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vSAN Cormac Blog 〜 vSAN におけるオブジェクトとコンポーネントの考え方〜

本blogは VMware Storage Business UnitのCormac Hogan Blog の翻訳になります。VSANをより深く知っていただき活用していただく為、本記事の翻訳がお役に立てば幸いです。

vSANにおけるオブジェクトとコンポーネントの概念

VSANを理解する大事なポイントとして、”オブジェクト”と”コンポーネント”の理解が大切になってきます。
VSANに展開された仮想マシンは、4種類のオブジェクト(コンポーネントの集合体)が展開されます。

  • 仮想マシン ホーム or ”ネームスペース ディレクトリ”
  • スワップオブジェクト( 仮想マシンがPower on状態 )
  • 仮想ディスク / VMDK
  • スナップショット時のDelta-Disks(差分ディスク) それぞれの差分ディスクはオブジェクト

仮想マシンホームについて補足します。全ての仮想マシンファイル ( 仮想マシンディスク、差分、スワップファイル以外 ) については、VSANの仮想マシンホームに格納されています。.vmxファイル、 .logファイル、 .vmdk & snapshot差分ディスクリプタ等、仮想マシンホーム(VM Home)にあります。
コンポーネントは何でしょうか?
仮想マシンを展開するとオブジェクトがVSAN上に展開されます。コンポーネントはそのオブジェクトの枝のようなイメージです。
図1
例えばある仮想ディスクをVSAN上にRAID-0  / 2ストライプで展開すると、2の物理的なディスクに仮想マシンが展開されます。仮想ディスク = VMDK はオブジェクトです。そのオブジェクトに紐付いているストライプがコンポーネントとなります。
クラスタ内で1台のホスト障害に耐久性を持たせようとする設定は、 VMDK ( = オブジェクト) に対してRAID1、コンポーネントを2つのホストに配置することを意味します。ポリシー設定については、こちらを参照ください。
スナップショット作成時には差分ディスクが作成されます。この差分ディスクのポリシーは親Diskのポリシーを引き継ぎます。スワップオブジェクトは仮想マシンがPower onの時のみ作成されます。
VSANにおけるコンポーネント数の制限です。

    • コンポーネント数、ホストあたり 9000 ( VSAN 6.xの上限 )

詳細はVMware Virtual SAN™ 6.2 Design and Sizing Guideもご覧ください。
ホストあたりのコンポーネント数は電源オフの仮想マシンも含まれます。 VSAN はクラスタ内で均等にコンポーネントを分散するようにしていますが、多少のばらつきもあり得ます。VSANクラスタを展開する際、同じスペック / 設定のホストを準備しましょう。VSANクラスタをデザイン展開する際、コンポーネント数は十分考慮しましょう。
vSphere Web Clientでこの仮想マシンのVMホームネームスペースやVMDKのオブジェクト、コンポーネントをみることができます。こちらはそのサンプルです。この仮想マシンは一つのハードディスクを持っておりミラーされております。(異なるホストに配置されてますね!)
11.-Physical-Disk-Placement
原文:Understanding Objects and Components
VSAN Cormac Blog 日本語版 Index

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