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新しい VCP バーションは 西暦 2019 で

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先月に公式ブログでも発表されましたが、VCP のバージョンは西暦年にてリリースされました。従来のように、関連する製品のバージョンではなくなりました。全てのソリューショントラック (DCV, DTM, NV, CMA, DW) にて、VCP 2019 バージョンがリリース済みとなっております。詳細については下記の公式ブログをご確認ください。

 

It’s January…time for the new 2019 VCP certifications!
https://blogs.vmware.com/education/2019/01/03/its-januarytime-for-the-new-2019-vcp-certifications/

 

The VCP 2019 Certifications Are Here!
https://blogs.vmware.com/education/2019/01/23/the-vcp-2019-certifications-are-here/

 

上記の情報に追加して、最近受けました問い合わせをベースに、視覚化した情報も含めてお伝えします。

 

ポイントとしては;
– VCP バージョンは西暦年になり、従来の製品バージョンではなくなりました
– 試験のバージョンは VCP バージョンそのままではなく、製品名とそのバージョンを含むものとなります
– どの VCP バージョンを取得するかは、「どの」試験に合格したかだけでなく、「いつ」試験に合格したも影響します

 

下記は VCP-DCV のバージョンの例です。

 

今回のアナウンス前までは、どの VCP バージョンを取得するかは、「どの」試験に合格するかが重要でした。例えば、 VCP6-DCV 試験に合格すれば、VCP6-DCV 資格を取得します。VCP6.5-DCV 試験に合格すれば、VCP6.5-DCV 資格を取得します、という具合です。

 

公式にアナウンスもあったとおり 、今年の 2019 年 1 月 16 日以降は、VCP6.5-DCV 試験または Professional vSphere 6.7 試験 (1 月 24 日に新しくリリース) のどちらかに合格すると、VCP-DCV 2019 資格を取得できます。VCP6.5-DCV 試験は、もともとは VCP6.5-DCV 資格を取得するためのものでしたが、現在は VCP-DCV 2019 資格を取得するための試験となりました。もし VCP6.5-DCV 試験が今後 2019 年のどこかでリタイアした場合、vSphere 6.7 試験が VCP-DCV 2019 資格を取得可能な唯一の試験になります。

 

来年 2020 年でも同様の考え方になります。 2020 年 1 月には、 vSphere 6.7 試験は 新しい VCP-DCV 2020 資格を取得する試験として使用できます。VCP-DCV 2019 を取得するための試験ではなく、です。更に、 新しい vSphere 7.0 (例) 試験のリリースが 2020 年 1 月に行われる予定で、その試験を使用しても VCP-DCV 2020 を取得することが可能です。もし vSphere 6.7 試験が今後 2020 年のどこかでリタイアした場合、vSphere 7.0 試験が VCP-DCV 2020 資格を取得可能な唯一の試験になります。

 

全体的なスケジュールは以下のようなイメージになります。使用されている日付、製品や試験のバージョンは、あくまで例ですのでご注意ください。

 

上記の公式アナウンス内にもあるとおり、現在のポリシーとしては、新しい試験のリリースがされた 4 ヶ月後には、古いバージョンの試験はリタイアされる予定です(仮)。今後の VCP 試験のリタイアのアナウンスにもご注意頂ければと思います。古い VCP の試験は、リタイアされるまでであれば新しい VCP を取得する試験として使用できます。

 

こちらについては VCP-DCV のソリューショントラックのみでなく、他の DTM、NV、CMA、そして DW でも同様です。ただし、他のソリューショントラックではまだ新しい VCP 2019 試験はリリースされていません。上記の公式アナウンス内の、他のソリューショントラックの今後の試験リリース予定をご参照ください。

 

それではまた次回!

(上記のパスや要件については、2019 年 2 月 4 日現在の情報です。予告なしに変更される場合がありますので、予めご了承ください。)