What’s new in VSAN 6.5?

このトピックについて、さまざまな情報源から多くの情報が確認できると思います。
当然ですが、VMware のテクニカルマーケティングチームから発信される、最新の有益なドキュメントをチェックし、より詳細な情報や公開されているマニュアル等を参照することを強くお勧めします。
しかし、私からも vSphere 6.5 で使用できる新しい vSAN 機能の概要を説明したいと思います。
このバージョンの vSAN は6.5 と呼ばれます。

1. ライセンスに関する変更
まず最初に強調したいのは、vSAN のライセンスに関する大幅な変更です。
ライセンス条件は緩和されており、vSAN Standard ライセンスで All-Flash vSAN クラスタを展開できるようになりました。ですが、この vSAN Standard では重複排除や圧縮などのデータサービスは利用できません。これらのデータサービスを使用するには、より上位のライセンスのエディションが必要になります。

補足:vSAN 6.5 での各エディションと利用できる機能は以下の PDF P4 で確認できます
VMware vSAN 6.5 Licensing Guide

2.  iSCSI サポート
vSAN 6.5 には、vSAN クラスタ上に iSCSI ターゲットと LUN を作成するための新しい機能が追加され、これらの LUN は vSAN の外部で他の用途に使用できます。これは、vSAN クラスタに必要以上のストレージ容量があり、その容量をクラスタ外で利用する場合に便利な機能です。

この新しい機能をどのように利用できるかについては、多数の制限とサポートに関する考慮事項があることに留意ください。たとえば、これらの iSCSI LUN を ESXi ホストに提供することはできません。
本番環境で iSCSI LUN を実稼動させる前に、公式ドキュメントを参照し、出来ること・出来ないことを確認する事を強く推奨します。

3. 2 ホストでの展開における直接接続と 監視トラフィック(witness traffic)の分離
これは、リモートオフィス/ブランチオフィス(ROBO)での利用、もしくは小規模ビジネス(SMB)のユースケースで利用する場合、2台のホストで vSAN を展開することを検討している方にとって非常に興味深い改善です。
VMware は、この構成での 2つの ESXi ホストをネットワークケーブルで直接接続することをサポートし、ESXi ホスト間の物理スイッチが必要ではなくなります。
この拡張機能には、vSAN 監視トラフィックをデータトラフィックから切り離すためのメカニズムが含まれています。つまり、vSAN データトラフィックを直接接続ネットワークに残すことができ、監視トラフィックを別の VMkernel インターフェイス経由で監視ホスト/アプライアンスに送信することができます。繰り返しになりますが、 公開されている情報が豊富に存在し、この新しい構成を展開する方法の詳細がテクニカルマーケティングチームからリリースされます。これにより、2ノードの vSAN 構成を展開するコストが大幅に削減されます。

4. 512eデバイスのサポート
これは多くのお客様が求めていることです。 4K ネイティブデバイスはまだサポートされていませんが、これらの512e (エミュレーション)デバイスのサポートにより、今後はより大容量のデバイスを vSAN で使用できます。

5.  vSAN 用の PowerCLI コマンドレット
多くのお客様が求めているのは、PowerCLI コマンドレットを利用し、さまざまな vSAN タスクをスクリプト化 / 自動化することです。既に公開されたPowerCLIの新バージョン6.5には、vSAN で使用できる新しい PowerCLI コマンドレットもいくつか用意されています。
これらのコマンドレットも以前のバージョンの vSAN と下位互換性があり、以下の VMware Product Interoperability Matrixes  から、PowerCLI 6.5 と、vSAN 6.5, 6.2, 6.0 との互換性を確認できます。
VMware Product Interoperability Matrixes

また、PowerCLI 6.5 は以下より入手できます。
Download VMware PowerCLI 6.5 Release 1
VMware PowerCLI Documentation

vSAN 6.5 の便利な新機能について、皆さまに賛同いただけると確信しています。

原文:What’s new in Virtual SAN 6.5

What’s new in Virtual SAN 6.5

VSAN Cormac Blog 日本語版 Index
http://blogs.vmware.com/jp-cim/2016/03/vsan-index.html

VMware Storage and Availability Business Unitの シニアスタッフエンジニアCormac Horganの個人ブログを翻訳したものになります。vSANの機能に関しては弊社マニュアル 、KBをご確認ください。また本記事は vSAN 6.2 ベースに記載しております。予めご了承ください。

 

PowerCLI 6.5 Release 1 and vSAN

powercli

今朝、私が最初に見たメールは、私の仲間の Alan Renouf からのも のでした。
Alan は、API、SDK、CLI、および Automation Frameworks (Alan 昇進おめでとう)の製品ラインマネージャーです。
このリリースでは多くの改良点があり、多くの賛辞は PowerCLI チームに送られなければなりません。
vSAN の観点からも、この PowerCLI の改良は素晴らしいものです。
補足
PowerCLI  のこれらの新機能を活用するために vSAN 6.5 にアップグレードする必要はありません。
このバージョンの PowerCLI は、vSAN 6.2 および 6.0 でも動作します。

Alan 曰く、
「今回のリリースでは、PowerCLI ストレージモジュールに大きな焦点が当てられています。 vSAN、仮想ボリューム(VVols)、および仮想ディスクの処理に関して多くの機能が追加されています。 vSAN コマンドレットは、vSAN クラスタのライフサイクル全体に焦点を当てた12個以上のコマンドレットに強化されています。 新しい PowerCLI を用いて、テストの実行や vSAN HCL データベースの更新だけではなく、vSAN クラスタ作成プロセス全体を自動化することができます」

vSAN コマンドレットの一覧を次に示します。

  • Get-VsanClusterConfiguration
  • Get-VsanDisk
  • Get-VsanDiskGroup
  • Get-VsanFaultDomain
  • Get-VsanResyncingComponent
  • Get-VsanSpaceUsage
  • New-VsanDisk
  • New-VsanDiskGroup
  • New-VsanFaultDomain
  • Remove-VsanDisk
  • Remove-VsanDiskGroup
  • Remove-VsanFaultDomain
  • Set-VsanClusterConfiguration
  • Set-VsanFaultDomain
  • Test-VsanClusterHealth
  • Test-VsanNetworkPerformance
  • Test-VsanStoragePerformance
  • Test-VsanVMCreation
  • Update-VsanHclDatabase

