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月別アーカイブ: 2019年7月

ハイブリッドクラウドをより身近な存在に!

 

 

 

ハイブリッドクラウドの新しい選択肢!

~Dell Technologies Cloud~

こんにちは。Dell EMC でクラウドソリューションを担当している吉田尚壮です。今回から 4 回に渡り、この場をお借りして Dell EMC のクラウドソリューションと具体的な製品について、弊社の各専門家よりご紹介します。

 

ハイブリッドクラウドを促進するインフラ製品を強化!

 

これまで Dell EMC は VMware 製品とのインテグレーションを積極的に進めてきました。さらに今後は VMware が掲げるクラウドのビジョンにアラインする形でハイブリッドクラウド化を支援する製品やサービスを強化しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図 1 : Dell EMC はエッジとプライベートクラウドに注力

 

その最初の取り組みとして、VMware Cloud Foundation(以下 VCF)とのインテグレーションを強化したインフラ製品を増やしました。今後も新しいサービスを提供する予定がありますが、まずはその主役である VCF について簡単におさらいしておきましょう。

 

これまでの導入や運用手法をガラッと変える新基準プラットフォーム!

VCF は、従来のインフラ導入や運用手法を一変させるような新しい価値を提供する SDDC プラットフォームです。VCF を採用すれば、SDDC 環境の構築作業を簡素化し、作業時間も大幅に短縮できます。それを実現するコンポーネントが「SDDC Manager」です(図 2)。

 

 

 

 

 

 

 

図 2 : VMware Cloud Foundation の主要コンポーネント

 

SDDC Manager は、VCF の主要コンポーネントの一つで、VMware の各種ソフトウエアのインストールと構成を管理者に代わって自動的に処理してくれます。例えば、新しく SDDC 環境を構築するシーンを考えてみましょう。これまでは、マニュアルで vCentervSpherevSANNSX をそれぞれインストールしてから設定するという作業が必要でした。しかし、SDDC Manager を利用すれば、簡単な操作で完了します。SDDC Manager のダッシュボード(図3)から使用可能なホストを選択したのち、ウィザードに従って必要なパラメータを入力し、実行ボタンをクリックするだけです。あとは自動的にインストールと設定を処理してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図 3 : リソースの使用状況と構成が把握できる「SDDC Manager」のダッシュボード画面サンプル

 

同様に、vRealize OperationsvRealize Automation などのインストール作業も SDDC Manager から実行できます(図4)。インストールの処理が自動化されることは、管理者にとって時間の節約だけではなく、作業が失敗するリスクを低減させるメリットもあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

図 4 : SDDC Manager から vRealize Suite 関連ソフトウェアを展開する際の画面サンプル

 

これで塩漬けから脱却!SDDC環境を常に健康な状態で維持できる!

 

もう一つ、VCF を採用するメリットがあります。最近、ソフトウェアの定期的なアップデートは必須だと言われるようになりました。ソフトウエア機能の拡張や新機能追加の頻度が多いことが一因と言えますが、最大の理由はセキュリティの担保です。攻撃手法が巧妙化しているサイバー攻撃からシステムを守るために、管理者はソフトウェアの脆弱性に対して迅速に処置する必要に迫られています。

 

しかし、ソフトウェアのアップデートとパッチ適用作業は多くの管理者にとって大きな悩みでした。製品ごとに互換性と作業手順をチェックしなければならず、マニュアル操作による面倒なアップデート作業が必要だからです。また、安全に作業を遂行するためには事前にテストする必要があるなど、容易に準備を進めることができないため、不本意ながら結局塩漬けにするケースが多かったと思います。

 

ご安心ください。VCF ならこの悩みが一気に解決します!VCF には VMware 製品のライフサイクル管理機能が標準搭載されているので、簡単な操作でアップデート作業を完了できます!

