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vSphere ユーザー向け技術資料2種 「事例に学ぶ仮想化導入成功ノウハウ」&「10の技術ポイント」のご案内

こんにちは。マーケティングを担当している坂本です。本日はvSphere をお使いの方向けの資料2種、「お客様の管理画面を公開!事例に学ぶ仮想化導入成功ノウハウ」Ebookと「vSphere を管理する10の技術ポイント」という2つの資料をご紹介します。是非ダウンロードして御覧ください。

Ebookは vSphere with Operations Management を使い、自社の仮想化環境の運用を効率化された方のお話を元に作成いたしました。

  • IT 部門の課題とそれを解決した VMware ソリューション
  • Q&A 形式でご紹介するお客様の声
  • 管理ダッシュボードのカスタマイズ例

という3つのステップでそれぞれの特長を紹介しており、vSphereを管理されている方には参考になると思います。  (ダウンロードはこちら

eBook

また、 「vSphere を管理する10の技術ポイント」では、潜在的な課題を事前に検知して問題解決を効率化する10のポイントを、

  • 健全性監視とパフォーマンス分析
  • キャパシティの管理と最適化
  • 直感的に操作可能な運用ダッシュボードと根本原因の分析

という3つの軸に注目して紹介しております。是非御覧ください。(ダウンロードはこちら

Tech Tips
これらの資料は米国VMware 作成の資料の翻訳版です。翻訳のご要望はこのブログのコメントやTwitter  https://twitter.com/VMware_Japan へのメンションでお受付しております。 ご要望もお寄せください。

EMCストレージ EMC Storage Analytics と vRealize Operations Manager の連携をご紹介!

みなさんこんにちは。
VMware vRealize Operations Manager (vR Ops) のストレージとの連携機能について、今回は EMC Storage 「EMC Storage Analytics」と連携した機能を vExpert であります EMC ジャパンの吉田 尚壮様にご紹介いただきます。
それでは吉田様、よろしくお願いいたします。


こんにちは。EMC ジャパンの吉田です。

今回は、vR Ops と EMC ストレージを連携させる「EMC Storage Analytics」(以下 ESA)をご紹介いたします。 ESA は、vR Ops 向け EMC ストレージアダプターの名称です。現時点では、下記 EMC ストレージ製品( VMAX、VNX、VNXe および VPLEX)からそれぞれ専用のアダプターが提供されています(図 1)。それらのアダプターを vR Ops にロードすることで、ストレージ内部の情報が vR Ops のダッシュボードに表示できるようになります。

図1 EMC が提供しているストレージアダプター EMC1

※vCenter Operations Manager は、vRealize Operations Manager に名称変更されました。

 

ESA のダッシュボード

ESA のアダプターを vR Ops にロードすると、vR Ops のダッシュボードに ESA のタブが現れます(図2)。これらのタブには、予めトポロジーマップやヒートマップ、メトリックグラフなどが仕込まれています(図3)。その後、監視対象のストレージを登録すると、ストレージ内部の様々な情報が vR Ops 上に表示されます。

 

図2 そのまま利用できる ESA のタブ EMC2

※vCenter Operations Manager は、vRealize Operations Manager に名称変更されました。

 

図3 直感的に状態が把握できるヒートマップ

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※vCenter Operations Manager は、vRealize Operations Manager に名称変更されました。

 

ESA の活用例

システムで性能問題が発生した場合、素早く原因を特定する必要があります。一般的に、ストレージ装置において性能のボトルネックになり易いコンポーネントは、ハードディスクドライブとコントローラーです。ESA を使えば、それらのボトルネックも直感的に識別できるので、短時間で問題の切り分けができます。 例えば、VNX のコントローラー(Storage Processor と呼びます)をスコアボード ウィジェットに登録すると、CPU と Write キャッシュメモリの利用状況が色と数値で判別できたり、Read と Write I/O の数値も表示できます(図4)。もし、Write I/O の比率が高く、且つ Write キャッシュメモリの利用率(厳密には Write Cache Page の値)も高ければ、そこがボトルネックとなっている可能性が高いと判定できます。また、冗長化されている2台のコントローラーのうち、どちらかに I/O が片寄ってしまい、ストレージ全体として想定通りの性能が出ないケースも稀に発生します。ESA であれば、そのような状態も一目で判別できます。

 

図4 VNXコントローラーの稼働状況

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※vCenter Operations Manager は、vRealize Operations Manager に名称変更されました。

 

VM からストレージ内部の各コンポーネントまでの関連性が把握できれば、問題の切り分けと影響範囲の特定に役立ちます。ESA を使って VNX を見てみると、LUN や RAID Group、ディスクドライブだけではなく、FAST Cache (SSDベースの2次キャッシュ機能)や FAST Pool (ストレージ階層化プール)、Tier (ストレージ階層化タイプ)などの情報まで全てアイコンで表示でき、かつ関連性も直感的に見分けられるので、短時間で全体の構成が把握できます(図5)。

図5 トポロジーマップ EMC5

 

また、各種コンポーネントの情報は、メトリックを選択すればオンディマンドでグラフ化できます。使用率の高いディスクドライブだけ赤く表示させるようにヒートマップウィジェットを構成しておけば、そこから動的に知りたい情報をグラフ化するということもできます(図6)。仮に、ディスクドライブの負荷が高くなっていれば、ヒートマップ上のタイル(個々の四角い枠)が赤く変化します。その赤くなっているアイコンをクリックして、詳しく調べたいメトリックを選択すれば、それがグラフとして表示されます。グラフのタイムスケールも自由に調整できるので、問題発生前後の変化を視覚的に把握できます。同時に、トポロジーマップを利用して、そのディスクドライブに関係しているLUNや仮想マシンを追跡すれば、影響範囲の特定も短時間で行うことができます。

 

図6 ヒートマップとメトリックグラフ

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※vCenter Operations Manager は、vRealize Operations Manager に名称変更されました。

 

EMC ストレージはメトリックが豊富

EMC のストレージは、管理者のために非常に多くの構成情報や容量情報、性能情報などが取得できる仕組みを備えています。例えば、VNX のブロックストレージ機能だけでも、150種を超える値が取得できます。通常は、VNX 専用のツールを使ってこれらの値を取得し分析に利用しますが、ESA でも同等の情報が収集できるので非常に便利です(図7)。さらに、ESA であれば、分析に必要なメトリックをピックアップしてグラフ化し、タイムスケールなどを動的に調整できるので、ストレージ管理者の作業効率は確実にUPします。

