Java のアプリケーション開発に携わった方なら、一度は利用したことがある フレームワークが、 Spring ではないでしょうか? 2004 年 3月 に Spring Framework 1.0 のリリースから始まり、 20年という長期にわたってオープンソースで提供、全世界の Java アプリケーションを支えてるフレームワークといっても過言ではないと思います。多くの開発者が、さまざまな改修や、変更を行なったコードが、今も現役で稼働しています。
一方で、Spring のコミュニティサポート提供は、リリースから1 〜 2 年程度になっています。 常にバージョンアップすることが必須と理解しつつも、バージョンアップと開発 / メンテナンスの計画がリンクできていない、 もう少しだけ延命したいとといった事情を多くの組織が抱えているようです。
いうまでもなく、サポートが切れたバージョンでは、問題やセキュリティの脆弱性が見つかっても、サポートを受けることはできません。
Spring アプリケーションの健康診断 – Spring Health Assessment のご紹介 –
現在稼働しているSpring で開発したアプリケーション、サポート切れや、パッチの適用ができておらず、セキュリティに問題が残されたまま..ということはないでしょうか? 何か事故が起きてからではなく 人間と同じように アプリケーションにも、健康診断を行い、問題の早期発見、事故を未然に防ぐためのアクションを行いましょう。
本日ご紹介する Spring Health Assessment では、みなさんの アプリケーションの康診断を行います。
数分 、無料で実行できます。
診断できること その1. セキュリティ脆弱性の評価
アプリケーションの脆弱性を無くすことは、アプリケーションのオーナーにとって最優先事項の1つです。 過去から引き継がれたコードなど、Spring の古いバージョンであったり、バージョンがわかってなかったりと、潜在的なリスクを抱えているかもしれません。
Spring Health Assessment では、このような潜在的なリスクを簡単に特定することができ、アップグレードの必要性を確認することができます。
診断できること その2. ライブラリのサポート状況の把握
オープン ソース ソフトウェア (OSS) のサポートはさまざまであり、変更される可能性があるため、利用しているライブラリの状況を把握するのは困難な作業です。 Spring Health Assessment は、各 Spring ライブラリの詳細な分析を実行し、それらの OSS サポート ステータスの概要を生成します。
診断できること その3. 移行作業の分析
アプリケーションのアップグレード作業は簡単ではありません。 Spring Health Assessment では詳細なアップグレード分析が生成されるため、Spring ライブラリのアップグレードに必要な高レベルの作業をより深く理解し、推奨事項を考慮して計画を立てることができます。
ここから始める
Spring Heath Assessment は、こちらのリンクからアクセスできます。 簡単な登録をすると無料でアセスメントができます。ぜひ、皆さんのアプリケーションでお試しください。
https://tanzu.vmware.com/jp/spring-health-assessment
近日中に具体的なレポートの作り方や、結果の確認の仕方など解説した Blog が公開される予定です。「使ってみてよくわからない」などありましたら、そちらの記事にご期待ください。
Spring 商用サポートの提供 – VMware Tanzu Spring Runtime –
VMware Tanzu では、Spring 商用版の VMware Tanzu Spring Runtime を提供しています。 Spring Framework や Spring Boot をはじめとする 50ほどの Spring OSS ライブラリーのサポート や 延長サポート、 Apache Tomcat, OpenJDK のサポートも提供、これを 24 時間 365 日のサポートで受けることが可能となります
ご質問などあれば、こちらからお気軽にご連絡ください。