Horizon

VMware Horizon 7.6 What’s New.

皆様こんにちは。今回のEUC Blogでは、今月にリリースされたVMware Horizon 7.6 の新機能について紹介させていただきます。
 
VMware Horizon 7.6 新機能
VMware Horizon 7.6 の主な新機能を以下に紹介いたします。
 
・Horizon 7 Cloud Connector:
Horizon 7 on VMware Cloud on AWS ( Japan EUC Blog 「[Horizon 7.5 新機能] DaaSとは一味違う!? Horizon 7 on VMware Cloud on AWSとは」もご覧ください。) やオンプレミス上のHorizon 7 を包括的に管理するための接続コネクターとなります。 Horizon 7 Cloud ConnectorはPhoton アプライアンスとして提供され、 Horizon 7 on VMware Cloud on AWS および Horizon 7 のサブスクリプションライセンスを管理します。従来 Horizon Cloud 管理コンソールは、Horizon Cloud ホスト型Horizon Cloud on Microsoft Azure を管理しますが、これらに加えてHorizon 7 Cloud Connector によって、 Horizon 7 on VMware Cloud on AWS やオンプレミス上のHorizon 7も包括的に管理することが可能になります。

 
・Horizon 7 JMP for VMware Cloud on AWS (Tech プレビュー※):
Horizon 7 on VMware Cloud on AWS でJust-In-Time Management Platform (JMP) テクノロジー( Japan EUC Blog 「VMware Horizon 7.5新機能 HorizonコンソールとJMP(Just-In-Time Management Platform)統合ワークフロー」もご覧ください。)に含まれる Instant Clones 、 App VolumesUser Environment Manager の利用ができるようになります。Instant Clones によりAWS上の仮想デスクトップイメージディスク容量削減や仮想デスクトップイメージの高速展開が可能となります。

 
・自動スケールアップ Horizon 7 on VMware Cloud on AWS  (Tech プレビュー※):
Horizon 7 on VMware Cloud on AWS で上記 Instant ClonesとElastic DRSを組み合わせプールサイズの自動拡張ができるようになります。これによりピーク時はElastic DRS によってAWS上にホストを追加し、 Instant Clonesによって仮想デスクトップイメージの高速展開を行い迅速かつ伸縮自在なVDIの展開が可能となります。

 
・その他の新機能:
その他の新機能として、vSphere 6.5 U2対応、HTML5 管理コンソールのパフォーマンス改善などがあります。
 
・Windows 10 SAC (Semi-Annual Channel) アライメント:
Horizon Agent 7.6 より Windows 10 Version 1809をサポートしました。
Microsoftの Windows SAC (Semi-Annual Channel) 版リリースにVMware Horizon のサポートも連動する予定です。
詳細については、 Windows 10 Guest OS support FAQ for Horizon 7.x and 6.x をご覧ください。
 
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したVMware Horizon 7.6の新機能や詳細については、VMware Horizon 7 バージョン 7.6 リリースノートをご覧ください。
生産性とセキュリティを向上させるVDI基盤となるVMware Horizonは着実に進化しております。これまで、VMware Horizonの導入に踏み出せなかった方はこれを機にご利用を検討いただき、すでにご利用なされている方は最新の機能に触れていただければ幸いです。
 
(※)Tech プレビューとは:
フィードバックを収集するためにリリースされた機能 – 対象となるすべての顧客やすべてのAWS リージョンで利用できない可能性があります。この情報は情報提供のみを目的としており、いかなる契約にも組み込むことはできません。 「Tech プレビュー」の項目は「利用可能」になるという約束や義務はありません。