みなさま
こんにちは。VMwareの本田です。
今日のブログは、製品や技術情報ではなく、VMware AirWatchの国内における新たなユースケースをご紹介します。
既にご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、楽天コミュニケーションズ様が2月1日に民泊を中心とする宿泊事業運営者向けサービス「あんしんステイIoT」を発表されました。「あんしんステイIoT」は、最良のユーザー体験とセキュリティの強化を実現するため、タブレットを用いてチェックイン時の運営を遠隔で行ったり、スマートロックを用いて解錠することでチェックインを無人化したりするなどして宿泊事業における運用業務を大幅に効率化できるサービスです。そして、このサービスで利用するモバイル アプリケーションと端末の管理にVMware AirWatchを採用いただきました。
今回の採用では、AirWatchの提供する「キオスクモード」と呼ばれる機能を主に活用いただいています。この「キオスクモード」は、一般的なモバイル端末をキオスク端末として活用することで、コストの削減やセキュリティの強化などを実現することが可能なのです。では、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。主なメリットは以下の通りとなります。
- 「キオスクモード」により、当該サービス以外のタブレット操作を制限。宿泊者の個人情報を安全に管理
- 一般的なタブレット端末を情報サービス専用端末として利用できるため、専用端末を導入する必要がなく、設備投資にかかるコストを削減
- モバイル アプリケーションのバージョン管理や再インストールなどをリアルタイムかつリモートで管理可能。さまざまな場所に導入されたモバイル アプリケーションを常に最新の状態で運用することでセキュリティを強化
いかがでしょうか?
私としてはこれまでにない、非常に興味深いAirWatchのユースケースという印象を持ちました。
今後は、製品情報はもちろんのこと、国内外のAirWatchのユースケースや使用例を紹介していきたいと考えていますので、ぜひ参考にしていただければと存じます。