こんにちは。VMware グローバルサポート Newsletter 担当者です。
トラブル発生時にサポートの回答を待たずに解決策を知りたい、そんなことありませんか?
それを実現するのが VMware Skyline Health Diagnostics (SHD) です。 SHD はトラブル発生時に早期の事象解消に導く、ブラウザベースでのログ解析を提供し、解析結果および推奨される解決策を実施することでシステム全体のダウンタイムを低下させることが可能になります。
インストールは無償のアプライアンスをデプロイするのみです!!
それでは、どのように動くのかより詳細な流れを見ていきましょう。
[Step1] ログバンドルのアップロード、解析
SHD はインターネット接続なしで稼働可能なアプライアンスです。操作は全てブラウザベースで提供しており、数回のクリックのみでログバンドルの自動解析を実現します。ログバンドルの解析は SHD に接続されている vCenter Server 配下の弊社製品からログ取得、解析までワンストップで実施する方法と、お客様が製品からダウンロードしたログバンドルを SHD にアップロードし、解析する方法があります。いずれの方法においても弊社製品をご利用する上で発生した事象の自動解析を実現できます。
下図はすでに採取したログバンドルをアップロードしている様子です。
[Step2] 解析結果の確認
ログバンドルの解析を完了させると事象の解析結果をレポート形式で確認することが出来ます。レポートは概要、対応策や KB リンク、詳細な解析内容から構成されます。出力されたレポートからご希望の解析内容を確認することにより事象解消を試みることが可能です。
下図は PSOD(Purple Screen of Death) が発生した ESXi ホストのログバンドルを解析した結果です。
現在の対応製品はESXi 6.5, 6.7, 7.0, vCenter Server 6.5, 6.7, 7.0, vSAN 6.5, 6.7, 7.0,VMware Cloud Foundation 4.0, 4.1, 4.2, 4.3 です。
SHD の詳細につきましては下記、紹介動画、弊社公開ドキュメントから確認ください。