 

図7 豊富なメトリック

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※vCenter Operations Manager は、vRealize Operations Manager に名称変更されました。

 

まとめ

ESA を利用することで、ストレージに関連する詳細な情報が収集できるようになり、仮想マシンの視点からストレージを含めた統合的な管理が可能となります。特に、性能問題が発生した際、ボトルネックの切り分けが短時間で行える点は、大きなメリットだと言えます。ESA は、評価ライセンス(期間限定の無償ライセンス)も提供していますので、EMC ストレージをお使いの方は、是非一度お試しください。

尚、EMC のコミュニティーサイト(EMC Community Network)では、ESA に関する詳しい情報(活用例やセットアップ方法など)を公開しています。そちらも併せてご覧ください。

デルストレージEqualLogicと VMware vCenter Operations Managerの連携をご紹介!

みなさん、こんにちは。

VMware vCenter Operations Manager(vC Ops)にはストレージと連携できる機能が用意されております。今回はデルストレージEqualLogicと連携した機能を vExpert 2014でもあるデル株式会社の中川明美様にご紹介していただきます。それでは中川様よろしくお願い致します。


 

こんにちは!デル株式会社の中川明美です♪

前回デルストレージCompellentとVMware vCenter Operations Manager(vC Ops)の連携をご紹介させていただきましたが、今回は、私デルの中川明美よりDellのストレージ 「EaualLogic」と連携する「Dell EqualLogic Adapter for VMware vCenter Operations Manager(EqualLogic vCOPS Adapter)」についてご紹介します。vC OpsとEqualLogicストレージが連携することにより、EqualLogicストレージの構成コンポーネント(Groups/Members/Pools/Volumes)をvC Opsのオブジェクトとし、関連する他のオブジェクト(ホスト/データストア/仮想マシン)と同じ画面で表示することが可能です。またEqualLogicストレージのパフォーマンス情報から仮想基盤の問題原因分析の一つの手段とすることも可能です。

 

Dell EqualLogicとvC Opsとの関係

下図は、Dell EqualLogicコンポーネントとvC Opsとの関係を示しています。

Dell EqualLogicが提供するコンポーネントには、「EqualLogic SAN Headquarters」「Dell EqualLogic Statistics Agent」「Dell EqualLogic vCOps Adapter」があります。


EqualLogic SAN Headquartersから収集したデータを、SAN HeadquartersサーバーにインストールしたDell EqualLogic Statistics AgentとDell EqualLogic vCOps Adapterが連携し、vC OpsのDell EqualLogicダッシュボードに表示します。SAN Headquarters (SAN HQ) は、EqualLogic標準の監視ツール(フリーツール)です。SAN HQを使用してもEqualLogicのパフォーマンスを監視することはできますが、vSphere環境とは連携していませんので、どの仮想マシンのワークロードが問題に関与しているかを分析するために時間を要する場合も考えられます。

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vC Opsのおさらい

vC OPSでは分析結果を、ダッシュボードに「健全性」「リスク」「効率」のスコアを「バッジ」と「」で表示します。このバッジの色で、緊急性があるのか、将来に問題があるのか、さらに統合率を高めることができるのかを一目で判断できます。緑なら「現在問題がない」、オレンジなら「近い将来に問題が発生する可能性がある」こと示しています。

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Dell EqualLogicダッシュボードにアクセス!

EqualLogic vCOPS Adapterを準備したら、Custom UI(https://UI仮想マシンのIPアドレス/vcops-custom/)に接続します。下図が接続後の画面です。「ダッシュボート」メニューから、Dell EqualLogic用の4つのダッシュボードに切り替えることが可能です。

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EqualLogic & VMware Relationship Dashboard~構成要素のつながりを一目で把握~

最初に、EqualLogicと連携した仮想化基盤を把握できる「EqualLogic & VMware Relationship」ダッシュボードを確認しましょう。このダッシュボードは、vC OpsのvSphere UI(標準UI)と同様のバッジで健全性スコアを表示します。仮想マシン、その仮想マシンのファイルが格納されたデータストア、仮想マシンが配置された ESXi ホスト、それらと関連性のあるEqualLogicの各コンポートを可視化します。

「EqualLogic-VMware Relationship View」では各リソースの状態を、「健全性ツリー」では、関連したリソースの階層構造と各リソースの健全性とアラート数を表示します。健全性ツリーで表示されたアラートの詳細が「Alerts」に表示されます。他に画面下部に「Metric Sparklines」と「メトリックグラフ」が表示されます。

下図では、「EqualLogic-VMware Relationship View」で赤色表示されている「nkgw-vmfs01」Volumeを選択し、「健全性ツリー」で関連するリソースを表示しています。「Alerts」にはこのデータストアの「残り時間」アラートが表示されています。

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残り時間のアラームをドリルダウンすると、健全性の推移やVolumeの詳細情報まで得ることも可能です。

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EqualLogic Top-N Reports Dashboard

さらに詳細なパフォーマンス情報を確認したいのであれば、このダッシュボードを使用します。

9つのメトリックに関する、最も高い使用率Top25のVolumeを表示します。最大容量、空き容量、最大遅延などその他パフォーマンスに関する情報を確認するために使用します。

  • Total I/Os per second•
  • Write I/Os per second•
  • Read I/Os per second•
  • Total KB per second•
  • Write Latency•
  • Read Latency•
  • Queue Depth•
  • CVolume Capacity•
  • Least Free Space

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EqualLogic Storage At a Glance Dashboard

EqualLogicの全コンポーネントの概要を表示します。

画面左側の「Group Selector」「Pool Selector」「Volume Selector」ではEqualLogicの各コンポーネントの健全性を色と数値で表示し、画面右側の「Metrics Sparkline」では、画面左側で選択したコンポーネントのメトリックデータを視覚的に表現する小さなグラフ(スパークライン)を使用して表示します。また「Selected Storage Array Health Tree」では、EqualLogicの全コンポーネントの健全性をグラフィカルに表示します。「Alerts」では、EqualLogicグループ内のアラートを表示します。