 

 

 

 

 

 

 

図 5 :  SDDC Managerのダッシュボード(アップデート処理の確認)画面サンプル

 

操作はとても簡単です。SDDC Manager のダッシュボードからアップデート対象の環境を選択し、アップデートの内容を確認します(図5)。その後、環境の健全性をチェックしてから、問題なければそのままアップデートを実行します。処理は自動化かつオンラインで実行されるので管理者の負担が軽減されますし、当然作業が失敗するリスクも回避できます。ちなみに、アップデート処理はスケジュールを設定しておいて、任意のタイミングで実行させることもできます。

 

VCFの価値を最大化するのがハイパーコンバージドインフラ!

 

このように理想的な SDDC 環境を提供してくれる VCF ですが、どんなハードウエア製品と組み合わせるのが良いのでしょう?その答えは「ハイパーコンバージドインフラストラクチャ (以下HCI)」です!Dell EMC の HCI 製品である「VxRail」は、予め vSphere がバンドルされた状態でデータセンターに搬入されます。それをラッキングして電源投入した後、数十分で vSphere と vSAN を構成し、vCenter にアクセスできるようになります。納品直後から使えるので、構築作業に対する管理者の工数は殆ど考慮する必要はありません。さらに、VxRail はハードウエア層およびバンドルされているソフトウエア(vSphere や vSAN など)を対象としたライフサイクル管理機能が標準装備されています。つまり、物理ホストから vSphere までのアップデート作業は VCF と同じように自動的に処理できるのです(図6)!

 

 

 

 

 

 

 

図 6 :  究極の SDDC プラットフォーム「VCF on VxRail」

 

この HCI 製品「VxRail」と VCF を組み合わせば、ハードウエア層を含めた SDDC 環境のライフサイクル管理が理想的な形で維持できます。まさに、最強の組み合わせと言えるでしょう!Dell EMC は、VCF と VxRail を組み合わせて「VCF on VxRail」として販売しています。この詳細は次の投稿で詳しくご紹介します。

 

大容量ストレージなど、あらゆるニーズにも対応!

 

IT の多くのワークロードは、HCI と VCF の組み合わせで構成される SDDC 環境でカバーすることができるでしょう。しかし、お客様によっては「一度構築した環境で 3 年間は維持するのでホスト(ハードウエアリソース)の拡張性は要らない」とか「VCF は導入したいがハードウエア製品はこちらで選びたい」、または「VCF 環境で大容量ストレージも併用したい」というご要望も実際に存在します。

 

これらのご要件に対応するため、Dell EMC は VCF が使える製品ラインナップを増やしていきます(図7)。具体的には、VCF をバンドルしたコンバージドインフラ製品、およびサーバー、ストレージ、ネットワーク製品と VCF を個別に組み合わせたリファレンスアーキテクチャを提供します。例えば Dell EMC が提供するモジュラー型サーバー(PowerEdge MX シリーズ)と VCF を組み合わせれば、ソフトウェアとハードウェアの両面で統合管理を実現できます。この辺りの詳細は、本連載の後半でご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

図 7 :  VCF をベースとしたインフラ製品ラインナップ

 

管理者不在のエッジもカバー!

 

更に、Dell EMC はエッジまで VCF の価値を届ける取り組みも進めます!VMware が 2018 年に発表した「Project Dimension」 をご存知でしょうか?これは、SDDC を搭載したコンピュートリソースをエッジに提供するフルマネージドサービスの開発プロジェクト名です。それを世界で初めてVMware と協業してサービス化しようとしているのが Dell EMC なのです!このサービスは「VMware Cloud on Dell EMC」という名称で 2019 年の下期から北米にてリリース予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図 8 :  SDDC をクラウド消費モデルで調達する新しいサービス「VMware Cloud on Dell EMC」

 

お客様がこのサービスを利用する流れをご紹介します。お客様は VMware が提供する本サービスのダッシュボードから必要なコンピュートリソースを選択して、それを配備する場所を指定します。次に注文ボタンをクリックすれば、数週間後に指定した場所に SDDC が配備され、使用できる状態になります。

 

