こんにちは、VMware TAM の丸山です。
今回は NSX Advanced Load Balancer のアラート設定をAPIで取得する方法について、ご紹介いたします。
Advanced Load Balancer では監視設定の構造が少し複雑なため、運用上アラート設定を確認するということが想定されます。
手動で確認していくのは煩雑ですので、APIで設定確認できるとミスも少なく、運用作業の短縮につながります。
API に苦手意識がある方もいらっしゃるかもしれませんが、非常に簡単に情報取得が可能ですので、ご参考になれば幸いです。
API に苦手意識がある方もいらっしゃるかもしれませんが、非常に簡単に情報取得が可能ですので、ご参考になれば幸いです。
■取得方法
①VMware NSX ALB(Avi)へログイン
②[・・・] より、[Avi API Documentation] をクリック
③[Swagger UI] が表示される
④[Select API] から [Alert Config] を選択
⑤[Authorize] をクリック
⑥[Username] , [Password] を入力し、[Authorize] をクリック
⑦[Close] をクリック
⑧[GET /alertconfig] – [Try it out] をクリック
⑨[X-AVI-Version] を入力
※*requiredになっているものは最低限入力が必要
⑩JSON形式で情報が出力される
※今回はアラート設定の一つを切り出して載せております。
実際には、下記画面以外のアラート設定もすべて出力されます。
出力内容補足
name:アラート名
enabled:有効/無効
source:検知のソース
event_id:アラートに紐づくイベント名
■最後に
今回は NSX Advanced Load Balancer のアラート設定の取得方法について、ご紹介いたしました。
Advanced Load Balancer の監視ベストプラクティスや本投稿内容について、ご不明な点がございましたら、担当 TAM までご連絡ください。