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EqualLogic Storage Metrics Dashboard

選択したリソース(EqualLogicコンポーネント)のメトリックを詳細に表示します。「Select Resource to View Metrics」で詳細なメトリックを表示したいコンポーネントを選択します。「Select Metrics to Graph」ではグラフ化したいメトリックを選択します。「Metric Graph」でグラフ化されたメトリックが表示されます。

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FirmwareとSoftwareの必要要件

次が各Productの必要要件となります。

EqualLogic Support Siteから入手可能です。https://eqlsupport.dell.com

ストレージ連携機能はvC Opsの「Advanced」エディションから提供されます。

Product Revision
EqualLogic vCOPS Adapter VMware vCenter Operations Manager 5.7.1 以降
Dell EqualLogic Statistics Agent PS Series firmware 6.0.7 以降
SAN Headquarters 3.0, 3.0 1

 

おわりに

EqualLogic vCOPS Adapterの概要をご紹介させていただきました。ストレージを含めた仮想基盤を一目で把握し、管理することができるのは便利ですね。EqualLogicをお持ちのお客様は多いので、ストレージと仮想基盤の管理にお困りであれば是非お声がけください!!

インフラストラクチャ・コンサルティング・サービス本部 テクニカルコンサルタント 中川 明美
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VMworld 2014速報: 【VMware PartyとALSアイスバケツチャレンジ】編!!

皆様こんにちは。VMwareの秋山と申します。
本稿では、Breakout セッション以外のVMworldの見所として、VMworld Partyについてご紹介してまいります。

■  VMworld Party
水曜日の夜は、VMworld Partyということで、モスコーンセンターのすぐ近くにあるイェルバ・ブエナ ガーデンズというモスコーンセンターのWESTと同じくらいの大きさの講演でPM7:00から開催されました。会場内では、筋肉系のエンターテイメントが実施されたり、かつらをかぶって記念撮影が出来たり、大きな画面でいろいろな映像を流したりしながら、ビールやワイン等のアルコールといろいろな軽食が取れるようになっています。
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こちらでは、楽しみながらエンドユーザ様やパートナー様等の参加者様同士のコミュニケーションをとってもらうためのネットワーキングイベントとしての位置づけされています。アメリカのお客様同士でのコミュニケーションが主になるかと思いますが、ざっと1万人近いお客様が参加されているようには感じました。
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また、弊社CEOのPat GelsingerがEMCのCEOであるJoe Tucciからの指名によりアイス・バケツ・チャレンジも実施されました。こちらは、ご存知の方も多いかと思いますが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)協会への寄付を募る活動で、氷水を頭からかぶるものになります。実施後弊社CEOが次に指名したかは残念ながら聞き取れませんでした。。。

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また、8時半からはモスコーンセンターのNorthでコンサートが開催されました。コンサートは、BlackKeysというUSで今年Breakしているグループのようですが、私は、疎く知らなかったです。。。(有名なようなみんなスマフォで写真とってました)

最終日の前日になりますが、まさに参加者様を交えた打ち上げといった雰囲気のイベントであったかと思います。

■  ご注意
VMworld 2014速報ブログシリーズでは、USで開催されているVMworld 2014について現地から速報でお届けしています。発表時点での予定情報であり、本ブログに記載されている製品仕様やロードマップは将来予告無く変更になる可能性があります。

VMworld 2014速報:【Storage/Hyper-Converged Infrastructure】編!!

皆様こんにちは。VMwareの石橋と申します。San Francisco から速報をお届け致します。

私の方では、General Session でもお話にありました Software-Defined Data Center のベーステクノロジーの一つである Storage/Hyper-Converged Infrastructure に関連したトピックを中心に Breakout Sessionを聴講しました。後日 Web で Breakout Session の聴講が可能になったときに参考になるように、その中でいくつかキーとなるセッションやトピックをご紹介していきます。また、VMware Virtual SAN/Virtual Volumes 2.0 のPublic BETA がアナウンスされましたが、プログラムに参加する事で詳細な情報が取得可能となります。
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■Virtual Volumesとは?

Software-Defined Data Centerを支える新しいテクノロジーとして、Virtual Volumes(VVOL) がアナウンスされております。この Virtual Volumes について紹介している STO1965 Virtual Volumes Technical Deep Dive についてトピックをご紹介致します 。
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写真左の緑色の器はStorage Container(SC)という、スナップショットやレプリケーションなどのデータサービスを提供するストレージプールです。中段のProtocol Endpoint(PE)は、ESXi からストレージアレイへのI/Oを制御するアクセスポイントです。中段の右にあるVASA(vStorage APIs for Storage Awareness)はストレージのCapability をESXi に認識させる役割を担っております。ユーザは仮想マシンと必要なSLA(ストレージポリシー)を VASA プロバイダを通じて紐づける事で、アプリケーションが必要とするストレージを配備する事ができます。

この仕組みにより、伝統的なLUNを中心としたストレージ管理ではなくストレージポリシーベースの容易なストレージ管理を実現します。このセッションでは、 VVOL の仕組みについて丁寧に説明されておりました。

■ストレージ管理はどのように変わるの?

Software-Defined Storageとは具体的にどのようなストレージ管理に変わるのか疑問に思われる方もいらっしゃると思います。今年の Solution Exchange では、例年にも増してストレージベンダー様が出展して頂いており、この辺りのデモを各社展示して頂いているのですが、Breakout Session の中で今後の Software-Defined Storageついて分かり易く説明しているのが、STO1491 From Clouds to Bits: Exploring the Software Defined Storage Lifecycle です。
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前回掲載の Cloud Automation でも少し取り上げられましたが、VCAC を使ってストレージポリシーを選択してプロビジョニングをすることにより仮想マシンやネットワークだけではなく、例えば右写真にあるような自動拡張、重複除外、圧縮、ディスクタイプなど必要なストレージポリシーに紐づけられたストレージも同時に展開されます。今後のストレージ管理は、VSAN や VVOL を問わず共通のストレージポリシーというフレームワークを使って容易に管理する事ができます。ユーザは、VASAを通じて表示される任意の Capability から仮想マシンの要件にあったポリシーを選択するだけです。

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このセッションでは、VCACとVVOLの連携デモや  OpenStackと VVOL の連携デモ、PoweCLI での展開デモによる紹介がありました。

■Virtual SANってどのように使うの?

