VMware vSphere 5 がリリースされてから、7 ヶ月以上が経ちました。vSphere 5 は、約 200 の新機能と改善を含んでおり、リリース後にお客様からいただいた vSphere 5 へのフィードバックは大変ポジティブなものです。
先日、1200 人を超える VMware のベータ カスタマおよびパートナーに対し TechValidate 社が行った、vSphere 5 に関するユーザ調査結果が公開されました。本日のエントリでは、そこからいくつか興味深いデータを紹介したいと思います。
- 回答者の 70% は、vSphere 5 をダウンロードして展開済みであり、vSphere 5 の新しい機能を利用されています。
- 上記の回答者のうち 82% は、vSphere 5 を用いて、ビジネス クリティカルなワークロードやアプリケーションを仮想化しています。vSphere 5 は、優れた可用性の機能を持ち、お客様が自信を持ってビジネス クリティカル アプリケーションを仮想化できるように設計されています。お客様やパートナーは、vSphere の可用性の機能に大変満足しており、各機能の利用率も非常に高いものとなっています: vMotion (92%)、High Availability (87%)、Storage vMotion (68%)。
- vSphere 5 の重要な改善事項の 1 つは、先進的な自動化機能です。vSphere 5 を使えば、データセンターのリソース管理を自動化することができるため、お客様やパートナーはビジネス ニーズにより迅速に対応し、運用コストを削減することが可能になります。vSphere 5 を利用している回答者の 70% 以上が vSphere 5 で運用コストの削減を実現できたと答えています。
- vSphere 5 の他の改善事項としては、ストレージ管理の簡素化、負荷分散の自動化など、ストレージ機能の強化が挙げられます。vSphere 5 を利用している回答者の 80% が、VMFS 5 にアップグレード済みであり、増強されたスケーラビリティやファイルシステム性能を実現しています。また、52% が Storage DRS を利用しており、ストレージ リソース間での仮想マシンの配置と負荷分散を自動化しています。 ビジネス ニーズに基づいた優先度を仮想マシンごとに設定する Storage IO Control や、要件に基づいたストレージ プロビジョニングを簡素化する Profile-Driven Storage などの機能においても、利用者が大きく増加しています。
TechValidate 社の完全なレポートは、こちらで読むことができますので、ぜひご覧になっていただければ幸いです。