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タイムマシンをお持ちでない方向け仮想化基盤移行の話

皆様、はじめまして。  日本ヒューレット・パッカード(HPE)でサーバーの仕事をしています齋藤豪(さいとうごう)と申します。

突然ですが、皆様の環境には仮想化基盤はありますでしょうか。そのシステムは何年前に入れたものですか?と言うのも、古いものだとそろそろバージョンアップを考えないと不要なリスクを負うことになってしまうんですよ。

 

環境を塩漬けにしていませんか? vSphere 5.5のEOGS(End Of General Support)

例えばお使いの環境がVMware vSphere 5.5の場合、General Supportが終了し、既にセキュリティリスクが発生していると言うことができます(General Supportが終了しているため、既にセキュリティを含むパッチは提供されません)。

でも、自分は大丈夫だと思っていませんか?近年、感染すると恐ろしい被害をもたらすマルウェアの1つが流行していますが、JPCERT/CCの調査 (2018/7/30発表)によると、調査した組織のうち、35%がLockyやWannCryなどのランサムウエアの被害を経験したと発表されています。

タイムマシンをお持ちでない限り時間は遡れません。既に今日現在はGeneral Supportが終了した“黄信号”の状況ですので、お早目の更改をご検討ください。(もしお持ちの方がいたら詳しくお話聞かせください)また、vSphere 6.0 についても2020年3月にGeneral Supportが終了し、“黄信号”に入ります。なので、寿命の長い最新のvSphere 6.7へのアップデートが激しくオススメなのですが、古いサーバーだと最新のvSphereバージョンがサポートされていない場合もあります。

 

環境を塩漬けにしていませんか?(Gen8サーバの保守期限が近付いています)

今ご利用のサーバはどの世代でしょうか?

ご購入時期が2012年9月~2015年頃の場合、HPEで言うとGen8世代のサーバー(Intel Xeon E5-2600v1、v2を搭載のもの)に該当するかと思います。販売終了から5年を迎え、一般的に機器の老朽化による故障も心配ですし、保守契約が終了してしまった機器の場合はパーツ交換ができないことも考えられます。

また保守が受けられないということは、サーバに同梱されているファームウエアの改良版の提供も受けられないということになります。2018年最初には、大規模セキュリティインシデントとなった「Meltdown」 と 「Spectre」という、近年発売されたほとんどのプロセッサにおいて深刻なセキュリティホールが存在するというニュースが流れましたが覚えておられるでしょうか?ほぼすべてのデスクトップOSとモバイルOSの搭載端末に影響を与える大問題で、対策にはファームウエアのアップデートが必要になります。このような場合でも、保守切れのサーバには対策されたファームウエアがリリースされません。

安心して日々の業務を行って頂くために、またご自身のお客様のために、vSphere 6.7へのアップグレードと共に、新しいサーバーへの移行もご検討ください。

 

HPEのサーバーなら結構安心

リプレース先としては、HPEのサーバーがすごくオススメです。

リプレース先としては、HPEのサーバーがすごくオススメです。(2回目)

x86サーバーはご多分に漏れず、最新モデルの性能は結構あがっていますので、そもそもの集約効率や費用対効果の向上が見込めます。

それだけではなく、HPEサーバーならではの充実したセキュリティ機能があります。

サイバーセキュリティに関する怖いニュースが後を絶ちません。攻撃者の狙い目がネットワークからサーバーにも及び始めていることから、HPEの最新サーバーは全てファームウェアレベルでの改ざん検知・復旧機能を持っています。しかも標準搭載。無償です。

 

vSphere 6.7への移行と、どうせならもう少し楽でイケてるインフラを

肝心な移行方法につきましては、お客様環境にもよるので一概には言えませんが、HPEでも移行のお手伝いをさせて頂くことが可能です。こちらについては、後述のウェビナーでもご紹介予定です。

ここで、仮想化基盤の更改と合わせてご検討頂きたいインフラ技術についても少しご紹介します。

ストレージ専用装置はもちろん優秀ですが、コストや求められるスキルの専門性から負担になっているケースも多く見受けられます。そこで普及が進んでいるのがSDS(ソフトウェアデファインドストレージ)を用いたHCI(ハイパーコンバージドインフラ)です。めっちゃ横文字。。要はサーバーの内蔵ディスクを共有ストレージとして使う技術がかなり充実してきたというお話で、VMware vSANであればいつも仮想化環境でお使いの管理画面からストレージの管理も行えます。

そしてもちろん、HPEサーバーはお客様のシステム規模やご要件に応じて最適なものをご提案させて頂きます。コスト重視環境ならばAMD EPYC プロセッサ搭載のProLiant DL325、小~中規模環境ならProLiant DL380、サーバー数が4台以上になるような基盤や外部ストレージとの併用、仮想化しきれない環境も混在する場合はHPE Synergyがおすすめです。

単に従来型のサーバー・ネットワーク・ストレージ構成(3-Tier)をHCI 化するだけでなく、ネットワーク仮想化であるVMware NSX Data Centerや、運用監視のためのVMware vRealize製品群も取り入れたSDDC (Software-Defined Datacenter)をご希望であれば「VMware Cloud Foundation (VCF)」を検討することをお勧めします。VCFであれば、VMware Cloud on AWS に代表されるようなVMwareベースのクラウドとのハイブリッドクラウドも実現可能です。詳しくは弊社の片山の投稿を是非ご覧ください。

VMware Cloud Foundation でハイブリッドクラウドへ踏み出そう

 

ウェビナーのご案内

少々長くなりましたが、VMwareさんとHPEで共同開催するウェビナーでより詳しく解説します。

vSphere 5.5のジェネラルサポート終

今だから知りたいVMware最新情報と移行の勘

日時: 2019年06月 04日 (火)11:00 -11:45

以下のリンクよりお申込みください!

https://event.on24.com/wcc/r/1991399/6CB64B78C708EF56A0C80F5AB5C14847?partnerref=VMBlog

齋藤豪(さいとう ごう)

日本ヒューレット・パッカードのプリセールス部門に所属。HPE入社以来金融業界のお客様を担当し、現在はコンポーザブルインフラ、ハイパーコンバージドインフラの提案、ビジネス開発活動に従事。好きな音楽はMYTH&ROID。

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