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月別アーカイブ: 2019年3月

Microsoft SQL や Exchange サーバーを VMware vSAN で稼働させるリファレンスアーキテクチャのご紹介・vSphere / vSAN オンラインセミナー実施のお知らせ(2019年04月)

VMware パートナーチームの内野です。

皆さまは、システムを構築する時に、例えば、Microsoft SQL サーバー専用の環境・Exchange サーバー専用の環境の様に各システムを個別に構築しておりませんでしょうか。

もちろん、SQL サーバーの負荷が高くなってしまった時に Exchange サーバー側への影響が発生してしまうのではないか。等のご心配も多くあるのではないかと思っております。

VMware vSAN は、Oracle、SAP、MS SQL サーバー、Exchange 等の様々なビジネスクリティカルなアプリケーションを混在させて稼働させることにより、クラスタの統合が行えることができるスケーラビリティを備えています。

クラスタの統合を行う事により、運用管理負荷の減少・柔軟性の向上・ハードウェアリソースの有効活用により、結果としてトータルコストの削減に役立ちます。

今回、ご紹介する “Mixed Workloads on VMware vSAN All-Flash” では、混在するワークロードがある様な環境において、インフラ管理者が VMware vSAN をどの様に構成するべきかの助けになる構成ガイドとベストプラクティスが記載されております。

 

 

また、こちらのデザインガイドの中には、よくお問い合わせを頂くパフォーマンスに関するテスト結果や Disk Group やキャッシュディスクが破損 (Fail) した場合のパフォーマンス結果の記載もございますので、ご興味がある方はぜひ、ご一読下さい。

■ 例 : 単一の vSAN データストアグループ上で SQL Server Always On Availability Groups と Exchagne Server Database availability groups を同時に稼働させた際のパフォーマンスデータ

■ 例 : Disk Group 障害時 (18:40 前後) の SQL サーバーの動作に関するテスト結果

 

本ガイドの中には、バックアップに関する影響等に関しても記載がされております。詳しくは、是非、”Mixed Workloads on VMware vSAN All-Flash” からご興味のある内容をご確認頂ければと思います。なお、本ブログは、下記 URL ブログの内容を翻訳・抜粋・補足を追記させて頂いたものとなります。不明点に関しては、下記ブログも合わせてご確認下さい。

Mixed Workloads on VMware vSAN for Microsoft SQL Server and Exchange

 

なお、上記でもご紹介している VMware vSAN に関して、2019 年 4 月にオンラインセミナーを実施させて頂くこととなりました。

(注意 : 上記、Microsoft SQL や Exchange サーバーを稼働させる際のリファレンスアーキテクチャーの話はオンラインセミナーでは含まれておりませんのでご注意下さい)

今回は、下記の 2 つのオンラインセミナーを実施させて頂きます。

4/19 日の “vFORUM 2019 プレイバック!基礎からわかる HCI 入門” では、HCI 導入の背景や VMware vSAN の概要・特徴等を解りやすくご紹介させて頂きます。vFORUM 2019 のブレイクアウトセッションでも非常にご好評を頂いたセッションンになっております。

4/24 の “【リアルタイム実況!!】 1 時間で vSAN 初期構築はどこまできる!?” では、オンラインセミナー中に VMware のインターネット上のハンズオン環境を使って、実際に VMware vSAN の構築作業を行い、その様子をオンラインセミナー経由で中継させて頂きますので、実際の構築作業を行いたい方向けの内容となっております。

 

vFORUM 2018 プレイバック! 基礎からわかる HCI 入門

vSphere / vSAN オンラインセミナー 2019#2

 

対象 : パートナー企業様、エンドユーザー様
※競合企業、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。

主催 : ヴイエムウェア株式会社

日時: 2019年 04 月 19 日(金) 12:00-13:00 (11:50 から受付開始)

費用: 無償

申し込み : こちらよりお申込みください。

講演者 : ヴイエムウェア株式会社 奥村 奈緒美

■ セミナー目次 :
=============

12:00-12:50

1. HCI が定番になりつつある背景
2. vSAN 技術概要
3. やっぱり vSAN がベストな理由
4. HCI 導入にあたる不安要素を取り除こう!
5. まとめ

12:50-13:00

QA

 

