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Interop Tokyo 2014 ブースの舞台裏

こんにちは。VMware のやまもとです。
6 月 11 日 ~ 13 日に幕張メッセで開催された Interop Tokyo 2014 の VMware ブース の準備の裏側について、回顧録がてら書き連ねていきます。

今回のブースは、大きく3つのソリューション(Software Defined Datacenter, Software Defined Network, Software Defined Workspace) に分かれてチームを組んで準備に挑みました。

なかでも、私の参画した Software Defined Datacenter チームはブース展示全体を支えるデモ基盤を含めて準備するというかなり大がかりなものです。そのチーム内でもソリューションによって5コーナーに分けて小チームを編成するというチーム編成からすでにVirtual なNested 構成です。

  • vSphere Core Technology
  • Software Defined Storage (VSAN)
  • Management
  • Automation
  • Hybrid Cloud

これらの展示内容については、随時このブログで連載させていただきますので請うご期待ください!

チーム編成は16名の得意分野も普段の業務も全くバラバラなシステムエンジニアで、通常業務の合間に準備を進めました。

この、”通常業務”っていうのがかなりのミソで、弊社システムエンジニアは一般的に言うところのかなりワークロードの高いいわばモンスターVM的な業務量なので、全員が自分の業務とこの準備をうまく人的Distributed Resource Scheduler で分散させるというのはかなりの高度な技ですが、全員がうまくやりくりして参画しました。

この16名がはじめて顔合せを行った時点で、既に開催まで1ヶ月を切っていました…

この種類のイベントに展示を出されたことがある方ならどなたでも容易に想像がつくとは思いますが、通常は展示内容のコンセプトとテーマを確立させるのに1ヶ月は余裕でかかります。そこから構築までのスケジュールを考えると専任のメンバーを確保して2ヶ月前にチーム全体での顔合わせと役割分担を決め始めるのが無理なくできるスケジュールだったりします。

しかし、弊社ではたとえ全社挙げてのイベントであるvForum であったとしても”専任”するシステムエンジニアはひとりもいません。

デフォルト”兼務”です。

そう。ここからが各エンジニアの得意分野と、製品に対する「情熱」が炸裂する期間となります。

2週間でデモの概要とハードウェア、コンポーネント構成の設計、ミニシアターの資料作成までひととおり作業を実施して構築にかけられる時間は1週間と少ししか残されていませんでした。

リソース机上

主要なサーバーリソースの机上サイジングを行ったシート(アグレッシブなCPUオーバコミット率に注目です!最終的にはネステッドのゲストを稼働させたりデモのピークが異なるのでリソース消費はもっと柔軟性がありました。)

私はvSphere Core Technology チームとして参画させていただいたのですが、Software Defined Storage (VSAN) チーム同様、すべてのデモ基盤の土台になる箇所を担当しました。

あらかじめ借用をお願いしていたハードウェアをお借りして、社内に仮設置してベアメタルな環境でひととおり設定を行って他のチームに引き渡すという重大なミッションでしたが、私たちのチームが事前に考えていたのより最初はスムーズにすすめることができました。

今回のデモ環境は4台のホストをブースに配置し、ブース間連携としてPalo Alto Networks さんのブースに2台のホストと量販店で市販されているような簡単なギガビットネットワークスイッチを設置させてもらいました。

メインのブースには4台のホストとネットワーク機器だけを設置しています。物理的にはこれだけです。このほかは、デモ展示なので以前 ”やってみよう” シリーズでご紹介させていただいたNested ESXi をいくつか構築して製品の動作をご覧いただきました。
今回の構成はごくごくありふれた機器を組み合わせたものですが、実現できるソリューションはかなり最先端で高度な内容です。

たった4台で、どこまで製品機能を詰め込めるのか?それが課題でした。

ブースネットワーク_pptx 2

ネットワーク概念図(大まかなコンセプトを設計した概念図で、IPアドレスリストは個別に作成しました。最終的に350個ほどの払い出しになっています。)

構築も佳境にさしかかった頃に、重大なトラブルに遭遇しました。
詳細はこの場では控えさせていただきますが、百戦錬磨のチームメンバー全員が青ざめて、社内のナレッジというナレッジを総動員させて対処するようなレベルのトラブルです。
このようなドキドキするような状況を経て、ようやくInterop の私たちのブースはカットオーバーと初日を迎えたのでした。

後は他の方がこのブログに書いてくださっているような展示をさせていただき、大盛況で終わることとなりました。

カテゴリー: Column | 投稿日: | 投稿者:

Miho Yamamoto について

VMware でシステムエンジニアとしてエンドユーザ様の抱えるいろいろな課題を解決するお手伝いをしています。プライベートではコミュニティでのボランティアとして、迷える子羊的なエンジニアのみなさまのお手伝いと弊社製品の知名度や理解度アップの草の根活動を日々おこなっています。vExpert 2012-2014 受賞。