VMware Sakuraがスタートしてから間もなく10ヶ月が経とうとしています。これまで多くの方々にチャレンジいただき、受講生の累計はつい先日100名に達しました。受講された皆様はもとより、企画・運営面で貴重なアドバイスを頂戴した方々、社内ボランティアとしてサポートいただいたスタッフに心より御礼申し上げます。
VMware Sakuraには、一般的なビジネススキルの習得を目指す「デジタルスキルパス」と、ヴイエムウェアの資格取得を目指す「ハイブリッドパス」、「テクニカルパス」の計3コースが用意されています。この中で人気のあるコースは「デジタルスキルパス」と「ハイブリッドパス」の2コースです。
「デジタルスキルパス」は働くために必要となる基礎的な知識や能力を習得していただくためのベーシックなトレーニングプログラムで、「ハイブリッドパス」は、ITエンジニアに必要とされる基礎的な知識を幅広く習得し、さらにヴイエムウェアの製品知識を身に付けていただくことのできる内容となっています。いずれのコースもIT未経験の方もチャレンジいただけるので、多くの方に選択いただいている理由だと思います。
そして、コース内容の充実度に加えて非常に高い評価をいただいているのが、ヴイエムウェアの社員ボランティアたちによる手厚いサポート体制です。今回は、VMware Sakuraのサポートについて少し詳しくご紹介したいと思います。
気軽に相談できるカジュアル面談
VMware Sakuraでは、受講生のフォローアップのために、個別面談、問い合わせフォーム、ウェビナー、ワークショップなど、さまざまなサポート手段を用意しています。
そのなかでも、最も早く対応でき、かつ効果を発揮しやすいのが「個別面談」ですが、どんなことでも気軽にご相談いただけるよう、私たちはこれを「カジュアル面談」と呼んでいます。面談は、主にビデオ通話アプリを活用して受講生と直接お話ししています。
カジュアル面談でご相談いただく内容は様々です。ご参加直後に行っていただく初期設定の支援から、学習時間の確保や進捗遅れ、正社員を目指すことへの不安の解消、モチベーションの維持方法や様々なトラブルに対するアドバイスなど、幅広くサポートしています。何より、ビデオ通話を介してヴイエムウェアのスタッフの顔が見えるということが、学習プログラムに安心して臨んでいただける理由の1つではないかと感じています。
精神面でのサポートのほか、面談の場で個別のプログラム内容について質問をお受けした際には、普段は技術者として働いているスタッフたちが図を書いて分かりやすく説明するなど、学習をサポートする体制も整えています。
このように、ボランティアスタッフとさまざまなテーマをお話しいただくことで、ご自身のキャリアのために前に進むパワーを得ていただくことができるよう、取り組みを行っています。
カジュアル面談前のスタッフ打合せも和気あいあいと
実際にカジュアル面談を受けられた方からは「面談で元気が出ました!」と前向きな言葉をいただいています。受講者の方から、「子育てに専念していると、大人と話す機会が限られ、仕事から離れて何ヶ月も経つと徐々に自信が薄れていく」とお聞きすることもあります。 そうした皆様にとって、VMware Sakuraが社会とのつながりを感じていただけるようなコミュニティであると捉えていただけるようであれば嬉しいです。スキルの向上はもちろん重要ですが、それ以上に受講者の方が「自信を取り戻す」ということが、再就職の実現に向けて最も大切なことなのではないかと私たちは考えています。
将来的には共感パートナーとの強力な連携も
その他にもVMware Sakuraでは、受講者をサポートするプログラムをいくつか用意しています。
例えば、勉強時間を確保するために参考にしていただけるタイムマネジメントのワークショップを不定期に開催したり、「ハイブリッドパス」、「テクニカルパス」受講者向けにヴイエムウェアのソフトウェア・テクノロジーについて解説するウェビナーを隔週で実施したりするなど、受講者の学びをサポートしています。
また、少し進捗が遅れている方には、プレッシャーにならない程度に(ここが重要です!)メールでリマインダーを送らせていただくなど、1人でも多くの方が挫折せずに完走していただけるようにフォローアップを欠かさないようにしています。
さらに、最初の一歩を踏み出していただく時にも、私たちがお手伝いしています。
ITの基本を学んでいただく「デジタルスキルパス」の受講を検討されている方の中には、これまでデジタルツールに馴染みがなかった方も少なくありません。ご要望に応じて、最初の登録の段階から手厚くサポートさせていただくのでご安心ください。
技術ボランティアによるウェビナーの様子
また、VMware Sakuraのことをより多くの方に知っていただくための活動に力を入れて認知度の向上に努めています。特にVMware Sakuraの企画段階から様々なアドバイスをいただいているNPO法人ママワーク研究所様には、同法人のセミナーなどでVMware Sakuraについてご紹介いただいたり、共同でウェビナーを開催したりするなど、さまざまなご協力を仰いでいます。
さらにヴイエムウェアでは、VMware Sakuraに賛同いただいた企業の皆様に「共感パートナー」となっていただき、Sakuraの卒業生を正社員として受け入れていただけるような仕組みを構築していきたいと考えています。将来的にはこうした共感パートナーと強力に連携しながら、再就職を目指す女性の皆様を支援する大きなコミュニティへと発展させていくことができれば幸いです。
「いつかまた正社員として職場復帰を果たしたい!」と考えている皆様には、ぜひVMware Sakuraという新たなコミュニティに参加していただきたいと思います。VMware Sakuraのコースはオンラインで自習をしていただくため、自由度がある反面、自分1人でクリアしていかなければならず、不安になることもあると思います。そうした時に助け合うことができよう、私たちヴイエムウェアのボランティアスタッフが全力で支えます。
もちろん、学習プログラムはすべて無償で受講いただけます。終了後に有償のコースにお誘いしたり、製品を購入いただいたりといった義務などは一切ありません。あくまでヴイエムウェアが行っている社会貢献プログラムの一環です。
予算ゼロで受講できるという気軽さに加え、ヴイエムウェアには「再就職したい」と少しでも考えている方を支援したいと思っているメンバーがたくさん揃っています。参加いただいた方に自信を付けていただくために、メンバー全員が真剣に皆さんと向き合っています。
ご興味をお持ちの方はこちらのフォームよりお気軽にお問い合わせください。
卒業生のコメント
以下に、VMware Sakuraの「デジタルスキルパス」を修了された卒業生の方のコメントをご紹介します。
オンラインで学習できるVMware Sakuraは、子育て中で時間に追われ、融通が効きづらい私にとって、隙間時間を活用しながら学習を進められるので、とてもありがたい存在でした。
子育て中は行動範囲が狭くなりがちなので、学習を通して社会との繋がりを感じられることがとても新鮮で、ワクワクしながら学習を進めていました。これほどのプログラムを無償で提供してもらえるチャンスは他にはないと思っています。そして何よりも私の助けになったのは、さまざまな相談に乗ってもらえるカジュアル面談です。再就職に対して不安しかなかった私の背中を力強く押してもらえ、失っていた自信を取り戻すことができました。そのおかげで、再就職に向けて最初の一歩を踏み出していけたと、感謝の気持ちでいっぱいです。
VMware Sakura の詳細は、こちらをご覧ください
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