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BroadcomのEUC部門、独立事業会社へ

本稿は 2024 年 2 月 27 日に VMware EUC Blogに投稿された 「Broadcom’s EUC Division Embraces Its Future as a Standalone Business」 の抄訳です。 投稿者: シャンカー・アイヤー(Shankar Iyer) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本日、Broadcomのエンドユーザーコンピューティング(EUC)部門が新たなステージへの歩みを開始しました。これは、私たちの顧客、パートナーにとってもエキサイティングなチャプターの始まりとなるでしょう。 世界的なインベストメントファームのKKRは、BroadcomのEUC部門の買収について正式に契約を締結したことを発表しました。買収手続の完了をもってEUC部門は独立した会社となり、最先端のデジタルワークスペースソリューションを、業界最高のソリューションとカスタマーエクスペリエンスを通して提供するという、我々のコミットメントに共鳴する強力な投資パートナーを持つことになります。 KKRは、世界をリードするテクノロジー企業の育成に向けて最も積極的に投資を行っている投資会社のひとつであり、独立会社としてのEUC部門の可能性を引き出すうえで理想的な実績とリソースを有する戦略パートナーとなります。そして最も重要なことに、KKRは、我々のテクノロジーが我々の優良顧客にもたらす唯一無二の価値に大きな信頼を寄せており、より革新的で顧客指向な組織への成長を目指すという我々のミッションへの出資に強い意欲を持っています。 買収手続は事務処理と規制当局の承認を経て年内に完了する見込みとなっていますが、継続して現在のEUC経営チームがEUC部門の経営を担い、我々がこれまでに築いてきた基盤を生かし、EUCビジョンを再認識すると共に、製品戦略、市場進出を通じて構築した顧客・パートナー関係を通じて事業成長を加速します。一方、EUC部門としては買収後も引き続き顧客・パートナーとの関係を継続できるよう準備を進めます。 Workspace ONEやHorizonといった包括的デジタルワークスペースプラットフォーム、ならびにVMware Exploreで発表したデータとインテリジェンスに基づく自律型ワークスペースを提供するというビジョンへのコミットメントは変わらず継続されます。 スマート、シームレス、そしてセキュアなエクスペリエンスを通じて従業員が最高の仕事ができるソリューションを提供するという目標は一切変わりません。 引き続きセールス、サービス、サポートを強化し、高水準のサービスを維持します。 偶然にも、このニュースは私がEUC部門で働き始めて10年の節目に舞い込んできました。個人的に振り返ってみても、この部門を独立事業化して集中的な取り組みを開始するのにこれほど良いタイミングはないと言えますし、EUC部門はそれにふさわしいものだと思います。今後も、事業、テクノロジー、グローバルエコシステムへの投資はさらに拡大していきますので、今回の買収が顧客・パートナーに大きなメリットをもたらすことは間違いないと確信しています。今から次のステージが楽しみです。 Broadcom エンドユーザー コンピューティング部門 上級副社長兼ゼネラルマネージャ シャンカー・アイヤー(Shankar Iyer)

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