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祝満員御礼:Virtual Cloud Network Day Live2020から見えてきた新たなネットワークのトレンド

Virtual Cloud Network Day Live 2020 開催成功を終えての振り返り、
及びそこから見えてきた新たなネットワークのトレンドについて

VMware が New Normal 時代における新たなスタイルでイベントを実施

クラウド時代のネットワークをハードウェアではなくソフトウェアにより再定義しようとしているVMware 5月29日に新たなクラウド時代のネットワークに特化したイベントを行いました。その名もVirtual Cloud Network Day Live 2020。本来、東名阪と九州の会場にてライブ開催を行うプランではありましたが、時節柄 Zoom を利用したオンラインでの開催となり、運営側も様々なトライアンドエラーを経ながらの準備だったため一部不手際もありご迷惑をおかけしましたが、お陰様で1,000名を超える多数のお客様に来場(?)いただき大盛況のうちにイベントを終了させていただくことができました。ご視聴頂いた皆さま、ありがとうございました。

本イベントでは Zoom 開催ならではの醍醐味として、2つの新しい試みを試させていただきました。ひとつはセッション中にスピーカーからの1方向ご紹介だけではなく、視聴者さまが気になった点をチャット越しにライブで QA 受付させていただくというもの、もう一つはスピーカーがセッション中に簡単なアンケートを実施して皆さまのコンディションを教えていただくこと、という試みです。当初、どのくらいの QA が来るものだろうか?と運営側一同不安を持ってみていたのですが結果として多数のご質問(総ご質問数108!)をいただき、回答準備でスタンバイしていた SE陣は大わらわ、またアンケートにも多くの視聴者から回答いただけ興味深いフィードバックとなりましたので、せっかくなのでここにそのサマリ、昨今のネットワーク事情について考察をここでご紹介できればと思います。

 


ッション#1:Virtual Cloud Network 2020  のビジョンアップデートと NSX-T Data Center 3.0 のご紹介
セッション#2:VMware NSX Intelligence と分散IDS による新たなセキュリティのアプローチ
セッション#3:VMware NSX Advanced Load Balancer とは!?
セッション#4:Microsoft のクラウドソリューションを最適化する VMware SD-WAN by VeloCloudの最新動向
セッション#5:オンプレだけじゃない、クラウドもSD-WAN も可視化
総括:

 

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第 3 回 かゆいところに手が届く、vSphere 7/vSAN 7最新情報!【HPE】

みなさんこんにちは!

日本ヒューレット・パッカード株式会社(HPE)の橘孝祐(たちばなこうすけ)です。

前回vSphere 構成を組むうえでのハードウェア要件として意外な注意ポイントである「ブートデバイス」についてご紹介しました。

今回は vSAN 7.0 の HPE サーバー対応状況と認定構成である vSAN ReadyNode 構成の紹介、そしてファームウェアやドライバのチェック方法についてご紹介いたします。

Backnumber

第1回 VMware vSphere 7待ちに待った メジャーアップデート速報!【HPE】

第2回 vSphere 7.0 時代のESXiブートデバイスの選び方【HPE】

第3回 vSAN はファームウェアとドライバのチェックを忘れずに!!【HPE】

■ vSAN 7.0 対応 HPE ハードウェア

vSAN には、VMware 社から認証されている vSAN ReadyNode 構成と、認証 Component を組み合わせる Build Your Own 構成があります。

ここでは、vSAN ReadyNode 構成をメインにご紹介します。HPE では、vSAN 7.0 に対応した多数の vSAN ReadyNode 構成を展開しており、7/6時点で171件もの構成が認定されています。

対応サーバーの種類としては、汎用的なラックマウントサーバーで Intel 製 CPU 搭載の HPE ProLiant DL360 / 380 Gen10 を始め、高集約型の HPE Apollo シリーズ、AMD 製 CPU 搭載の HPE ProLiant DL325 Gen10/Gen10 Plus や DL385 Gen10/Gen10 Plus にも数多くの構成が認定されています。

どのような構成が vSAN ReadyNode 認定されているかは、以下の手順で確認することができます。

    1. HCL サイトにアクセスhttps://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vsan
    2. “リリースタイプ” から ESXi 7.0 (vSAN 7.0)、 “ベンダー”に Hewlett Packard Enterprise を選択して検索
    3. vSAN 7.0 対応の HPE vSAN ReadyNode 構成がリストで出力されるため、要求スペックに合わせたモデルを選択

図1. vSAN ReadyNodeのHCLサイト

また、vSAN ReadyNode 構成はルールに従ってカスタマイズすることが可能です。

必ずしも希望スペック要件が vSAN ReadyNode 構成にぴったり当てはまるとは限りらないため、下記 vSAN ReadyNode 構成のカスタマイズルールに従ってコンポーネントを変更することで、よりお客様環境にマッチした vSAN 環境を提供することが可能です。

vSAN ReadyNode 構成カスタマイズ ルール(VMware KB)

https://kb.vmware.com/s/article/52084?lang=ja

 

