本日は、VMware Cloud Foundationをご導入いただいたJWA様の事例のご紹介です。
一般財団法人日本気象協会(以下、JWA)様は、気象・環境・エネルギー・防災分野でミッションクリティカルなサービスを提供するため、堅牢かつ可用性の高いインフラを必要とされています。
2008年からVMware基盤を中核に運用されてきましたが、既存ハードウェアの保守切れに伴い、約1000台の仮想マシンが稼働するサーバー群の刷新が必要となりました。
新たな環境では、データ量急増によるCPUやメモリのリソース不足の懸念に対処するとともに、ランサムウェア対策やバックアップの高度化、マイクロセグメンテーションの実装といった、潜在的な課題解決を検討。特に、サービス停止時間を短くし、迅速に復旧できる体制の確立を重要視されました。
既存環境からの無停止移行を見据え、オンプレミスのVMware Cloud Foundation (以下、VCF)、VMware Cloud on AWS、AWSネイティブクラウドの3案を比較検討。アセスメントの結果、物理サーバーのコア数課金となるオンプレミスのほうが、ハードウェア集約率の高いJWAの環境にコスト面でメリットが大きいことが明らかに。
また、IOPS性能を2倍にするvSAN Express Storage Architectureの提案や、VMware vDefendによるマイクロセグメンテーションを活用したランサムウェア対策など、既存環境を踏襲しない快適な環境づくりを提案したことから、手厚い支援が高く評価され、結果として、プライベートクラウド環境でのVCFへの移行を決断されました。
JWA様の事例詳細については以下のPDFをダウンロードの上、ご参照ください。