この記事中で私は vSAN 固有の項目だけを強調していますが、Alan が言及するように、VMDK の管理や、Storage Policy Based Management(SPBM) や VVols の新しいコマンドレットなど、他のストレージ領域でも機能が強化されています。

VMware PowerCLI 6.5 Release 1 での変更点の詳細については、(新機能、改善点、bug fix、セキュリティ強化点、廃止予定の機能など) VMware PowerCLI Change Log を参照してください。
特定の機能の詳細内容については、「VMware PowerCLI 6.5 Release 1 User’s Guide」 を参照してください。
特定のコマンドレットの詳細内容については、「VMware PowerCLI 6.5 Release 1 Cmdlet Reference」を参照してください。
ここから PowerCLI 6.5 Release 1 を見つけることが出来ます。 すぐに入手ください!

原文:PowerCLI 6.5 Release 1 and vSAN
http://cormachogan.com/2016/11/18/powercli-6-5-release-1-vsan/
vSAN Cormac Blog 日本語版 Index
http://blogs.vmware.com/jp-cim/2016/03/vsan-index.html

VMware Storage and Availability Business Unit の シニアスタッフエンジニア Cormac Horgan の個人ブログを翻訳したものになります。vSAN の機能に関しては弊社マニュアル 、KB をご確認ください。また本記事は vSAN 6.2 ベースに記載しております。予めご了承ください。

vSAN に特化した vRealize Loginsight コンテンツパック

loginsight-logo vSAN ユーザの皆様へ重要なお知らせがあります。vSAN に特化した、Log Insight のコンテンツパックが新しくリリースされました。vSAN ユーザの皆さまの中は、 Log Insight をご存知ではない方もおられると思いますが、 Log Insight は様々なログの集約と、ログの分析を通じて、ログ管理の効率化・自動化を行います。この製品により、管理者は大容量のログを分析することや、非構造化データ(各種のログ)をすばやく解析し、GUI ベースの扱いやすいインターフェースを通じてインタラクティブでリアルタイムな検索や分析を行えます。

vSAN 用の新しいコンテンツパックは、vSAN の為のダッシュボードを用意しており、vSAN コンテンツパックを利用することで、vSAN の様々なログへの深い知識と洞察力を提供します。コンテンツパックは、様々なダッシュボード、クエリとアラートが含まれており、vSAN 管理者に優れた診断機能とトラブルシューティングを提供します。

Log Insight 用の他のコンテンツパックをインストールした方法・手順と同じようにインストールできます。

その前に、以下のように vSAN Cluster を管理している vCenter を管理下にします。

li-vc-1

コンテンツパックのインストールが完了すると、”VMware – vSAN” ダッシュボードが利用可能となります。

li-vsan-dash-2

vSAN 管理に特化した新しい項目を確認する為に、”VMware – vSAN” をクリックします。

li-vsan-dash3

ご覧通り、 vSAN に関して様々な観点で調べることができます。 Log Insight には、 vSAN 環境で発生している各種エラーや、問題が上がってきます。そのため、特に問題が発生していない場合、多くのレポートは空になります。

ここで、 vSAN 環境で収集された Log Insight の例を示します。

li-vsan-obj-config-create-4-new

上記のスクリーンショットは、vSAN オブジェクトの作成に関連するイベント群を表示しています。

下記のスクリーンショットでは、各対象の負荷 (congestion) と特定のデバイスの待ち時間 (device latency) が確認できます。

この環境では、過去24時間の内、一部の時間帯で平均デバイス待ち時間が上昇していることがわかります。ここでも、拡大するにはスクリーンショットをクリックしてください。

li-congestion-latency-5-new

いくつかのデバイスに遅延の問題が発生している、という事実がわかりましたが、それは何を示しているのでしょうか。 “i” のアイコンをクリックすると、そのイベントの詳細情報を確認できます。

また、より多くの情報を持つ VMware KB へのリンクを提供する場合もあります。

li-vsan-latency-kb-link-6-new

簡単ではございますが、vSAN 環境のログ管理を効率化する方法をご説明しました。
ご確認いただいたように、Log Insight は vSAN 環境を管理しているユーザ様にとって問題発生時の切り分け、問題発生箇所の分析などで有益な機能を提供します。

もし、すでに Log Insight を使用されており、 vSAN 環境をお持ちでしたら、このコンテンツパックの導入・テストを強く推奨いたします。また、Log Insight は vRealize Operations Manager にも連携され、vSphere 全体の管理性が向上されます。 Log Insight の使用を是非ご検討ください。

vSAN 用のコンテンツパックは VMware Solutions Exchange から見つけることができます。

原文:A new vRealize Log Insight Content Pack for VSAN
http://cormachogan.com/2015/12/03/a-new-vrealize-pack-for-vsan/
VSAN Cormac Blog 日本語版 Index
http://blogs.vmware.com/jp-cim/2016/03/vsan-index.html

VMware Storage and Availability Business Unitの シニアスタッフエンジニアCormac Horganの個人ブログを翻訳したものになります。VSANの機能に関しては弊社マニュアル 、KBをご確認ください。また本記事は vSAN 6.2 ベースに記載しております。予めご了承ください。