【リアルタイム実況!!】1 時間で vSAN 初期構築はどこまでできる!?

vSphere / vSAN オンラインセミナー 2019#3

 

対象 : パートナー企業様、エンドユーザー様
※競合企業、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。

主催 : ヴイエムウェア株式会社

日時: 2019年 04 月 24 日(水) 12:00-13:00 (11:50 から受付開始)

費用: 無償

申し込み : こちらよりお申込みください。

講演者 : ヴイエムウェア株式会社 内野 賢二

■ セミナー目次 :
=============

12:00-12:50

1. 検証環境への接続/vCenter への接続
2. 検証環境の確認 / VMware vSAN の有効化
3. ノードの追加・ディスクの追加作業
4. 仮想マシンストレージポリシーの設定作業
5. 仮想マシンの作成およびディスクレイアウトの確認

12:50-13:00

QA

 

では、当日のオンラインセミナーでお会いできることを楽しみにしております。

また、今後、定期的にオンラインセミナーを行う事を計画しております。

今後、取り扱って欲しい内容等がございましたら、是非、オンラインセミナーご参加時に直接、コメントを頂ければ幸いです。

VMware 内野

VMware Cloud Foundation でハイブリッドクラウドへ踏み出そう

Part1:「VMware Cloud Foundation (VCF) 」 をご存知ですか?

 

ー Back Number ー

#1 「VMware Cloud Foundation (VCF) 」 をご存知ですか

#2 VCFはどんなお客様向けの製品?

#3 自動セットアップの方法とは?

#4 VCFはHPE Synergy との連携に優れている

 

はじめまして。日本ヒューレット・パッカード(HPE)で仮想化やハイブリッドクラウドソリューションなどのプリセールスをしている片山倫哉(かたやまともや)と申します。

昨今、パブリッククラウドやプライベートクラウドの登場を背景に、「従来型のシステムを将来に向けてどのように変化させていけばよいのか」といった相談が増えてきました。こういった性質の異なるサービスのメリットをうまく組み合わせた「ハイブリッドクラウド」というワードもメディアで取り扱われるようになり、都市部では有志によるハイブリッドクラウド勉強会なども開催されるようになってきています。

 

そんなハイブリッドクラウドを実現する1つの手段として、「VMware Cloud Foundation ™」製品があります。“VCF”(ヴイ・シー・エフ)と略されるこの製品はvExpertでもある私のイチオシであり、今後もVMwareのオンプレミス製品をお使いの方はもちろん、「VMware CloudTM on AWS」といった話題のクラウドサービスをご検討の方も理解しておかなければならない“必須科目”です。

 

HPEはVCFにおいて日本のみならずグローバルにて協業を進めており、以下のような記事も発表しております。

今回は、HPE Synergy上でVCFを検証した結果も含め、4回に分けてVCFのご紹介を行っていきます。

ご参考記事:

HPE、VMware Cloud Foundation認定のハイブリッドIT基盤を発表(ASCII.jp)

https://ascii.jp/elem/000/001/666/1666586/

 

対談 システムの自律化がクラウドの未来を切り開く(日経XTECH)

https://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NXT/18/hpe1005/

 

◆ VMware Cloud Foundation (VCF)とは?◆

 

早速ですが、VCFを一言でいうと「ハイブリッドクラウドを実現するための製品」です。

 

VMware Cloud Foundationの“ファンデーション”は化粧品のそれと同じで「土台」や「基盤」といった意味があります。つまり、VCFはVMware Cloudのベースとなっていることがわかります。意外に知られていませんが、実は先ほど挙げたVMware Cloud on AWS もVCFをベースに動いています。

 

“クラウド”という言葉が付いていますが、VCFはなんとオンプレミス環境でも利用することができます。つまり、VCFはオンプレミスでもパブリッククラウドでも利用することができる、共通技術(アーキテクチャー)なのです!!

 

―――オンプレミスでもパブリックでも?あれ、このフレーズ最近よく耳にしますよね?

