日本ヒューレット・パッカード株式会社の中川明美です。
VMware社が提供するeラーニング (On-Demand) コースに販売商品として興味を持ち、
今回On-Demandコースをとことんやってみました!
「受講する立場」で、そして「販売する立場」でどうなの?という目線でレポートします。
第一回:ところでOn-Demand (eラーニング) ってどうなの?①
本題に入る前に、なぜOn-Demandコースに興味を持ったのか?をお伝えします。
最近の教育コンテンツはデジタル化されているものが多いですね。私自身も、ITでは
ないのですが、スマートフォンに学習アプリをインストールし、空いた時間を利用して
勉強しています。ゲーム感覚で学習アプリを楽しんでます。学習スタイルが変わって
きましたね。
将来的にはVRで受講も当たり前になりますね。今後のマーケットを考えると教育業界の
デジタル化推進も避けられないと考えています。
日本人はクラスルーム形式を好まれる方が多いのですが、今や学生はデジタルコンテンツを
使用した学習スタイルに慣れていますね。今後のマーケットを意識して、このたびOn-Demand
コースをとことんやって (検証して) みました。
現在VMware社では、クラスルーム以外に次の2形式で受講することもできます。
On-Demandコースはeラーニング、Live OnlineコースはWebEXを使用してリモートでクラス
ルームに参加します。他にLearning Zoneがあります。
お伺いしたところ、クラスルームは1日で、後はLearning Zoneで受講というお客様もいらっ
しゃるそうです。学習スタイルが柔軟になってきましたね。選択肢が増えるのは良いことです。
ご興味のある方は、VMware教育サービスにお尋ねください。
では、1回目の「On-Demand (eラーニング) ってどうなの?」を始めましょう。
端的に言えば、Labのパフォーマンス以外はよい!
WindowsやLinuxの管理運用経験が2-3年以上ある方にはお勧めできると思います。プラスして、
ドライバやHBAと聞いて何を指しているかがわかるほどの物理ハードウェアの知識を持ち合わ
せていればなおよし、です。
WindowsやLinuxの管理運用経験が半年前後の方は、用語の意味を理解するところから始まると
思いますから、特定の用語をわかりやすい言葉に置き換えてくれるインストラクターがいる
クラスルームをお勧めします。
◆コース受講完了までのStep◆
On-Demandコースは次の順番で進めます。
On-Demandコースには、内容を理解しているかを確認するために、理解度チェックやAssessment
が提供されています。詳細は順次ご紹介します。
クラスルームの場合、インストラクターのわかりやすい説明によってなんとなく理解した気に
なってしまいますから、理解度を確認するStepがあるのはよいですね。元認定インストラクター
の立場で言うと、理解度チェックやAssessmentはよい問題です。ここは理解しておくべきポイント
というのがわかります!
◆コースを開始するには◆
On-Demandコースの購入後、次の内容のメールが送られます。
myLearnにログインし、myEnrollmentsを選択します。myEnrollmentsのSubscriptionsで購入した
On-Demandコースをクリックします。
◆On-Demandコースのダッシュボード◆
下図が最初に表示される画面です。赤枠が「機能の解説」、緑枠が「Lab」に進めるリンク
文字列です。
<Tips>
各Moduleの機能の説明を受講した後にLabを実施するなら、Lab画面と切り替えられるように、
ダッシュボード画面で新しいタブで開くことをお勧めします。
◆機能解説画面◆
左のメニューから、各モジュールの項目を選択し、「Launch」をクリックし、進めます。
Launchをクリックすると、表示されるのが次の画面です。残念ながら、流れてくる言語は英語です。
左のタブを「Notes」に変えると、英語の音声の日本語訳が表示されます。日本語の音声が待たれ
ますね。私はヒアリングの練習になるとプラスに考えることにしました。一気に英語音声が流れて
くると追いつけず、日本語訳をひたすら読んでいましたが(笑)
◆理解度チェック◆
モジュール内で、理解度を確認するための問題が出題されます。
◆Module Assessment◆
Moduleの解説を確認した (またはLabを終えた) 後、Assessmentを実施します。
左のメニューから、Assessmentを選択します。正解率80%以上でPassします。
このAssessmentはなかなか難しいです。機能解説をしっかり読まないと正解できません(笑)
続きは2回目で!
2回目は機能説明の内容、Final Course Assessment、Virtual Labについてです。
シリーズバックナンバー
第一回:ところでOn-Demand (eラーニング) ってどうなの?①
第二回:ところでOn-Demand (eラーニング) ってどうなの?②
第三回:私がOn-Demand (eラーニング) を提案するならば