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VMworld 2014速報 : General Session 2日目編!!

■はじめに

こんにちは。本日もVMworld 2014が開催されている現地からお届けしています。サンフランシスコで開催されているVMworld 2014は引き続き本日も大盛況です。本日で2日目となるGeneral Sessionでは、昨日のGeneral SessionのSDDCに関する内容をより技術的に補足する内容についてと、「End User Computing (EUC)」に関する新しいビジョンやアーキテクチャ、テクノロジ、他社との協業についての発表が行われました。本ブログでは会場を大いに驚かせたEUCに関する各発表についての概要とSDDCに関するサマリをお伝え致します。発表されたEUCに関する新しいアーキテクチャについてはブレークアウトセッションの内容とあわせて明日以降でお伝えする予定です。

■EUCに関する発表の概要

EUC 事業のExecutive Vice President兼General ManagerのSanjay Poonenはセッションの冒頭で、エンドユーザ環境は変化し続けており、アプリケーション、データはオンプレミスだけでなくクラウドにも配置されるようになり、多種多様なデバイス環境が前提になると現在市場で起きている変化やその変化に伴うチャレンジについて説明しました。そして、こうしたモバイルクラウド時代に対応したEUCのビジョン、”Secure Virtual Workspace for Work at the Speed of Life”を紹介しました。
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さらに、このビジョンが示すようなこれからのエンドユーザコンピューティング環境をDesktop、Mobile、Contentの3つのカテゴリに分類し、VMwareがどのようなテクノロジやソリューションを提供していくのかと、それらがSDDCと密接に連携して動作する事を説明しました。
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-Desktop

Desktop領域に関しては、業界で唯一単一のプラットフォームによる提供が可能なVDIとアプリケーション配信、DaaS、リアルタイム アプリケーション展開、ユーザ体感の向上が提供可能な事を説明しました。さらに、VMware、NVIDIA、Googleの3社協業についても発表されました。この協業により、ユーザは3Dコンテンツのようなリッチコンテンツを、今まで以上に素晴らしい環境で利用きるようになります。

詳細につきましては以下のリリースをご覧ください。(英語)

<http://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-newsfeed/VMware,-NVIDIA-and-Google-Unveil-Future-of-Graphics-Rich-Applications-Delivered-on-Enterprise-Cloud-Desktops/1873414>

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-Mobile

Mobile領域に関しては、デバイス、アプリケーション、コンテンツ、e-mailの管理に対し、この領域のリーダであるAirWatchのソリューションが有効である事を説明しました。image009

さらに、この領域におけるSAPとの協業についても発表されました。
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詳細については以下のリリースをご覧ください。(英語)

http://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-newsfeed/VMware-and-SAP-Collaborate-to-Deliver-Mobile-Security-and-Simplified-User-Experience-for-Mobile-Applications/1873416

-Content

コンテンツに関しては、AirWatchが、場所や時間を問わず、あらゆる端末から、オンプレミスだけでなくクラウド環境にあるコンテンツすら透過的に扱え、エンタープライズ環境に対応できるセキュリティ機能を提供している事を説明しました。
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■Workspace Suiteの発表
EUC環境における統合パッケージ製品である”VMware Workspace Suite”が発表されました。前述のビジョンに基づくカテゴリに対応する製品がすべて含まれており、これさえあれば次世代のエンドユーザ環境が実現できる強力な製品です。
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詳細につきましては以下をご査収ください。

<https://www.vmware.com/jp/company/news/releases/vmw-Workspace-Suite-082714.html>

■SDDCに関する内容

General Session後半では、SDDC事業のExecutive Vice PresidentであるRaghu Raghuramが中心となり、従来のアプリケーションとクラウドネイティブなアプリケーションを両方動かす事ができるSDDCに関する内容について説明を行いました。強調していたのはオンプレミスかオフプレミスかという選択ではなく、SDDCはどちらも両立できるという事でした。SDDCのアーキテクチャをManagement by Policy、All Apps、Open Cloud Infrastructure、Hardware Choiceという4つの視点からそれぞれについて説明を行いました。
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■Hardware Choice
SDDCへのアプローチの仕方は3通りあり、SDDC環境でもHardwareは自由に選択可能な事を説明し、その中で昨日発表されたばかりのEVO: RAILとEVO: RACKについて説明を行いました。

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-EVO: RAIL

EVO: RAILは最初に電源を入れてから15分以下で仮想マシンをデプロイすることができるほど、セットアップが簡単です。2Uに4ノードが搭載されて1セットとなっており、1セットで100VM、250VDIをサポートします。今のところの最大構成は4セットです(16ノードまで拡張可能です)。
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-EVO: RACK

リリース前でTech Preview中ですがより拡張性が高く、ハンズオンラボで利用されていると発表されました。既にVMworld 2014で稼働中です!
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■Open Cloud Infrastructure

-OpenStack

昨日発表されたVMware Integrated OpenStackでは、VMwareが提供するディストリビューションだけでなく、パートナーが提供するディストリビューションも利用できる事が改めて説明されました。

■All Apps

-vSphereの機能拡張

vCenter ServerをまたがるvMotionや、複数の仮想CPUをサポートするFTなど、改めてvSphereの機能拡張予定について紹介されました。

-従来のアプリケーション、クラウドネイティブなアプリケーションのどちらもSDDC上で実行可能image025

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コンテナなど今後のアプリケーション実行環境もSDDC上で動作する事を改めて説明し、実際にデモを実施しました。

■Management by Policy

Raghuはここでいうポリシーとは、ビジネスルールやコンプライアンスであると説明をしていました。

-vRealize Suite

昨日発表されたvRealize Suiteが従来のアプリケーションとクラウドネイティブなアプリケーションの双方の実行基盤の管理に利用できる事が説明されました。

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-ポリシーによる管理

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SDDC上では多くのアプリケーションが稼働する事になりますが、1台1台に対し細かい設定作業をしていくのは現実的ではなく、定義したポリシー(ビジネスルールやコンプライアンスから導かれる)に基づいてSDDCが自動で適切なストレージやネットワーク設定を反映させる事が重要と説明し、オンプレミスとクラウド間でネットワーク設定のポリシーが実際に引き継がれる様子などをデモで紹介しました。

■最後に

2日目のGeneral Sessionの発表はSDDCビジョンに関するより詳細な説明とEUCに関する各種の発表でしたが、ブログではお伝えしきれない事がまだまだたくさんあります。これらの発表の詳細については、明日以降のブログでも概要はお伝えする予定ですが、11月に日本で開催されるvForumにてブログではお伝えしきれない詳細含めて説明させて頂く予定です。皆様奮ってご来場ください!

■次回予告

明日以降はEUCに関するGeneralセッションの続きとEUC/SDDCのブレークアウトセッションの内容でこれは!というものを複数に分けてお伝えする予定です。ご期待ください!

■ご注意

VMworld 2014速報ブログシリーズでは、USで開催されているVMworld 2014について現地から速報でお届けしています。発表時点での予定情報であり、本ブログに記載されている製品仕様やロードマップは将来予告無く変更になる可能性があります。