はい。「ハイブリッドクラウド」です。

 

 

◆ VCFの構成要素 ◆

 

冒頭ではVCFのことを「製品」と書きました。ただ「共通技術(アーキテクチャー)」とも表現しています。しかもVMware Cloud on AWSもVCFで動いている!?

――― 一体どういうことでしょう。

 

まず、VMware Cloud on AWSについてですが、これはAWSのべアメタルサーバーにVCFソフトウェア(製品)をインストールしてユーザーに提供するフルマネージド型のクラウドサービスです。

 

理解を深めるために、より身近な製品(コンポーネント)まで掘り下げてみましょう。VCFにはよく耳にする次の製品が組み込まれています。

 

 

◆ キーとなるのは 「VMware SDDC Manager」 ◆

あれ、1個聞き慣れない製品が混じっていますね・・・「VMware SDDC Manager」。これは何者でしょう?

 

「VMware SDDC」も呼ばれる、vSANやNSX・vRealizeまで導入したソフトウェアデファインドなVMwareインフラ。これを実際に構築・運用することを考えてみてください。HCI(Hyper Converged Infrastructure)であるvSANを使っていますし、一見外部ストレージ要らずでシンプルなアーキテクチャーに感じますが、実際のところはどうでしょう?

よくよく考えてみると、面倒を見なければいけないものがものとても多い。大まかに図にしただけでもこれだけのものがあります。

 

 

これら1個1個の四角アイコンは、ハードウェアもソフトウェアもそれぞれ“バージョン”を持っています。バージョンがあるということは「バージョン管理」をしていかなければならない―――。

 

このバージョン管理を手動で行っていくのは、日常的にかなりの手間と時間が掛かります。芋づる式のバージョン互換性を紐解きながらバージョンアップしなければいけませんし、トラブルなく進めるには事前検証・調査も必要です。それなりの規模になればトラブル無しは当たり前。いかにダウンタイムを最小限に留められるかを求められる運用管理者も多いのではないでしょうか。もし、事前の調査不足や検証不足などでバージョンアップが途中で失敗したらそこでトラブルシューティングをしなければならず、更に時間を要してしまいます。損ばかりの悩ましい問題です。

※バージョンは一例です

 

vSphereはもちろん、vSAN, NSX, vRealizeをきちんと導入してソフトウェアデファインドなSDDCインフラを目指したいけど、運用が大変―――。

 

これを解決するのが「VMware SDDC Manager」です。

 

VMware SDDC Manager はVCFアーキテクチャー環境専用の運用管理ツール。VCFを構成するvSphere, vSAN, NSX, vRealizeといった各コンポーネント(ソフトウェア)の「導入」「構成」「プロビジョニング」「パッチの適用」といった一連のライフサイクル管理を自動化して運用を大幅にラクにするツールです。

 

「ライフサイクル管理??」

 

このメリットは今後本連載を通じて一つずつご紹介していきたいと思いますが、少しだけスクリーンショットをお見せします。

 

まずは導入(セットアップ)フェーズ。

既にここから自動化です。vCenter Serverのインストールはもちろん、仮想スイッチやクラスタ構成・vSANのセットアップ・設定もすべて自動。しかも、VMware社の開発エンジニアの考える「うちの製品をこう設計・構築して欲しい」という姿―――。つまり“メーカーの理想形”(*) の環境にセットアップされます。

 

*「VMware Validated Design」と呼ばれています

 

自動セットアップ画面 「Bringing Up the SDDC」

自動セットアップが終わると、VCF専用の管理画面「VMware SDDC Manager」にアクセス可能になり、ここで一連のライフサイクル管理を行っていきます。

 

VMware SDDC Manager:Dashboard

 

今回はVCFの概要についてご紹介しました。

次回は、VCFがどのようなお客様にとってメリットがあるのかをご紹介いたします。

 

片山 倫哉(かたやま ともや)

日本ヒューレット・パッカードのプリセールス部門に所属するプリセールスコンサルタント。

前職ではプログラマー、HPEでは仮想化のサポートエンジニアを経験後、プリセールス部門に転身。

技術が好きでVMware製品やMicrosoft製品の提案や、ProLiantサーバーを中心としたハイブリッドクラウドの提案などに従事。