Home > Blogs > Japan Cloud Infrastructure Blog


vSphere に強力な管理機能を加えた新製品登場: vSphere with Operations Management

ヴイエムウェアは本日、VMware vSphere の新製品ライン VMware vSphere with Operations Management発表しました。この新製品は、市場をリードする仮想化プラットフォームである vSphere に、運用管理機能を持つ VMware vCenter Operations Management Suite の Standard Edition を組み合わせたものです。

本エントリでは、この新製品の概要を皆さまにご紹介します。

仮想環境の健全性、リスク、効率性を可視化

この新製品の価値を理解していただくには、その中に含まれる vCenter Operations Management Suite の強力な運用管理機能を理解してもらうことが一番だと思います。以下、昨年のリリース時に書いた紹介文から少し抜き出してみます。

vSphere 環境の管理ツールとしては vCenter Server があり、さまざまなデータを vCenter Server を用いて集めることができます(CPU やメモリーの使用率など)。これらのデータは、仮想環境の管理を行ううえで欠かせない重要なものです。

しかし、管理者にとってより重要なのは、これらのデータが何を意味しているかということです。たとえば、CPU やメモリーの使用率がしきい値を超えたというデータだけでは、何が起こっているのかを判断することは困難です。それは単なる一時的な負荷の増大かもしれませんし、リソースが逼迫しているのかもしれません。もしくは何かの設定ミスにより引き起こされたのかもしれません。

問題が発生しているかどうか、そして、問題の原因がどこにあるのかを理解するためには、vCenter Server が収集したデータに解釈を加えていく必要があります。ここに運用管理の難しさの一面があります。

vCenter Operations Manager が解決しようとしている課題は、この部分です。vCenter Operations Manager は、vCenter Server が収集した無数のデータから、管理者の目的に合った3つの指標 Health、Risk、Efficiency を自動的に計算し、表示します。(※追記 スクリーンショットは最新のものです。GUIが日本語化されています)

詳細は元のエントリを読んでいただきたいと思いますが、vCenter Operations Management Suite を用いることにより、分析作業の多くは自動化され、ダッシュボードで仮想環境の健全性/リスク/効率性を視覚的に認識できます。また、vSphere 環境に最適化された性能管理やキャパシティ管理の機能をこの他にも多く有しています。

これらの機能により、障害復旧時間の改善、運用管理工数の削減、そして利用率の最適化などを実現できます。

プロセッサ単位のライセンシング

vSphere with Operations Management はプロセッサ単位のライセンシングとなっています。仮想マシン数の制限は無く、適切にライセンスが付与されたプロセッサ上であれば、何台でも仮想マシンを稼働させることができます。vSphere と同様、物理コア数や物理メモリの容量に制限はありません。

今まで、vSphere と vCenter Operations Management Suite を個別に購入する場合には、 プロセッサ数以外に仮想マシン数のサイジングが必要でしたが、vSphere with Operations Management ではプロセッサのみというシンプルなライセンシングになります。

なお、vCenter Operations Management Suite を単体製品として購入することも今まで通り可能です。この場合は、仮想マシン単位のライセンシングとなります。

vSphere with Operations Management は 2013 年第 1 四半期に提供開始予定で、vSphere と同じく Standard、Enterprise、Enterprise Plus の 3 つのエディションで提供されます。市場想定価格は、1 プロセッサあたり 21 万 8000 円からです。

vSphere を利用中のお客様のために、期間限定で vSphere with Operations Management の各エディション、ならびに Acceleration Kit に割引価格でアップグレードできるキャンペーンがリリースに合わせて用意されます。

ーーーーー

本日のエントリでは、vSphere の新製品ラインである vSphere with Operations Management を紹介しました。

この新製品のリリースはまだ先ですが、ご興味のある方は、vCenter Operations Management Suite の最新バージョン 5.6 の 60 日間無償評価版をぜひお試しください。

 

vSphere に強力な管理機能を加えた新製品登場: vSphere with Operations Management」への2件のフィードバック

  1. Yoshiaki Ueda

    ここ数年はライセンスを小分け・複雑化して、いかに収益を増やすかしか考えてないようで。5つくらいの統合パッケージを作ってもっと買いやすくすればいいのに。正直読む気しない

  2. Wataru KatsurashimaWataru Katsurashima 投稿作成者

    コメントありがとうございます。

    ライセンスは、公平を目指すと複雑で難しくなるなど難しい問題と認識しており、いただいたフィードバックを元により良いものへと改善を続けております。
    今回の新製品のライセンス体系は、物理的な「CPU 数単位に統一」いたしており、VM 台数は無制限です。
    CPU 数だけをカウントすればよいようにして、分かりやすくすることを狙っております。

    引き続き、皆様のご意見を元に改善に取り組んでまいります。また、日本語製品サイトも急ぎ準備しておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

コメントは停止中です。