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VMware vSphere 5.5 AppHAについて

このBlogは、製品出荷前のバイナリ及びマニュアルをベースに記載しています。出来る限り正確な情報をお伝えするよう努めておりますが、実際に製品に搭載される機能や表示とは異なる可能性があります。あらかじめご了承の上、ご利用下さい。

今回は、VMware vSphere 5.5のAppHAの機能を紹介します。

VMware vSphere 5.5より、ゲストOS内で稼働するアプリケーションの状態監視を行えるようになりした。

監視対象アプリケーションのサービスが停止した際、「サービスの再起動」または「仮想マシンのリセット」が実行されます。また、同時にvCenterへのアラート通知と管理者へのメール通知を行うことも可能です。

従来、VMware vSphere HAではアプリケーションの監視を有効にするには、適切な SDK を入手し、これを使用して監視対象となるアプリケーションのハートビートの開発/設定する必要がありました。AppHAでは、特別な開発を必要とせず、仮想マシン内で稼働するサービスに対しての保護が可能となります。

AppHAは従来のvSphere HA機能と連携して、ホスト障害から仮想マシン内で稼働するアプリケーションの保護まで可能となりました。



 

 

 

現行バージョンで監視対象と出来る、アプリケーションは下記となります。
※ 2013/9/25追記:アプリーショーンの最新のサポート状況に関しては弊社マニュアルを参照ください。

  • Microsoft SQL Server2005
  • Microsoft SQL Server2008
  • Microsoft SQL Server2008R2
  • Microsoft SQL Server2012
  • Microsoft Internet Information Services6
  • Microsoft Internet Information Services7
  • Microsoft Internet Information Services8
  • VMware vFabric tc Server6
  • VMware vFabric tc Server7
  • Apache Tomcat6
  • Apache Tomcat7
  • Apache HTTP Server1.3
  • Apache HTTP Server2.0
  • Apache HTTP Server2.2

 1.稼働コンポーネントについて

AppHAを設定するには、下記のコンポーネントの導入が必要となります。

各コンポーネントの稼働要件については、弊社ドキュメントでご確認ください。

1.vCenterサーバ

2.AppHAサーバ(仮想アプライアンス)

3.vFabric Hyperic Server(仮想アプライアンス)

4.vFabric Hyperic Agent(監視対象となる仮想マシン内で稼働)

2.AppHAの設定について

仮想マシン内で稼働する、アプリケーションの監視方法はすべて、ユーザーが事前に定義するポリシーにより決定されます。

AppHAを利用して、監視対象アプリケーションの登録方法とポリシー設定について紹介します。

AppHAは、vFablic Hyperic Serverと連携して稼働するため、AppHAのデプロイ後、vFabric HQ Serverと監視対象となる仮想マシンにvFabric Hyperic Agentの登録が必要となります。vFablic Hyperic ServerとvFabric Hyperic Agentの導入方法については、マニュアルを参照ください。

1.AppHAの初期設定として、AppHA Plug-InよりvFablic Hyperic Serverの接続情報を指定します。

2.監視ポリシーを追加します。

3.ポリシー名とコメントを設定します。

4.監視対象となるサービスの種類を選択します。

5.監視対象のサービスが停止した場合の対処方法について設定をします。

6.vCenter Serverに対してアラートの設定とメール通知の設定をします。

7.すべての設定が完了後、仮想マシン内で稼働するサービスに対して作成したポリシーを割り当てます。

また事前に、vFabric Hyperic ServerにvCenterの登録をしておく必要がありますので、登録をしていない場合、名前を「VC」としてNew Server登録を行ってください。

設定の詳細に関してはマニュアル「Fabric Hyperic Resource Configuration and Metrics」の「vSphere」の章を参照ください。

8.設定が完了して、ステータスが「Available」となると監視が開始されます。

なお、VMware vSphere HAの設定は「仮想マシンとアプリケーションの監視」で設定する必要があります。

まとめ

仮想環境において仮想マシン内で稼働するアプリケーションの監視が容易に行えるようになりましたので、是非 ご利用ください。