最近、Virtual SAN(VSAN) の事例が日本でも出始め益々注目のされるソリューションですがこれからご検討されるお客様向けにご参考になりそうなセッションがございました。STO2521 Virtual SAN Best Practices and Use Cases です。

まずは VSAN のおさらいです。VSAN は、各 ESXi ホスト分散配置された内蔵ストレージを集約し、各ホストから利用可能な共有ストレージとして提供します。従来の LUN + VMFS とは異なり仮想ディスクを直接オブジェクトとして管理します。ホストの追加と共にストレージも拡張される分散スケールアウト型の Hypervisor-Converged Storageです。

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セッションでは、 Use Cases として Virtual Desktop, ROBO(Remote Office/Branch Office), DMZ / Isolated, Management Clusters, Backup and DR targetなど利用目的に応じて構成情報やサンプルサイジングについて語られております。

例えば Virtual Desktop はこんな感じです。左写真は、Horizon View 用のデフォルトのストレージポリシーです。右写真は、仮想デスクトップ 1000 台 Linked Clone構成のサンプルです。

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その他、左写真のBackup DR Target サンプル構成の説明や右写真の vSphere Replication を使ったデモが紹介されました。

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vmw14-stg11 また、STO1153 Performance Best Practices to Run Virtualized Applications on Virtual SAN では、DVDStore, Olio,など各種ベンチマークツールを使った結果の掲載がされており、STO 3098 Virtual SAN Best Practices for Monitoring and Troubleshooting では Ruby vSphere Console(RVC), VSAN Observer 等を使ったトラブルシューティングをご紹介しておりました。

■EVO : Hyper-Converged Infrastructure

次に、先日のGeneral Session で大々的に新しいモーメンタムとして発表されました EVO : Hyper-Converged Infrastructure についてご紹介します。EVO:RAIL について詳しく紹介しているセッションが SDDC1337 VMware EVO:RAIL Technical Deep Dive です。

EVO:RAIL の特徴についてご紹介します。

構成についてですが、vSphere, VSAN をベースとした基盤と Log Insight,  EVO:RAIL Engine により基盤を管理するソフトウェアで構成されております。2U/4Node の EVO:RAIL appliance が最大 4 アプライアンス 16 Nodeまで構成可能です。HTML5 ベースの直感的で使い易いUI を使って15分以内で環境の展開が可能で、Patch の適用やUpgrade についてもダウンタイムなしに実施可能です。

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ハードウェアの監視や仮想マシンの管理も容易に実施可能です。

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EVO:RAIL appliance あたりの想定 View Desktop 数は 250 デスクトップ、サーバVM 数は 100 サーバです。ご覧のパートナー様から EVO:RAIL appliance ご購入頂く事が可能です。

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ご参考までに動画デモをリンクします。

https://www.youtube.com/watch?v=l37dokaZ7zY

続いて Tech Preview としてアナウンスされました EVO: RACK についてご紹介します。

EVO:RACK について紹介されているのがSDDC1767 SDDC at Scale with VMware Hyper-Converged Infrastructure: Deeper Dive です。
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左写真にありますようにEVO:RAIL との違いは RACK レベルでの拡張が可能である事と含まれるソフトウェア構成がさらに vCloud Suite, NSX が含まれるということなので、大規模な SDDC 基盤を支えるインフラを瞬時に構成できるような、HW,SW構成となっております。

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■明日の予告
明日はBreakout Sessionの他のトピックを一気に公開予定ですので、是非お楽しみに!

■ご注意
VMworld 2014速報ブログシリーズでは、USで開催されているVMworld 2014について現地から速報でお届けしています。

発表時点での予定情報であり、本ブログに記載されている製品仕様やロードマップは将来予告無く変更になる可能性があります。

VMworld 2014速報: Breakout Session 【vSphere / vCenter Operations Manager】編!!

皆様こんにちは。VMwareの金と申します。

本稿では、VMware vSphere及び、VMware vCenter Operations Managerの新機能、及び将来のロードマップにおいて追加予定の機能に関してVMworld 2014で入手した旬な情報をご紹介してまいります。

  • vSphere に関して

vSphere は、もはや説明する必要がないくらい広く普及しているサーバ仮想化製品です。VMware が強力に推進する Software-Defined Data Centerにおいても根幹を担う非常に重要なポジションに位置づけれております。VMworld 2014では、次期vSphereで提供予定の下記機能が紹介されました。

【可用性に関するエンハンスメント】

  • vCenter Server間を跨いだvMotion の実行
  • Long-Distance vMotion の実現※ 往復100ms の遅延をターゲット
  • レイテンシー・センシティブなアプリのvMotionサポート※ 通信業界のネットワークサービスや、金融トレーディングアプリなど
  • FT (Fault Tolerance)のマルチプロセッサ対応 (4 vCPU)
  • ホストとストレージ間の接続障害(APD / PDL) 発生時、VMを HA で再起動※ APD (All Path Down):ホストのFCパス全断などの状況※ PDL (Permanent Device Loss):LUNストレージグループからホストが除外

【vCloud Director 機能の vSphereへの追加】

  • Content Library※ テンプレート、OVF、vApp 、ISOイメージを複数vCenter / vCD間で共有
  • 仮想データセンターとポリシーベース管理

【vCenter で新しいプラットフォームサービスの採用】

  • Platform Service Controller  (PSC)※ PSC にはSSO機能に加え、ライセンス、CA、サービス登録機能などが追加されvCloud Suiteの各コンポーネントから共有される 。

どれも注目すべき機能ですが、やはり、会場で一番注目度が高かったのでは FT のマルチプロセッサ対応でしょうか。もちろんデモで動作確認させていただきました!

