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VSAN Cormac Blog ~ オブジェクトの IOPS 制限 ~

本 blog は VMware Storage Business Unit の Cormac Hogan Blog の翻訳になります。 VSAN をより深く知っていただき活用していただく為、本記事の翻訳がお役に立てば幸いです。

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VSAN 6.2 では、 ” オブジェクトのIOPS制限 ” という新しい QoS の仕組みが採用されています。ポリシーの設定を通して、管理者はオブジェクト ( 一般的には VMDK ) の IOPS 制限を設定でき、オブジェクトは設定した IOPS の制限を超えることはできません。もし、分配されたリソース以上消費している可能性がある仮想マシンがある場合、この機能は非常に便利です。このポリシーの設定は、その他の仮想マシンまたは VSAN データストアの全体的なパフォーマンスに影響を及ぼすことのないよう、仮想マシン上に ” ガードレール ” が存在していることを保証します。

下のスクリーンショットでは、新しい ” オブジェクトの IOPS 制限 ” のルール設定が仮想マシンのストレージポリシ-の設定画面でどのように見えるかを示しています。ポリシーで ” オブジェクトの IOPS 制限 ” を選択し、その時に IOPS 制限の整数値を選択します。このポリシーが割り与えられたオブジェクト ( VMDK ) は何でも、設定した IOPS の数値よりも高い IOPS を出すことはできません。

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基準は32KB

IOPS 制限の IO のサイズは 32 KB が基準となっています。つまり、 IOPS の制限を 10,000 に設定して、仮想マシンの典型的な IO のサイズが64KBだった場合、 5,000 IOPS だけを使用することができます。もし、ブロックサイズが 4 KB / 8 KB / 16 KB または 32 KB である場合は、 10,000 IOPS の制限を行うことができるでしょう。私の理解では、今回のリリースでは基準となっている I / O のサイズを変更する方法はありません。これは IOPS 数の Hard Limit であるので、システム上に利用可能なリソースが十分にある場合でも、VM / VMDK の IOPS を制限することになる点に注意してください。

考慮点

考慮すべきことは、 read および write の I / O はIOPS制限に含まれるだけではなく、 VM / VMDK に対して発生した幾つかのスナップショットの I / O も IOPS 制限に含まれていることです。

もし特定の VM / VMDK に対する I / O が、 IOPS 制限のしきい値よりも上昇する場合、すなわちそれは、 しきい値が10,000 IOPS に設定されて 10,001 I / O 以上を受け取ることになるので、この場合は I / O が絞られて遅延が発生することになります。

原文:IOPS limit for object
VMware Storage and Availability Business Unitの シニアスタッフエンジニアCormac Horganの個人ブログを翻訳したものになります。VSANの詳細に関しては弊社マニュアル 、KBをご確認ください。また本記事は VSAN 6.2ベースに記載しております。予めご了承ください。

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