経費精算システム「楽楽精算」をはじめとする「楽楽クラウド」シリーズを展開し、企業の業務効率化を支援する株式会社ラクス様。今回はVMware vSphere Kubernetes Service(VKS)を活用した事例をご紹介いたします。
同社では主要SaaSの安定稼働とコスト効率を重視し、VMware vSphere®とVMware vSAN™を軸としたHCI環境でサービス基盤を運用してきました。しかし、複数サービスを連携させる「共通API基盤」の構築プロジェクトにおいて、アプリケーション開発チームの迅速なリリースを支えるコンテナ環境の導入が求められる一方、インフラエンジニアの新たな学習負荷や運用体制の分断、別建て基盤によるコスト増が課題となっていました。この「コンテナ導入に伴う運用負荷とコストの壁」を打破したのが、既存の仮想基盤上でKubernetesを一体的に管理・運用できるVKSの採用です。
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追加ハードウェア投資ゼロ&採用決定から「約6か月」で本番稼働
既存のHCI環境をそのまま活用できたため、Kubernetes専用の追加ハードウェア投資を発生させずにスタート。通常なら調査・検証に1〜2年を要する新規技術の導入を、採用決定からわずか半年あまりで本番稼働へと導きました。
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既存の知見を活かしたストレージ連携と運用の標準化
Kubernetes標準のマニフェスト(PVC等)を通じ、既存のvSANストレージポリシーと連携した動的な領域割り当てを実現。これまでのVMware運用手順や知識の延長線上でコンテナの永続ボリュームを管理でき、運用の分断やエンジニアの学習コストを最小限に抑えています。
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リリース所要時間を「数時間」から「約10分」へ大幅短縮
コンテナ基盤の整備により、アプリケーションの改修モジュールリリースにかかる準備時間が数時間から約10分へと劇的に短縮。仮想基盤とコンテナ基盤を一体的に運用しながら、CI/CDの円滑化と開発生産性の向上を両立させています。
事例詳細については以下のPDFをご参照ください。