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デルストレージEqualLogicと VMware vCenter Operations Managerの連携をご紹介!

みなさん、こんにちは。

VMware vCenter Operations Manager(vC Ops)にはストレージと連携できる機能が用意されております。今回はデルストレージEqualLogicと連携した機能を vExpert 2014でもあるデル株式会社の中川明美様にご紹介していただきます。それでは中川様よろしくお願い致します。


 

こんにちは!デル株式会社の中川明美です♪

前回デルストレージCompellentとVMware vCenter Operations Manager(vC Ops)の連携をご紹介させていただきましたが、今回は、私デルの中川明美よりDellのストレージ 「EaualLogic」と連携する「Dell EqualLogic Adapter for VMware vCenter Operations Manager(EqualLogic vCOPS Adapter)」についてご紹介します。vC OpsとEqualLogicストレージが連携することにより、EqualLogicストレージの構成コンポーネント(Groups/Members/Pools/Volumes)をvC Opsのオブジェクトとし、関連する他のオブジェクト(ホスト/データストア/仮想マシン)と同じ画面で表示することが可能です。またEqualLogicストレージのパフォーマンス情報から仮想基盤の問題原因分析の一つの手段とすることも可能です。

 

Dell EqualLogicとvC Opsとの関係

下図は、Dell EqualLogicコンポーネントとvC Opsとの関係を示しています。

Dell EqualLogicが提供するコンポーネントには、「EqualLogic SAN Headquarters」「Dell EqualLogic Statistics Agent」「Dell EqualLogic vCOps Adapter」があります。


EqualLogic SAN Headquartersから収集したデータを、SAN HeadquartersサーバーにインストールしたDell EqualLogic Statistics AgentとDell EqualLogic vCOps Adapterが連携し、vC OpsのDell EqualLogicダッシュボードに表示します。SAN Headquarters (SAN HQ) は、EqualLogic標準の監視ツール(フリーツール)です。SAN HQを使用してもEqualLogicのパフォーマンスを監視することはできますが、vSphere環境とは連携していませんので、どの仮想マシンのワークロードが問題に関与しているかを分析するために時間を要する場合も考えられます。

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vC Opsのおさらい

vC OPSでは分析結果を、ダッシュボードに「健全性」「リスク」「効率」のスコアを「バッジ」と「」で表示します。このバッジの色で、緊急性があるのか、将来に問題があるのか、さらに統合率を高めることができるのかを一目で判断できます。緑なら「現在問題がない」、オレンジなら「近い将来に問題が発生する可能性がある」こと示しています。

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Dell EqualLogicダッシュボードにアクセス!

EqualLogic vCOPS Adapterを準備したら、Custom UI(https://UI仮想マシンのIPアドレス/vcops-custom/)に接続します。下図が接続後の画面です。「ダッシュボート」メニューから、Dell EqualLogic用の4つのダッシュボードに切り替えることが可能です。

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EqualLogic & VMware Relationship Dashboard~構成要素のつながりを一目で把握~

最初に、EqualLogicと連携した仮想化基盤を把握できる「EqualLogic & VMware Relationship」ダッシュボードを確認しましょう。このダッシュボードは、vC OpsのvSphere UI(標準UI)と同様のバッジで健全性スコアを表示します。仮想マシン、その仮想マシンのファイルが格納されたデータストア、仮想マシンが配置された ESXi ホスト、それらと関連性のあるEqualLogicの各コンポートを可視化します。

「EqualLogic-VMware Relationship View」では各リソースの状態を、「健全性ツリー」では、関連したリソースの階層構造と各リソースの健全性とアラート数を表示します。健全性ツリーで表示されたアラートの詳細が「Alerts」に表示されます。他に画面下部に「Metric Sparklines」と「メトリックグラフ」が表示されます。

下図では、「EqualLogic-VMware Relationship View」で赤色表示されている「nkgw-vmfs01」Volumeを選択し、「健全性ツリー」で関連するリソースを表示しています。「Alerts」にはこのデータストアの「残り時間」アラートが表示されています。

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残り時間のアラームをドリルダウンすると、健全性の推移やVolumeの詳細情報まで得ることも可能です。

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EqualLogic Top-N Reports Dashboard

さらに詳細なパフォーマンス情報を確認したいのであれば、このダッシュボードを使用します。

9つのメトリックに関する、最も高い使用率Top25のVolumeを表示します。最大容量、空き容量、最大遅延などその他パフォーマンスに関する情報を確認するために使用します。

  • Total I/Os per second•
  • Write I/Os per second•
  • Read I/Os per second•
  • Total KB per second•
  • Write Latency•
  • Read Latency•
  • Queue Depth•
  • CVolume Capacity•
  • Least Free Space

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EqualLogic Storage At a Glance Dashboard

EqualLogicの全コンポーネントの概要を表示します。

画面左側の「Group Selector」「Pool Selector」「Volume Selector」ではEqualLogicの各コンポーネントの健全性を色と数値で表示し、画面右側の「Metrics Sparkline」では、画面左側で選択したコンポーネントのメトリックデータを視覚的に表現する小さなグラフ(スパークライン)を使用して表示します。また「Selected Storage Array Health Tree」では、EqualLogicの全コンポーネントの健全性をグラフィカルに表示します。「Alerts」では、EqualLogicグループ内のアラートを表示します。

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EqualLogic Storage Metrics Dashboard

選択したリソース(EqualLogicコンポーネント)のメトリックを詳細に表示します。「Select Resource to View Metrics」で詳細なメトリックを表示したいコンポーネントを選択します。「Select Metrics to Graph」ではグラフ化したいメトリックを選択します。「Metric Graph」でグラフ化されたメトリックが表示されます。

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FirmwareとSoftwareの必要要件

次が各Productの必要要件となります。

EqualLogic Support Siteから入手可能です。https://eqlsupport.dell.com

ストレージ連携機能はvC Opsの「Advanced」エディションから提供されます。

Product Revision
EqualLogic vCOPS Adapter VMware vCenter Operations Manager 5.7.1 以降
Dell EqualLogic Statistics Agent PS Series firmware 6.0.7 以降
SAN Headquarters 3.0, 3.0 1

 

おわりに

EqualLogic vCOPS Adapterの概要をご紹介させていただきました。ストレージを含めた仮想基盤を一目で把握し、管理することができるのは便利ですね。EqualLogicをお持ちのお客様は多いので、ストレージと仮想基盤の管理にお困りであれば是非お声がけください!!

インフラストラクチャ・コンサルティング・サービス本部 テクニカルコンサルタント 中川 明美
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