尚、選択するコンピュートリソースとは、前述した VCF と VxRail に SD-WAN (VMware SD-WAN by VeloCloud) を搭載したネットワーク製品の組み合わせであり、SDDC のコンピュートリソースとして予めパッケージ化されて提供されます。

 

お客様が調達したコンピュートリソースは、管理コンソールから一元的に管理できます(図8)。尚、ハードウエアとソフトウエアのメンテナンスは、VMware と Dell EMC がサービスの一環として実施します(図9)。「VMware Cloud on Dell EMC」は、既存データセンターも対象とするサービスなので、新しいコンピュートリソースの調達方法として注目されるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図 9 : 「VMware Cloud on Dell EMC」のサービス内容

 

ハイブリッドクラウドにご興味があれば、Dell EMC にご相談を!

 

Dell EMC は、ここでご紹介した製品やサービスをまとめて「Dell Technologies Cloud」とい名称で展開しています。VMware のクラウドに対するビジョンにアラインして製品やサービスに落とし込み、ハイブリッドクラウドの現実解としてお客様に提供しています。ご興味があれば是非とも Dell EMC にお声がけください!

 

 

 

 

 

 

 

図 10 :  ハイブリッドクラウドを実現するサービスと製品を包含する「Dell Technologies Cloud」

 

次回は、技術面から「VCF on VxRail」に関して詳しくご紹介します。

 

<連載リンク>

第1回 ハイブリッドクラウドの新しい選択肢!~Dell Technologies Cloud~

第2回 VMware Cloud Foundation on VxRailから始めるオンプレクラウド

第3回 VCF on VxRailの構築と運用

第4回 次世代アーキテクチャのモジュラー型サーバのVCFでの活用 ~PowerEdge MXのご紹介~

 

StorageHub リファレンスアーキテクチャのご紹介・vSphere/vSAN オンラインセミナー実施のお知らせ (2019年07月)

VMware パートナーチームの内野です。

皆様が新しいシステムを構築・提案される際に実際に上に乗るアプリケーションでどの程度、パフォーマンスが出るのかある程度、事前に把握する必要があると思います。

その際に、もちろん、物理的な機器を準備して、実際にアプリケーションをインストールおよび検証の上、パフォーマンスを確認する。という事も非常に重要なことだと思っていますが、出来れば、検証する前に検証するための推奨構成 (リファレンスアーキテクチャ) を事前に確認できたら。と思う方は多いのではないでしょうか。

VMware では、下記の Storage Hub リファレンスアーキテクチャーというページで各アプリケーションメーカー様や用途、業界向けの推奨構成一覧をまとめているページをご用意させて頂いております。

https://storagehub.vmware.com/t/vmware-vsan/reference-architecture/

この中で “Oracle and MySQL” をアプリケーションとして載せる場合の vSphere & vSAN の構成例やリファレンスアーキテクチャ、”Microsoft 社” の SQL Server や MS-Exchange を構築する場合の vSphere & vSAN としての構成例やパフォーマンス結果等を事前に確認することが可能です。

 

 

今回は、全ての情報をご紹介することはできませんが、例えば、データベースと言っても数多くのデータベース製品がございます。StorageHub の中の情報では、Oracle 社の Oracle データベース (12c) 、My SQL データベース、Microsoft 社の SQL Server や Mongo データベースのパフォーマンス情報等が様々な形で掲載されておりますので、色々なシチュエーションに応じた情報をご準備させて頂いております。

 

 

Oracle データベースのパフォーマンスデータの例

 

 

My SQL データベースのパフォーマンスデータの例

 

 

SQL Server データベースのパフォーマンスデータの例

 

 

Mongo データベースのパフォーマンスデータの例

 

 

パフォーマンスデータはハードウェア構成やソフトウェア構成、テスト方法等も正しく確認しないと想定しているシステムの要求と異なる結果になってしまう事もあると思いますが、Storage Hub では、ハードウェア構成やソフトウェア構成(バージョン等)、テストツール等の実行方法の記載もございますので、是非、参考にして頂ければ幸いです。

