AirWatchの基礎 第16回〜Device Enrollment Program(DEP)の利用〜
AirWatchの基礎 第16回〜Device Enrollment Program(DEP)の利用〜 皆さん こんにちは。 モバイルデバイスを企業で利用する際に、AirWatchを利用したEMMの必要性についてはこれまでのブログ記事でご理解されたのではないでしょうか?一旦、AirWatchへ登録してしまえば以降の作業は、AirWatch経由で行う事が出来て運用の簡素化を行う事が出来ますが、初期設定作業やキッティングについては、企業側でどのように行うか検討する必要があります。ここでいう初期設定作業やキッティングは、デバイスを梱包から空けて、初めて電源をいれた際の初期設定(言語設定/Wi-Fi接続/各種デバイス設定項目等)とその後、AirWatchまで登録(キッティング)を行い、利用出来る状態にする作業も含まれます。導入ベンダーに初期設定からキッティングをお願いする事が一般的かもしれませんが、自社ですべて実装する事を検討されている場合は、Apple Device Enrollment Program(DEP)を利用する事をご検討されてはいかがでしょうか? このブログでは、AirWatchでApple社が提供の Apple Device Enrollment Program(DEP)を利用し、初期設定からキッティングの連携についてご紹介いたします。 Apple Device Enrollment Program(DEP)とは iOSおよびmac OSデバイスを企業で利用する際に、Apple社から直接購入もしくはApple社正規販売店や通信事業者から購入する事で、デバイスを企業IDに紐づけ、管理された状態で出荷させる事が出来ます。これはApple Device Enrollment Program(DEP)と呼ばれており、ユーザは利用開始前にデバイスの直接操作を最小化し、自動的にデバイスをEMM(MDM)に登録させ、デバイスの管理を行う事が出来ます。AirWatchではDEPをサポートしており、ユーザの初期設定作業やキッティング作業工数を大幅に削減する事が出来ます。また、AirWatchのDEPに事前設定により、次の機能を有効化する事も出来ます。以下の設定は、DEPの利用でのみ提供出来る機能となります。 監視対象 (Apple...