(本記事は、クラウドパートナー様向けの内容となり、下記の抄訳版となります)
(https://blogs.vmware.com/cloudprovider/2021/11/usage-meter-auto-reporting-updates-and-support-policy-changes.html)
はじめに
vCloud Usage Meter(Usage Meter) 3.6.1 が 20217月末にGeneral Support 終了になったことに伴い、パートナーの皆様は Usage Meter 4.x をご利用頂く必要があります。この記事の執筆時点で、使用がサポートされるバージョンは、1ヶ月以内にリリースが予定されているバージョン 4.5 と 4.4 のみとなります。これはサービスを維持し、必要な機能を提供するために行われるアップデートとなります。
変更点について
変更は下記の3点になります。
- Usage Meter 3.6.1 による 自動レポートの終了
- Usage Meter 4.1 と 4.2 によるレポートのまもなくのサポート終了
- Usage Meterのサポートポリシーとライフサイクルの変更
Usage Meter 3.6.1 による 自動レポートの終了
Usage Meter 3.6.1 の General Support 終了に伴い、Usage Insight 側の古いコンポーネントを整理するため、Usage Meter 3.6.1 により集計された情報は自動レポートによりVMware Commerce Portal(Commerce Portal) に連携されなくなりました。
- Q. 3.6.1 をまだ使用しているパートナーへの影響は?
上記は、3.6.1を利用かつ、自動レポートを利用しているパートナーに影響します。Usage Meter 3.6.1 は引き続きバンドルベースのレポートを生成でき、パートナーは詳細を手動で集計して、Commerce Portal で毎月の請求注文を送信できます。ただし、2022年5月にCommerce Portalから旧バンドル SKU が完全に削除されます。この時点で、Usage Meter 3.6.1 は Monthly Billing Order SKU と互換性が無くなります。
- Q. 3.6.1 を利用しているパートナーはどのようなアクションをとるべきですか?
次のステップを直ぐに進めていただくよう、お願いいたします。
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- Usage Meter 4.4 アプライアンスのダウンロード
- 3.6.1 を置き換えるための新しい Usage Meter 4.4 のデプロイ
- Usage Meter 4.4 をテストモードで登録
- Usage Meter 4.4 に課金対象の vCenter 等を手動で登録するか、移行スクリプトを利用しての構成情報の移行
- 翌月、Usage Meter 4.4 の本番モードへの変更
Usage Meter 4.1 と 4.2 によるレポートのまもなくのサポート終了
Usage Meter 4.1/4.2 のGeneral Support 終了に伴い、当該バージョンを利用した、管理、処理、レポートは行えなくなります。この処理は、2021年12月5日に停止します。
- Q. これは、4.1/4.2 を利用しているパートナーにどのように影響しますか?
Usage Meter 4.x の場合、すべての処理とレポートの生成はクラウド(Usage Insight) で行われます。当該バージョンを利用しているパートナーは、まもなく自動レポートが行えなくなります。レポートが生成されないため、Commerce Portal側にも情報が連携されません。
- Q. 4.1/4.2 を利用しているパートナーはどのようなアクションをとるべきですか?
Usage Meter 4.xは、新しいアプライアンスを導入せず、インプレースでアップグレードすることが可能です。そのため、Usage Meter に vCenter 等を再登録したり、1 ヶ月間 2 つの Usage Meter を並行稼動するといったことは不要です。
Usage Meter 4.1/4.2 を利用しているパートナーは直ぐにインプレースアップグレードを実施する必要があります。
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- Usage Meter 4.4 インプレースアップグレード用 ISO をダウンロード
- ドキュメントに従い、アップグレードを実施
- Usage Meter 4.1 利用の場合は、登録されているvCenter等コンポーネントの証明書の再承認が必要です
Usage Meter のサポートポリシーとライフサイクルの変更
VMware は、Usage Meter 4.3 以降の各バージョンに対して、あらたに Technical Guidance を設定します。Technical Guidance の終了に達すると、Usage Insight によって処理がされなくなり、レポートできなくなることを意味しています。VMware の標準として、General Support の終了から 1 年後を Technical Guidance の終了としています。
- Q. これはパートナーにどのような影響がありますか?
Usage Meter 4.3 は、Techical guidance が終了となる2022年11月4日以降、自動レポートが行えなくなります。(Techical guidance 終了以降、オフラインレポートも行えなくなります)
- Q. 4.3 を利用しているパートナーはどのようなアクションをとるべきですか?
Usage Meter 4.3を利用している場合は、Tech guidance 終了前までに 4.4 ないしは、今後リリース予定の 4.5 にアップグレードする必要があります。手順については、前述の 4.1/4.2 と同様になります。
以上が今回の Usage Meter に関するアップデートと、サポートポリシー変更に関するご紹介となります。2022年1月の VCPP Monthly Product Webinar にて、Usage Meter 4.5 のご紹介を予定しておりますので、合わせてご聴講いただけますと幸いです。
不明点がございましたら、貴社担当 VMware セールス/技術 及び、アグリゲータ担当者までご相談ください。