の入社初日から生産性を向上のためのITツールを提供すること可能です。

例えば、従来のように設定やセットアップに時間を費やす必要がなくなります。新入社員は、スムーズに組織に参加することができ初日から業務に集中することができます。

Intelligent Hubにログインすると、簡単に日々の業務に必要なアプリにどのデバイスでもどのアプリでもからでもアクセスできます。

社内の同僚を検索して、連絡を取ることが非常に簡単にでき、また人事部、事業部、IT部門と連絡を取ることで、オンボーディング体験を大幅に向上させ、新入社員が社内の繋がりを感じることができます。

当社のソフトウェアは、入社直後から一人ひとりに最適化された手続きが提供され、新入社員は自身の能力を最大限に活かせる環境でスタートすることができます。

 

・必要な時に必要なヘルプを提供する(IT)

従業員が業務ツールに問題を抱えている場合、Workspace ONE Assistを活用して、ITとヘルプデスクチームは、問題のサポートやトレーニングをリアルタイムで提供することが可能です。これによりトラブル時間を最小限に抑え、従業員が仕事に集中できるようサポートします。

デバイスにはさまざまな管理タイプがありますが、このブログの様にWorkspace ONEでは、従業員が個人のデバイスを使用している場合や、企業所有のデバイスを使用している場合など、さまざまなデバイスの管理ができます。BYOデバイスに関するWorkspace ONE Assisについての詳細は、こちらをご確認ください。

 

社員の定着と育成

従業員は自分の成果が適切に評価されていると感じると、組織の成功のためにより一層の努力をすることがわかっています。しかし、従業員が「適切に評価されている」と感じるための確固たる方法はありません。企業は従業員一人ひとりの価値を理解しながらも成長を促進する必要性があります。私たちはそんなチームの声なき声を感じられるような個別のサポートを支援します。

従業員が職務を変更する場合、新しい職務に合わせてデバイスに新しいアプリケーションを提供します。コーポレート・コミュニケーションでは、従業員とのつながりを確立し、定期的に従業員の感情を収集することができます。さらに、アプリ内の「カスタムタブ」を使用することで、イントラネットに接続し、従業員が組織との強い結びつきを持つようにしています。

Workspace ONEをご利用中のお客様には、このTech Zoneの記事で、簡単に始める方法をご紹介しています。

 

異動・退社のデータリスク

従業員が転職を決意した場合、退社プロセスをスムーズにすることも重要です。たとえば、退職面談で指摘された問題に対処することで、今後の従業員経験を向上させることができます。

従業員の離職にはデータセキュリティのリスクも伴いますが、堅牢なオフボーディングプロセスによってこれを軽減することができます。当社のソフトウェアは、新入社員にビジネスリソースへのアクセスを許可する前に、その社員のデバイスとアプリの検証を制御することで、プライバシーを保護します。

 

素晴らしい従業員体験を提供する方法                                                                         

優れた従業員体験は、迅速な生産性向上をもたらすことができます。それを始めるのは難しいことではありません。適切なデジタル従業員体験管理ツールがあれば、従業員を円滑にサポートすることができます。

詳細については、VMware Experience Solutions チーム([email protected])までお問い合わせください。詳細については、ソリューションのページ、”Digital Employee Experience(DEX)とは?“をご覧ください。