ラーニング

現役VCIがオンデマンド形式でVMware公式トレーニングを受けてみた – (2) 《トレーニングコース用ラボ操作編》

前回の記事をご覧になりたい場合は、こちらからアクセスください。


皆様こんにちは、Dell Technologies Education Servicesシニア テクニカルインストラクター
坂井 大和です。

前回に続き、シリーズ“現役VCIがオンデマンド形式でVMware公式トレーニングを受けてみた”
という事で、今回は“トレーニングコース用ラボ操作編”です。

 

まずこちらがラボの画面です。完全にVMware ハンズオンラボそのものです。

これまでに一度でも VMware ハンズオンラボの操作経験がある方はとても馴染み深い
画面ですね。しかしながらいくつかの点で通常のハンズオンラボとは異なるポイントが
ありますのでご紹介致します。

 

<通常の VMware ハンズオンラボとの違い>

  1. vCenter ServerやESXiホストのコンソールにアクセスが可能(画面左サイド)
  2. ラボのトポロジ確認が可能
  3. ラボの操作手順のお手本確認として、ビデオガイドが準備されている
  4. ラボ環境上でのトラブルについてはチャットサポート有り

 

それでは、上記の違いについて1つずつ見ていきましょう。

1. vCenter ServerやESXiホストのコンソールにアクセスが可能
(画面左サイド)

こちらについては下図にある通り、操作対象のアイコンをクリックすることで操作対象を変更
する事が可能です。このメニューを使う事で、対象ホストやvCenter Serverの再起動なども
可能です。

2. ラボのトポロジ確認が可能

下図にあるように、画面内右上の“その他のオプション”より、“ネットワーク トポロジ”を
クリックする事で、ラボの全体像を把握する事が出来ます。

 

こちらは実際に”VMware NSX 6.4 Install, Configure, Manage”コースのラボのトポロジ図を表示した
様子です。各ホストのIPアドレスも表示されるため、視覚的に操作のイメージがしやすくなります。

 

3. ラボの操作手順のお手本確認として、ビデオガイドが準備されている

対面式の講義とは異なり、操作についてわからないことがあった場合誰に尋ねれば良いで
しょうか?オンデマンド形式のラボでは、操作例をビデオで確認する事が可能です。
画面サイドのテキストの箇所内に“GuideMe”と記述された箇所が以下のようにありますので、
クリックすることで、操作例の動画を閲覧出来ます。

 

4. ラボ環境上でのトラブルについてはチャットサポート有り

ラボ内の右下にあるチャットアイコンをクリックすると、以下のようにチャットウィンドウ
が表示され、サポートスタッフと会話が出来ます。
※なお、英語でのサポートとなる模様です。

 

また上記以外にもいくつか環境に対するいくつかのアドバイスをまとめました。
これらの点も通常のVMware ハンズオンラボとは異なりますのでご注意ください。

 

<アドバイス>

  • 一定時間操作をしないとタイムアウトされ、その後各仮想マシンが自動的にパワーオフ
    されます。
  • 仮想マシン以外にもvCenter Serverなどもシャットダウン状態から復帰しますので、
    vSphere Web ClientなどのGUIへのアクセスの際に、初期化動作により待ち時間が発生します。
  • 解像度の最大値は、1280*800です。(VMware NSX の科目では、コマンドプロンプトを
    複数展開する必要がありましたので、ちょっと大変でした)

    • 試しにチャットで質問をしてみましたが、解像度のサイズは1280*800でした。

 

 

以上となります。
本環境は30日間利用し放題ですが、一部の仕様が通常のハンズオンラボとは異なりますので、
是非オンデマンドコースを選択される前にご一読されると幸いです。