なお、既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、vSphere 次期バージョンのベータ版は下記サイトからお試しいただくことが可能です。まだの方は是非この機会に次世代のvSphereをいち早く試してみませんか!?

http://www.vmware.com/go/vspherebetaq2

  • VMware vCenter Operations Manager に関して

vCenter Operations Manager は最近では vSphere with Operations Management (通称vSOM)でもお馴染みかと思いますが、VMwareの仮想環境の健全性監視、キャパシティー管理などの機能を提供する非常に強力な管理ツールです。以下、vCenter Operation Managerのダッシュボード画面のスナップショットになります。
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画面左から仮想環境における

  • 健全性:いますぐ対処すべき問題があるか
  • リスク:近い将来対応すべき問題があるか (キャパシティー不足など)
  • 効率       :最適化の余地があるか

を表しており、仮想環境全体を俯瞰して監視することが可能となります。

VMworld 2014では、これらのお馴染みの機能に加え、本来この製品のあるべき姿、つまりVMware が推進する Software-Defined Data Centerにおける包括的なマネージメントツールとしての位置づけが強調されていました。
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vCenter Operations Manager はSDDCやクラウド環境をはじめとして、AWSなど他社のパブリッククラウド、さらにはBig Data 解析アプリをはじめとしたVM上で動作する様々なアプリケーションまでを単一のコンソールで監視、管理することを目的とした非常に野心的な製品です。

以降VMworld 2014のセッションで紹介された、vCenter Operations の拡張機能をいくつか紹介いたします。下記は、ネットワーク仮想化を実現するNSX環境をvCenter Operations Managerで監視するためのアドオン・パッケージ、Operations Management Pack for NSXの紹介スライドです。(セッション中にカメラで写真を撮ったのですが少し曲がっていてすみません…)
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こちらのアドオンを利用することで、通常のNSX管理ツールの機能に加えて

  • 各NSXコンポーネントの健全性ステータスの監視
  • 物理と仮想ネットワークのトポロジーマッピングの表示
  • サーバ、ストレージ、ネットワークにまたがる問題の相互関係性

など、管理に役立つさまざまな情報が可視化され管理者に提供されます。

vCenter Operations ManagerではNSX以外にも、ストレージを監視するアドオン、クラウドを監視するアドオンなど、様々なアドオン・パッケージをはじめ、物理、仮想環境の構成管理、OSやアプリケーションの健全性管理を実現する様々な管理製品と連携することができ、クラウド・インフラ全体を包括的に管理することが可能です。

また、vCenter Operations Managerよりさらに詳細な分析を希望されるお客様には、先日発表されたvRealize Operations InsightやvRealize Cloud Management Suiteという新たなパッケージをご選択いただきますと、vCenter Operations Managerに加え、リアルタイムでのログ管理およびログ分析機能を提供するLog Insight をご利用いただくことも可能です。

以下、Log Insight と vCenter Operations Managerの連携を紹介するスライドになります。まず、Log Insightによるログ解析結果からストレージ障害が発生したことがLog Insightの画面を通してユーザに通知されます。
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さらに、次回この障害が発生した場合には、vCenter Operations Manager に通知することも可能です。(以下スライド)
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  • 明日の予告

明日以降もBreakout Sessionの他のトピックを公開予定ですので、是非お楽しみに!

  • ご注意

VMworld 2014速報ブログシリーズでは、USで開催されているVMworld 2014について現地から速報でお届けしています。発表時点での予定情報であり、本ブログに記載されている製品仕様やロードマップは将来予告無く変更になる可能性があります。

VMworld 2014速報 : General Session 2日目編!!

■はじめに

こんにちは。本日もVMworld 2014が開催されている現地からお届けしています。サンフランシスコで開催されているVMworld 2014は引き続き本日も大盛況です。本日で2日目となるGeneral Sessionでは、昨日のGeneral SessionのSDDCに関する内容をより技術的に補足する内容についてと、「End User Computing (EUC)」に関する新しいビジョンやアーキテクチャ、テクノロジ、他社との協業についての発表が行われました。本ブログでは会場を大いに驚かせたEUCに関する各発表についての概要とSDDCに関するサマリをお伝え致します。発表されたEUCに関する新しいアーキテクチャについてはブレークアウトセッションの内容とあわせて明日以降でお伝えする予定です。

■EUCに関する発表の概要

EUC 事業のExecutive Vice President兼General ManagerのSanjay Poonenはセッションの冒頭で、エンドユーザ環境は変化し続けており、アプリケーション、データはオンプレミスだけでなくクラウドにも配置されるようになり、多種多様なデバイス環境が前提になると現在市場で起きている変化やその変化に伴うチャレンジについて説明しました。そして、こうしたモバイルクラウド時代に対応したEUCのビジョン、”Secure Virtual Workspace for Work at the Speed of Life”を紹介しました。
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さらに、このビジョンが示すようなこれからのエンドユーザコンピューティング環境をDesktop、Mobile、Contentの3つのカテゴリに分類し、VMwareがどのようなテクノロジやソリューションを提供していくのかと、それらがSDDCと密接に連携して動作する事を説明しました。
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-Desktop

Desktop領域に関しては、業界で唯一単一のプラットフォームによる提供が可能なVDIとアプリケーション配信、DaaS、リアルタイム アプリケーション展開、ユーザ体感の向上が提供可能な事を説明しました。さらに、VMware、NVIDIA、Googleの3社協業についても発表されました。この協業により、ユーザは3Dコンテンツのようなリッチコンテンツを、今まで以上に素晴らしい環境で利用きるようになります。

詳細につきましては以下のリリースをご覧ください。(英語)

<http://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-newsfeed/VMware,-NVIDIA-and-Google-Unveil-Future-of-Graphics-Rich-Applications-Delivered-on-Enterprise-Cloud-Desktops/1873414>

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-Mobile

Mobile領域に関しては、デバイス、アプリケーション、コンテンツ、e-mailの管理に対し、この領域のリーダであるAirWatchのソリューションが有効である事を説明しました。image009

さらに、この領域におけるSAPとの協業についても発表されました。
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詳細については以下のリリースをご覧ください。(英語)

http://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-newsfeed/VMware-and-SAP-Collaborate-to-Deliver-Mobile-Security-and-Simplified-User-Experience-for-Mobile-Applications/1873416

-Content

コンテンツに関しては、AirWatchが、場所や時間を問わず、あらゆる端末から、オンプレミスだけでなくクラウド環境にあるコンテンツすら透過的に扱え、エンタープライズ環境に対応できるセキュリティ機能を提供している事を説明しました。
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■Workspace Suiteの発表
EUC環境における統合パッケージ製品である”VMware Workspace Suite”が発表されました。前述のビジョンに基づくカテゴリに対応する製品がすべて含まれており、これさえあれば次世代のエンドユーザ環境が実現できる強力な製品です。
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詳細につきましては以下をご査収ください。

