VMware のパブリッククラウドサービスである vCloud Air が正式リリースになってから 8 ヶ月が経過し、ビジネスも順調に拡大してきました。
このたび、vCloud Air の新サービスが日本ロケーションで利用可能になりましたので、そちらを紹介したいと思います。
分単位の従量課金型サービス – VPC OnDemand
新サービスの名称は vCloud Air Virtual Private Cloud OnDemand(以下 VPC OnDemand)で、vCloud Air において初めて提供される従量課金型のサービスです(vCloud Air の他のサービスは、リソースプールを期間契約する形になっています)。
VPC OnDemand では、使ったリソースを分単位で課金する形になっており、前払いもしくは事前のコミットメントは全く必要ありません。そのため、使いたいときに使いたいだけ、より機動的に利用することができます。
vSphere 環境との高い互換性とオンデマンド性を両立
このサービスの新しいところは、vCloud Air の長所である「vSphere 環境との高い互換性」を引き続き備えつつ、高いオンデマンド性を追加で兼ね備えるという点です。
VPC OnDemand では、需要の変動に合わせてキャパシティを自由に拡張または縮小できます。そのため、リソースを必要以上に購入する、またはリソースを十分に活用できない、などの心配をする必要がありません。また、VPC OnDemand では、仮想マシン (VM) を世界各地のどのロケーションにデプロイするかを自由に選ぶことができます。
負荷の安定したワークロードを従来のリソースプール型に、そして、テスト・開発や次世代型アプリケーションなどの負荷の変動が安定しないワークロードを VPC OnDemand に、といった使い分けを行うことで、同一のハイブリッド クラウド プラットフォーム上で幅広い要件に対応していくことができます。
クレジットカードで申込み、39,000 円分までは無償で利用可能!
VPC OnDemand はこちらのページから数分でサインアップできます。クレジットカード情報を登録するだけで、ウェブサイト経由で簡単に申込みすることができます。vCloud Air をまずテストしてみたいという方には最も適したサービスでしょう。
VPC OnDemand の料金は、利用した VM のリソースの費用を合計し、月ごとに支払いを行います。料金はこちらのツールを使って簡単にシミュレーションできます。VPC OnDemand では、よくある他のクラウドのサービスのように規定の VM サイズから選ぶのではなく、VM のサイズを顧客の要件に合わせて自由に変更できるようになっています。
もちろん、クレジットカードではなく注文書での支払いを好まれる法人の方々のために、VPC OnDemand にはクレジットカード以外の支払い方法も用意されています。サブスクリプション購入プログラム(SPP: Subscription Purchasing Program)を通して、事前にある程度の金額を注文書ベースで購入し、そこから VPC OnDemand の支払いを行うことができます。SPP の詳細はこちらのページでご覧ください。
現在、新たに登録をされた方向けに、vCloud Air のビジネスの成長に感謝するという意味で「サンキュー キャンペーン」を提供中で、39,000 円までは無償で使えるようになっています。vCloud Air に興味がある方は、ぜひお試しください!