International
VCF Automation 活用 – 第1部 仮想基盤/共通基盤のジレンマと「運用の行き詰まり」
このブログでは、VMware Cloud Foundation® 9 (VCF 9)の新機能である VMware Cloud Foundation® Automation(VCF Automation) を複数回のテーマに分けてご紹介していきたいと思います。 デジタルトランスフォーメーション(DX)が企業の最重要課題となる中、ビジネス部門からIT部門への要求は、かつてないほど「迅速性」を帯びています。また、セキュリティ対策の観点でもよりスピード感を持ったITリソースの更新や対応が求められるようになりました。 「新規プロジェクトのために、今すぐインフラが欲しい」 「競合に打ち勝つため、AI開発環境を即座に用意してくれ」 市場機会を逃さないために、こうした要求が出るのは当然のことであり、よりスピード感を持ってITリソースの利活用が活発化しています。 しかし、この状況に IT部門はしばしば板挟みになることがあります。安全な隔離を適切に実装するには、アクセス制御、コンプライアンスチェック、テストと検証が必要で、ITリソースに提供には数週間かかることがしばしばです。 この「スピード」と「セキュリティ」のジレンマこそが、多くの企業が抱える仮想基盤/共通基盤の運用で見えてきた課題です。 本シリーズでは、VCF 9 が、この根深い課題をいかに解決し、「シンプルなクラウドエクスペリエンス」を備えたモダンプライベートクラウドを実現するのかを複数回のテーマを使って詳細に解説します。 第1部となる今回は、従来の仮想基盤/共通基盤がなぜ「運用の行き詰まり」に陥るのか、その構造的な課題を深掘りします。 ビジネスの要求 vs...