<https://www.vmware.com/jp/company/news/releases/vmw-Workspace-Suite-082714.html>

■SDDCに関する内容

General Session後半では、SDDC事業のExecutive Vice PresidentであるRaghu Raghuramが中心となり、従来のアプリケーションとクラウドネイティブなアプリケーションを両方動かす事ができるSDDCに関する内容について説明を行いました。強調していたのはオンプレミスかオフプレミスかという選択ではなく、SDDCはどちらも両立できるという事でした。SDDCのアーキテクチャをManagement by Policy、All Apps、Open Cloud Infrastructure、Hardware Choiceという4つの視点からそれぞれについて説明を行いました。
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■Hardware Choice
SDDCへのアプローチの仕方は3通りあり、SDDC環境でもHardwareは自由に選択可能な事を説明し、その中で昨日発表されたばかりのEVO: RAILとEVO: RACKについて説明を行いました。

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-EVO: RAIL

EVO: RAILは最初に電源を入れてから15分以下で仮想マシンをデプロイすることができるほど、セットアップが簡単です。2Uに4ノードが搭載されて1セットとなっており、1セットで100VM、250VDIをサポートします。今のところの最大構成は4セットです(16ノードまで拡張可能です)。
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-EVO: RACK

リリース前でTech Preview中ですがより拡張性が高く、ハンズオンラボで利用されていると発表されました。既にVMworld 2014で稼働中です!
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■Open Cloud Infrastructure

-OpenStack

昨日発表されたVMware Integrated OpenStackでは、VMwareが提供するディストリビューションだけでなく、パートナーが提供するディストリビューションも利用できる事が改めて説明されました。

■All Apps

-vSphereの機能拡張

vCenter ServerをまたがるvMotionや、複数の仮想CPUをサポートするFTなど、改めてvSphereの機能拡張予定について紹介されました。

-従来のアプリケーション、クラウドネイティブなアプリケーションのどちらもSDDC上で実行可能image025

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コンテナなど今後のアプリケーション実行環境もSDDC上で動作する事を改めて説明し、実際にデモを実施しました。

■Management by Policy

Raghuはここでいうポリシーとは、ビジネスルールやコンプライアンスであると説明をしていました。

-vRealize Suite

昨日発表されたvRealize Suiteが従来のアプリケーションとクラウドネイティブなアプリケーションの双方の実行基盤の管理に利用できる事が説明されました。

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-ポリシーによる管理

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SDDC上では多くのアプリケーションが稼働する事になりますが、1台1台に対し細かい設定作業をしていくのは現実的ではなく、定義したポリシー(ビジネスルールやコンプライアンスから導かれる)に基づいてSDDCが自動で適切なストレージやネットワーク設定を反映させる事が重要と説明し、オンプレミスとクラウド間でネットワーク設定のポリシーが実際に引き継がれる様子などをデモで紹介しました。

■最後に

2日目のGeneral Sessionの発表はSDDCビジョンに関するより詳細な説明とEUCに関する各種の発表でしたが、ブログではお伝えしきれない事がまだまだたくさんあります。これらの発表の詳細については、明日以降のブログでも概要はお伝えする予定ですが、11月に日本で開催されるvForumにてブログではお伝えしきれない詳細含めて説明させて頂く予定です。皆様奮ってご来場ください!

■次回予告

明日以降はEUCに関するGeneralセッションの続きとEUC/SDDCのブレークアウトセッションの内容でこれは!というものを複数に分けてお伝えする予定です。ご期待ください!

■ご注意

VMworld 2014速報ブログシリーズでは、USで開催されているVMworld 2014について現地から速報でお届けしています。発表時点での予定情報であり、本ブログに記載されている製品仕様やロードマップは将来予告無く変更になる可能性があります。

VMworld 2014速報: Breakout Session 【Cloud Automation】編!!

皆様こんにちは。VMwareの荒木と申します。

今回のVMworld 2014ではセッション担当として、他の参加者の方々と同様にBreakout Sessionの方に参加させていただいております。

VMworld 2014のBreakout Sessionは、Moscone Westという会場を中心に300以上のセッションが実施されています。
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私の方では、主にCloud Automation、つまり自動化に関連したトピックを中心にご紹介していきます。

■VMwareが提供するCloud Automationとは?

VMwareのCloud Automationを支える主要な製品は、vCloud Automation Center (vCAC)と呼ばれる製品で、vCloud Suiteのコンポーネントとして提供されています。

また、今回のVMworldで発表されたvRealize Suiteにも含まれており、VMwareのクラウド管理製品の中心的な存在です。

今回のVMworldでは、vCACの最新版6.1の発表と共に、様々な連携機能の紹介がありました。
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vCACについてご存じない方もいらっしゃるかと思いますので簡単にご紹介しますと、仮想マシンを展開するために必要な様々なタスクを自動化し、サービスカタログとして公開することででプライベートクラウド環境を柔軟に活用するための製品です。また、vCloud Air等のパブリッククラウド環境とも連携することで、Hybrid Cloud環境を自在にコントロールできます。
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vCACは、様々なソリューションとの連携が可能な拡張性の高さが特徴で、今回のVMworld 2014でもNSXによるネットワーク仮想化やSite Recovery Manager (SRM)との連携、さらにはHorizon Viewとの連携機能が紹介されました。

ここからは、Breakout Sessionで紹介された様々な連携機能について簡単にご紹介させていただきます。

■vCACとVMware NSXの連携
vCACをVMware NSXと連携させることで、仮想マシンの展開プロセスの中でネットワークも自動的に構成することが可能になります。仮想マシンの作成と同時にオンデマンドでネットワークを構成し、さらにはセキュリティポリシーの適用までが1つのプロセスとして実行されます。

最新バージョンのvCAC 6.1では、NSXのDistributed Logical Routerへの対応やvCenter Orchestratorプラグインの提供など機能強化が図られています。
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vCACでは、NSXに対して4種類のネットワークを構成させることが可能です。

