ラーニング

VCIX認定取得・合宿体験記 (NTTデータ・フィナンシャルコア様)

みなさまこんにちは! VMware Educationチームです。

VMware Educationサービスでは、上級クラウドエンジニアに対し、VCAP/VCIX資格の取得を
目的とした合宿トレーニングを提供しています。
今回はこの合宿トレーニングにご参加いただき、見事VCIX認定となられました株式会社 NTT
データ・フィナンシャルコアの吉澤 稔様より、体験記を寄稿いただきました。

 


吉澤様バックグラウンド
現業務では、VMware製品群を利用したプライベートクラウドと、パブリッククラウドのSREを
しています。SREと言いながらハードウェアのキッティングや構築も自分たちでやる事が結構
あります。ちなみに、以前は組み込み系のプログラマをやっていた時代もあるので、我ながら
本当のフルスタックエンジニアだと自負しております(笑)

最近は情報発信にも力を入れていて、僭越ながらvExpertにも認定して頂きました。

 

NTT データ・フィナンシャルコア様のシステムについて
我々が扱っているインフラはミッションクリティカルな決済系システムで利用されているため、
インフラに求められる品質はとても高いです。その中でも、VMware社製品は堅牢に動くハイパー
バイザとして、大規模に利用しています。

 

なぜ、このコースを受講したのか?
以前からVCP-DCVまでは取得していたのですが、VCAPは英語の実技試験という事で雲の上の
存在の認識でした。そのため、当初は試験を受けるつもりも無く、合宿の存在も知りませんでした。
そんな中、NTTデータ社内のVMwareコミュニティ(NVAミーティング)の中で、VMware社員の
方からVCAP合宿の存在を教えてもらい、「合宿に参加すればひょっとしたら取得できるんじゃ
ないかな?」と考え、参加する事にしました。

 

 

実際に受講してみて
合宿に参加した他会社のエンジニアと一緒に、ラボ環境を利用した構築作業やトラブルシュー
ティングを行います。座学よりもハンズオンの時間が長いので、試験対策だけでなく実践的な
スキルを身に着けることができます。
vCenterからの操作だけだとスルーしがちな、内部の実装やプロセスの動き等も併せて深く
学べるような題材になっているため、実環境でのトラブルシューティングにも役立つと感じ
ました。また、グループワークで進めるというのもポイントです。今まで交流が無かった他会社
のエンジニアとの交流や、人脈形成もできました。
合宿終了後も定期的に情報交換等を行っており、これも合宿のベネフィットだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VCAP試験について

Deployは合宿参加後にHOLを使った復習を毎日のように実施しました。実際の試験環境もHOL
と同じインタフェースですので、実際の試験の練習にもなります。
HOLのインタフェースは少し特殊ですので、事前に操作に慣れておくだけでもアドバンテージです。
問題は全て英語ですが、わかりやすい表現でしたので英語ができない人も心配しなくて大丈夫だと
思います(私もできません)。
DesignはVMwareの公式ブログやマニュアルをとにかく読み込みました。
実は私の場合、1度不合格になり、2回目の受験で合格しているのですが、不合格の場合は不正解
だった項目がスコアレポートで出てくるので、その部分について集中的に情報を調べることで、
2回目の受験で合格できたと考えています。
なお、正解はあくまでVMwareが正式に推奨している構成なので、普段の業務中の感覚だけで答えて
しまうと、不正解になる事もあります。しかしながら、推奨構成を知ることで、現行システム構成
の良くないところを把握することもでき、改善活動に活かすこともできました。

 

VMware Educationサービスに対する今後の期待
今後はVMC on AWSを初めとするパブリッククラウドとの連携や利用も増えていき、VMware製品
だけでなくマネージドサービスを含めたより幅広く深い知識が必要になると考えています。
私は今まさに独学でやっており、日々辛い思いをしているので、このあたりを体系的にカバーして
くれるトレーニング等ができると良いかなと思っています。


≪VMware Educationチームより≫
ご自身の業務、会社の方針でVCIX認定が不可欠な方、スキルアップや腕試しとして
チャレンジしたい方、理由はそれぞれお有りだと思いますが、是非この有意義な
トレーニングコースをご活用ください。