なお、上記でもご紹介している VMware vSAN に関して、2019 年 7 月にオンラインセミナーを実施させて頂くこととなりました。

(注意 : 上記、アプリケーションのリファレンスアーキテクチャ等の詳細に関する内容はオンラインセミナーでは含まれておりませんのでご注意下さい)

今回は、下記の 3 つのオンラインセミナーを実施させて頂きます。

 

外部ストレージはもう古い!! 3階層から VMware vSAN HCI への移行がもたらす効果

vSphere / vSAN オンラインセミナー 2019#4

最近では、これまでハイエンドストレージで稼働していた重要な業務が VMware vSAN をベースとした HCI に移行されている事例がいくつもあり、移行されたお客様は HCI のメリットをご体感いただいています。どんなお客様が、どのような課題を従来環境に抱えていて、それを VMware vSAN HCI がどのように解決したのか? “にわかに信じがたい、嘘のような本当の話” を実例を用いてお伝えします。

対象 : パートナー企業様、エンドユーザー様
※競合企業、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。

主催 : ヴイエムウェア株式会社

日時: 2019年 07 月 12 日(金) 12:00-13:00 (11:50 から受付開始)

費用: 無償

申し込み : こちらよりお申込みください。

講演者 : ヴイエムウェア株式会社

■ セミナー目次 :
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12:00-12:50

1. VMware vSAN 概要紹介
2. 3階層構成の課題
3. VMware vSAN 導入までの検討事項
4. VMware vSAN 導入効果

12:50-13:00

QA

 

Hyper-V 環境からの vSphere 環境への移行手法ご紹介

vSphere / vSAN オンラインセミナー 2019#5

Windows Server 2008 R2 の延長サポート期間が 2020 年 01 月 14 日と迫ってきております。次期仮想基盤として vSphere/vSAN を用いた最新 HCI 環境をご検討頂いている方向けに Hyper-V から vSphere 基盤への移行方法に関してご紹介します。

対象 : パートナー企業様、エンドユーザー様
※競合企業、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。

主催 : ヴイエムウェア株式会社

日時: 2019年 07 月 17 日(水) 12:00-13:00 (11:50 から受付開始)

費用: 無償

申し込み : こちらよりお申込みください。

講演者 : ヴイエムウェア株式会社

■ セミナー目次 :
=============

12:00-12:50

1. HCI 最新情報ご紹介
2. VMware vSAN 概要紹介
3. Hyper-V 環境からの移行方法に関して

12:50-13:00

QA

 

 

 

HCI 導入シェア No1 : VMware vSAN 導入事例紹介

vSphere / vSAN オンラインセミナー 2019#6

基盤更改を迎える多くのお客様にとっても、 “HCI” が選択肢に入っているのではないでしょうか。
本セミナーでは、次の基盤をご検討中の皆様に向けて、”VMware vSAN HCI” の実際の導入事例を用いて、

・どんなお客様が導入しているのか?
・どんな課題をお持ちのお客様だったのか?
・導入後にどんなメリットを得ているのか?

を解説します。

“百聞は一見にしかず” 皆様と同じ課題をお持ちのお客様が “VMware vSAN HCI” で課題を解決している実例をぜひ見つけてみてください!

対象 : パートナー企業様、エンドユーザー様
※競合企業、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。

主催 : ヴイエムウェア株式会社

日時: 2019年 07 月 26 日(金) 12:00-13:00 (11:50 から受付開始)

費用: 無償

申し込み : こちらよりお申込みください。

講演者 : ヴイエムウェア株式会社

■ セミナー目次 :
=============

12:00-12:50

1. HCI 最新シェア情報のご紹介
2. VMware vSAN 概要紹介
3. 海外 VMware vSAN 事例紹介
4. 国内 VMware vSAN 事例紹介

12:50-13:00

QA

では、当日のオンラインセミナーでお会いできることを楽しみにしております。

また、今後、定期的にオンラインセミナーを行う事を計画しております。

今後、取り扱って欲しい内容等がございましたら、是非、オンラインセミナーご参加時に直接、コメントを頂ければ幸いです。

VMware 内野