具体的には、External / Routed / NAT / Privateから選択することが可能で、仮想マシンのネットワーク構成に合わせて柔軟に構成し、自動化が可能です。また、NSXで提供されるファイアウォール機能とも連携し、仮想マシンに対してセキュリティポリシーを自動適用させることもできます。ロードバランサに関してももちろんOKです。
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■vCACとSite Recovery Manager (SRM)の連携
SRMによってDRを構成した環境でもvCACと連携させることで自動化を実現します。仮想マシンを展開する際に、Storage Policyを使用して適切なデータストアを選択し、SRM側の構成も自動的に実施させることで、プロビジョニングプロセスを一気に実行することができます。

セッション中のデモでは、vCACから仮想マシンの作成を実行する際に、SRMで保護するかをプルダウンで選択し、SRMの設定まで一気に実行させていました。
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SRMでフェイルオーバーを実施する際にvCACと連携させるためのツールも用意されるので、DR保護された仮想マシンの自動展開も容易に実現できるようになりそうです。

■vCACとHorizon Viewの連携機能
vCACから自動化できるのはサーバ環境だけではありません。Horizon Viewが提供する仮想デスクトップについてもvCACから展開することが可能です。

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vCACのカタログから仮想デスクトップを申請すると、自動的に仮想デスクトップが展開され、利用者に提供される、セルフサービス型のデスクトップ環境の実現が可能な連携です。

・VMware Integrated OpenStack (Beta)の提供
今回のVMworldでは、新たにVMware Integrated OpenStackが発表されました。現時点ではベータ版となりますが、既に製品ページが公開されています。
http://www.vmware.com/products/openstack

VMware Integrated OpenStackを介することで、Nova、Neutron、CinderといったOpenStack APIからVMwareのSDDC環境をコントロールすることができるようになります。

Solution Exchangeの方で実際のデモも見ましたが、vSphere Web ClientからOpenStackコンポーネントを1つのウィザードで簡単にデプロイしていました。

また、vSphere Web Clientとの統合はもちろんのこと、vCloud Automation CenterやvCenter OperationsをはじめとするVMwareが提供するCloud Management製品との連携も強化されていきますので、こちらも注目です。
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■明日の予告
明日はBreakout Sessionの他のトピックを一気に公開予定ですので、是非お楽しみに!

■ご注意
VMworld 2014速報ブログシリーズでは、USで開催されているVMworld 2014について現地から速報でお届けしています。
発表時点での予定情報であり、本ブログに記載されている製品仕様やロードマップは将来予告無く変更になる可能性があります。

VMworld 2014速報 : General Session初日編!!

■導入
こんにちは。VMwareの巨勢でございます。今年も派手なパフォーマンスと共にVMworld 2014が幕開けしました。今年も、サンフランシスコのダウンタウンにあるモスコーンセンターで開催され、世界85カ国から22,000名の方々にご来場頂いています。日本からも約300名のお客様やパートナー様にお越し頂き、初日から大盛況です。

今回のメインテーマは「NO LIMITS」、限界なき挑戦という意図が込められており、CEOのPat GelsingerがGeneral Session第一日目となる今日、新しいITに向けた勇気ある行動を推進することの重要性について力強く説きました。 その動きを支援すべく、VMwareは昨年に続き、SDDC(Software-Defined Data Center)、ハイブリッド クラウド、エンド ユーザー コンピューティングの3つの柱からなる戦略でお客様のITの変革を支援することをコミットしています。このブログでは、そのコミットメントの内容についてご紹介していきます。
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■内容
近年のITの躍進によって、様々な業種のお客様がビジネスを変革させています。その多くは、従来までの型にはまったITから脱却し、変幻自在な言わば液体のようなIT及びビジネスモデルへと変貌を遂げています。これによって、過去には例のないダイナミック且つ柔軟なIT及びビジネスへと移行をした先進的な組織の多くが、既に多くの成功をおさめるに至りました。

この変幻自在なITを支援する為の基盤としてVMwareはSDDCにおいて更なる技術革新を約束します。その第一弾として、SDDCのアーキテクチャに基づいてプライベートクラウドを構築・管理するための統合ソリューションの新バージョンである VMware vCloud Suite 5.8を発表しました。

その中核となるコンピューティングの技術にとしては、引き続きvSphereがその役割を担い、このVMworldで次期バージョンとなるvSphere 6.0のベータ プログラムを発表しました。これまで以上の大規模且つ高スペックを要求するアプリケーションに対応する様々な機能を実装し、お客様のニーズに応えていくことを約束しています。

また、ストレージにおいては昨年のVMworldで発表したVirtual SAN(VSAN)の次期バージョンのベータ プログラムを発表しました。ストレージ領域においては、もう一つの先進的な技術となるVVOL のリリースが間近であることを伝えており、ストレージの仮想化技術に対する積極的な取組みは今後も目を離せません!

ネットワークにおいては、NSX 6.1と様々なパートナーとのソリューションについて発表されましたが、中でもこれまでのセキュリティ対策の常識を覆すマイクロセグメンテーションは、 多くのデータセンターで採用されている境界で防御を図るセキュリティ戦略から仮想マシン自体を防御する戦略への転換を支援する先進的な技術です。これまでのネットワークのマイクロ セグメンテーションが抱えていたコストおよび運用上の様々な課題はNSXによって払拭され、SDDCにおけるセキュリティを担保する中核技術として実用段階にあります。
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そして、異種混在環境やハイブリッド クラウドを管理するためのソリューションとしてVMware vRealize Suiteを発表しました。また、これまでのライセンス形態に加えて、SaaSとして提供されるサブスクリプション型のVMware vRealize Airを発表しました。as a Service型のあらゆるソリューションには、今後Airのキーワードが付き、お客様のクラウド環境を支援していきます。

