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【SE必見】最新版 vSphere を使おう!~簡単バージョンアップのご案内~vCenter Server 編
皆様、こんにちは。VMware山口です。 正常に動いている仮想環境に手を入れる(バージョンアップ)のはあまり気が進まないと思います。しかし新機能は使ってみたい。 今回は、そんな旧バージョン VMware vSphere (以降vSphere)をお使いの方が、vSphere の最新バージョンに移行するための簡単移行方法をご紹介します。 あまりに簡単で拍子抜けしてしまうかもしれませんが、それもまたサーバ仮想化の恩恵の一つです。 最新バーションを利用するメリットは第1回のこちらをご覧下さい。 公式のアップグレードの方法は、こちらをご参照ください。 公式のアップグレード方式は基本的にインプレースアップグレード(既存環境そのものをアップグレード)になります。 今回ご紹介するのは、名付けて” 頭据え替え移行 ”とでも呼びますでしょうか。 弊社のKBでも紹介されている方式を活用した移行方法となっています。 詳しくはこちらをご参照ください。 この移行のメリットは、新旧環境の平行稼働が可能で、仮想マシンを自分のタイミングで移行してみて、 問題があれば、簡単に戻せる点です。 逆にデメリットは、旧 VMware vCenter Server(以降vCenter)の リソースプールや HAなどの設定情報が引き継げない点ですがメリットにもある通り平行稼働できますので、前を参考にし、動きを確認しながら引き継げます。 また、同様にこれまで蓄積したパフォーマンスなどの統計情報が持ち運べないという点です。...