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アクションとインパクトの物語:VMware による 2022 年の ESG レポートの概要

この記事はキット・コルバートが執筆したブログの翻訳版です。

VMware は、環境、社会、ガバナンス(ESG)へのコミットメントについて常に言及し、ビジネス戦略からテクノロジーにいたるまで、あらゆる行動にこの観点を取り入れてきました。2020 年に発表した 2030 アジェンダでは、これからの 10 年に向けサステナビリティ、公平性、信頼性への意欲的な取り組みを表明しました。同様に重要な点として、成果に対する透明性確保についてもお約束しました。

これらを達成するために、2022 年の ESG レポートからハイライトをご紹介します。今年のレポートのテーマは「アクションの加速」です。レポートでは、将来達成される予定の計画や狙いだけでなく、より重要な、VMware が現在取り組んでいること、それがもたらすインパクトについても述べています。

毎年発表するこのレポートは、VMware の透明性を示すものです。ステークホルダー(従業員や顧客、サプライヤー、投資家、コミュニティ全般)に進捗状況を示すとともに、弊社自身にコミットメントへの責任を課すことを目的としています。リップサービスで済むのであれば、このような目標はどのような企業も掲げられます。しかし VMware を VMware たらしめるのは、行動と結果です。

VMware のステークホルダー、つまり従業員や顧客、サプライヤー、投資家、コミュニティ全般に進捗状況を示すとともに、弊社自身にコミットメントへの責任を課すことを目的としています。

2022 年の ESG レポートでは、2030 アジェンダの目標に向けた VMware のビジョン、戦略、進捗状況について詳述しています。さらにお客様の事例、先進的な ESG フレームワークに沿ったデータ、そして昨年からの進展について取り上げています。

VMware の ESG 担当副社長であるニコラ・アカット(Nicola Acutt)は最近のブログで、レポートからの気づきや数値について詳しく紹介してくれました。しかし今回は、私が特に重要だと感じた点にスポットライトを当てたいと思います。

  • VMware は、CarbonNeutral Company に再認定されました(2018 年以来の連続認定)。また、世界中の拠点とコロケーション データセンターを 2019 年以降 100% 再生可能エネルギーで稼働させています。
  • VMware Zero Carbon Committed プログラムに、Google、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Oracle、IBM など 30 以上の新パートナーを追加
  • 企業がインフラストラクチャ フットプリントを最小限に抑えてデータやアプリケーションを復旧できる、DRaaS をリリース
  • Green Software Foundation に加盟

 

公平性への取り組みの進展も、強く印象に残っています。

  • ヒューマン・ライツ・キャンペーン財団の企業平等指数で 5 回目の満点を獲得
  • Business Coalition for the Equality Act(平等法のための企業連合)に加盟。連邦法の下で保証される権利を LGBTQ にも保証することを支持
  • Disability Equality Index(DEI)により「2021 Best Place to Work(2021 年版もっとも働きやすい企業)」に選出

 

従業員、顧客、パートナー、業界全般から信頼を得るための取り組みも行いました。

  • Newsweek が初めて発表した「America’s Most Trusted Companies(米国で最も信頼される企業)」リストのソフトウェア/通信カテゴリーで 4 位を獲得
  • SE Labs から業界初となる NDR の AAA 評価を獲得
  • SE Labs の「Best Network Detection and Response Award(NDR 賞)」に選出
  • Forrester の「Leader in Endpoint Security Software as a Service(SaaS エンドポイント セキュリティ ソリューションのリーダー)」に選出
  • サプライチェーンにおいてサステナビリティ、ダイバーシティ、アクセシビリティに優先的に取り組むことを目指す VMware Responsible Sourcing™ プログラムをリリース

 

その他にも、以下のような受賞/選出にあずかりました。

  • America’s Most JUST Companies(米国でもっとも公正な企業)
  • America’s Most Responsible Companies(米国でもっとも責任感のある企業)
  • America’s Most Trusted Companies(米国でもっとも信頼される企業)
  • Barron 誌 100 Most Sustainable Companies(もっともサステナブルな企業 100 社)
  • Forbes 誌 Best Employers for Women(女性にとって最高の雇用者)
  • Glassdoor 社 Best Places to Work(もっとも働きやすい企業)

 

ここではあえて紹介しなかったデータや賞もあります。詳細は美しくデザインされたレポートをご自身でめくってお確かめください。すばらしいレポートを作成してくれた弊社の ESG チーム、そして ESG の取り組みに協力してくれたすべての社員に感謝します。このチームと VMware を本当に誇りに思っています。

今月開催の VMware Explore でも、ESG やサステナブルな製品のイノベーションについてセッションを行います。VMware Explore ESG Playlist をチェックして、ぜひご登録ください。

(訳注) 上記の VMware Explore (US) は終了しています。11/15-16 に開催される VMware Explore Japan では、サステナビリティに関連したセッションや Showcase の「より良い社会・職場環境に向けた取り組み」というブースで社会貢献やボランティア活動について紹介をしています。ぜひご登録して VMware Explore Japan にお越しください。

 

キット・コルバート(Kit Colbert)

キット・コルバートは、VMware の最高技術責任者(CTO)として、VMware のエンジニアリング部門全体の技術戦略、イノベーション、普及活動、SaaS トランスフォーメーションを推進しています。過去には、VMware においてクラウド担当 CTO、クラウドネイティブ アプリケーション事業部のゼネラルマネージャ、CTO などを務めました。