今回のVMwareのSDDCの発表の中で最も聴衆を驚かせたのが、EVO: RAILとOpenStackディストリビューションの発表だったのではないでしょうか。EVO: RAILはVMwareがハイパーコンバージド システムとして位置付けているワンストップのSDDCソリューションです。SDDCのシステムを構築する場合、普通はある程度の時間がかかりますが、EVO: RAILでは、電源を入れてから数分以内に仮想マシンを起動することができます。今回、富士通様やネットワンシステムズ様をはじめとする6社をOEMパートナーとして発表させて頂き、Solution Exchangeにおいても展示をしています。これらのハードウェアとソフトウェアが一体化した仮想化ソリューションによって、最速でお客様のデータセンターにSDDCを構築します!
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また、OpenStack ディストリビューションとして発表されたVMware Integrated OpenStackは、これまでお客様環境下で発生したOpenStackかVMwareかといった二者択一の議論を完全に無くす建設的な取組みです。重要なのは、アプリケーションであり、OpenStackかVMwareかという議論ではありません。OpenStack ディストリビューションの発表により、単一の仮想化プラットフォーム上にOpenStackとVMwareのAPIを両立することが可能となります。今後、OpenStackへの取組みをさらに加速し、オープンソースコミュニティへの貢献も同時に強化を図っていきます 。

そして、General Session 初日で最も多くの時間を割いたのが、vCloud Airです。vCloud Airは昨年のVMworld 2013にて発表されたvCloud Hybrid Serviceのリブランディング名で、VMwareが提供するパブリッククラウドです。現在、米国及び欧州にて展開中のこのサービスは、日本にも展開されることが決まっており、今年の第4四半期にサービスインする予定になっています。VMwareはvCloud Airをハイブリッドクラウドのプラットフォームと位置付け、IaaSサービスやDRaaSに加え、DevOpsサービス、DBaaS、オブジェクト ストレージサービス、モバイル アプリケーション サービス等、様々な付加価値サービスの展開を予定しており、ハイブリッドの環境下におけるクラウドの最適解を推進していきます。これらの新しい機能性に加え、コンプライアンスへの対応も積極的に進め、PCI、ISO、SOC、HIPAA、FedRAMPへ順次対応していきます。また、分単位の課金とクレジットカードによる支払いが可能になるvCloud Air VPC OnDemandのベータプログラムが開始されます。米国での同サービスの開始は来年の1月を予定しており、日本での展開が待ち遠しいサービスの一つです。

さらに、vCloud Air Networkというパートナー向けのプログラムは全世界100各国以上に存在する3900の事業者を支援するプログラムで、vCloud Airと共に互換性のあるクラウドの展開を進めていくことで、お客様に対しての今迄以上の選択肢を提供していきます。

関連する日本語のプレスリリースは下記となります。ご興味のある方はぜひご覧下さい。

https://www.vmware.com/jp/company/news/releases/vmw-EVO-RAIL-082614.html

  • VMware、VMware vCloud® Air™のハイブリッド クラウド サービスの新機能とモバイル アプリケーション サービスを発表

https://www.vmware.com/jp/company/news/releases/vmw-vCloud-Air-Mobile-082514.html

General Session初日の発表はSDDCとHybrid Cloudに関する発表でしたが、このブログでは伝えきれない程充実した内容でした。これらの発表の詳細は、11月に日本で開催されるvForumにて細かに説明させて頂く予定です。皆様のご来場をお待ちしています!

■明日の予告
明日はGeneral Session二日目の速報をお届けする予定です。どうぞお楽しみに!!

■ご注意
VMworld 2014速報ブログシリーズでは、USで開催されているVMworld 2014について現地から速報でお届けしています。発表時点での予定情報であり、本ブログに記載されている製品仕様やロードマップは将来予告無く変更になる可能性があります。

VMworld 2014速報 : Solution Exchange編!!

■導入
今回はVMworld 2014のハイライトの一つ、Solution Exchangeについて現地からレポートします。Solution Exchange では Hybrid Cloud や SDDC(Software-Defined Data Center), EUC などに関連するVMwareの最新ソリューションのデモや、200社を超える協賛企業様によるVMware関連ソリューションのデモや展示を見ることができます。VMware本社の製品担当に直接質問ができるAsk  the Expertコーナーや協賛企業様の社員の方々とFace to Faceで意見交換できるのもSolution Exchangeの魅力の一つです。

■内容
今年の VMworld 2014のSolution Exchangeでは 近々日本でもリリース予定のHybrid Cloud ソリューション、VMware vCloud Air (旧VMware vCloud Hybrid Service)や ワークステーションのVDI化を促進するvGPU 、エンタープライズモバイル管理のAirWatch、SDDC 関連としてはvCAC とvCO による連携ソリューション、vCenter Operations Managerなどのデモが盛況でした。

アルコールや軽食も振舞われ、ほろ酔いながらも、皆様熱心にデモに見入っています。

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写真 (1) Solution Exchange 会場の様子

Horizon 6 + vGPU による3D CAD  on Horizonのデモの様子です。実際に3D アプケーションを動かしてみましたがかなりスムーズに操作ができました。なんと、設計した結果を3Dプリンタで印刷できる特典もありました!

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写真(2)  Horizon 6 + vGPU による3D CAD  on Horizon のデモ

こちらはVMware vCloud Air を活用したHybrid Cloudのデモの様子です。Backup to the CloudやDR to the Cloud などがデモで展示されています。日本での展開が待ち遠しいですね!

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写真(3)  VMware vCloud Air によるHybrid Cloud デモ

vCenter Operations Manager のデモの様子。USではvSOM がかなり浸透しており、vCenter Operations Manager の上位エディションに関する注目が高いようでした。

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写真(4)  SDDC 関連のデモ

協賛企業様の展示では、スケールアウト型ストレージやvVOL 対応ストレージ、All Flash Storageなど、ストレージ関連の展示が多いイメージです。 また、ネットワーク仮想化NSX との連携製品なども数多く展示されていました。Solution Exchange は元々VMwareに限らず仮想化に関連するソリューションを幅広く展示することを目的としているということで、VMwareソリューションの競合製品も大々的に展示されていたりと、参加されたお客様やパートナー様にとっても刺激的だったのではないでしょうか。個人的にもとても勉強になりました!!今年の11月に開催されるvForumでもわくわくするデモを皆様にお届けできるように社員一同がんばります!

■明日の予告
次はGeneral Sessionの速報をお届けする予定です

■ご注意
VMworld 2014速報ブログシリーズでは、USで開催されているVMworld 2014について現地から速報でお届けしています。発表時点での予定情報であり、本ブログに記載されている製品仕様やロードマップは将来予告無く変更になる可能性があります。