図2. vSAN ReadyNode のカスタマイズルール

図2は URL 先の VMware KB をまとめたものになりますが、アレイコントローラー以外は基本的に変更可能となります。ただし、変更可能なコンポーネントにも注意点があり、より上位のモデルにすることが必要となります。

例:HPE 1.6TB 12G SAS MU SFF SC DS SSD → HPE 1.6TB 12G SAS WI SFF SC DS SSD

上の例では MU → WI とパフォーマンスクラスが上がっているため変更が可能になります。

■ vSAN ReadyNode のチェックポイント  ーコンポーネントのファームウェアー

vSAN ReadyNode ではアレイコントローラーとディスク(HDD・SSD・NVMe)に関して適切なファームウェアを使用する必要があります。今回は、各コンポーネントの適切なファームウェアの検索方法をご紹介いたします。

ファームウェア確認が必要なコンポーネントに関しては、先ほどの vSAN ReadyNode と類似した個別の HCL サイトから検索することができます。

    1. vSAN 認証コンポーネントの HCL サイトにアクセスhttps://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vsan
    2. “検索対象”、 “バージョンタイプ”、 “ベンダー”等を指定して検索
    3. “検索結果”をクリックし、ファームウェア要件を確認

図3. vSAN 認定コンポーネントの HCL サイトキャプチャ①

 

図4. vSAN 認定コンポーネントの HCL サイトキャプチャ②

キーワードに “モデル名”や “型番”を入れて検索することも可能です。ディスクの場合はファームウェアの最小要件が書かれており、これより新しいファームウェアであれば OK となります。

例:最小要件 → HPD1 , 現在のファームウェア → HPD4 はOK


図5. vSAN 認定コンポーネントの HCL サイトキャプチャ③

 

アレイコントローラーの場合はファームウェアバージョンが決まっている点に注意します。ファームウェアだけでなく、対象となるデバイスドライバも確認することが重要です。

 

今回は vSAN 7.0 対応 vSAN ReadyNode 構成、そしてファームウェアの確認方法についてご紹介しました。

次回は、今回の続きとして HDD / SSD やアレイコントローラーといったコンポーネントのファームウェアをHPEサーバーに適用する方法、そして新機能である vSphere Lifecycle Manager (vLCM) についてご紹介する予定です。

次回のブログ更新をお楽しみに!

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橘 孝祐(Tachibana Kousuke)

日本ヒューレット・パッカード株式会社(HPE)でHPE ProLiant Server シリーズを中心とするサーバー製品を担当。主に VMware 仮想化ソリューションと組み合わせたプリセールス活動に従事。

第 2 回 かゆいところに手が届く、vSphere 7/vSAN 7最新情報!【HPE】

みなさんこんにちは!

日本ヒューレット・パッカード株式会社(HPE)の橘孝祐(たちばなこうすけ)です。

前回は速報として VMware vSphere 7.0の HPE サーバーの対応状況や Custom ISO の公開、新機能一覧などをご紹介しました。今回は vSphere 構成を組むうえでのハードウェア要件として意外な注意ポイントである「ブートデバイス」についてご紹介いたします。

Backnumber

第1回 VMware vSphere 7待ちに待った メジャーアップデート速報!【HPE】

第2回 vSphere 7.0 時代のESXiブートデバイスの選び方【HPE】

第3回 vSAN はファームウェアとドライバのチェックを忘れずに!!【HPE】

 

■そもそも vSphere の構成を組むうえでチェックすることは?

vSphere の構成を組む際の最小ハードウェア要件は下記になります。

https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.esxi.install.doc/GUID-DEB8086A-306B-4239-BF76-E354679202FC.html

以上の内容をまとめると、

  • 2 コア以上のCPU
  • 8 GB以上のメモリ
  • ブートデバイスとして、USB/SD デバイス用に 8 GB以上、HDD/SSD/NVMe などのデバイスタイプ用に 32 GB以上

となります。CPU とメモリに関しては、一般的に仮想マシンを動かすために用意するハードウェアで気にすることはほとんどなく、vSphere のハードウェア要件は非常にハードルが低いです。

一方で、ブートデバイスに関してはスタンダードな HDD/SSD での RAID 構成であれば特に最小要件を意識しないかもしれませんが、ESXi のブート領域専用であれば価格の安い USB ドライブや SD カードをブートデバイスとして選定されている方も多いかと思われます。

■USB/SD フラッシュデバイスにおける推奨は 32 GB

USB ドライブや SD カードといったフラッシュデバイスをブートデバイスとして利用する場合の最小ハードウェア要件は 8 GB 以上ですが、VMware としては 32 GB以上を推奨しており、HPE としても 8 GB のフラッシュメディア製品が販売終了予定となっています。

図1. ESXi のフラッシュメディアブート製品

フラッシュメディアにおいて 32 GB 以上を推奨する理由としては以下の2つがあります。

  1. ROM データ領域としての ESX-OS Data 領域を十分に確保するため
  2. 将来的な追加モジュールに備えて Boot bank 領域を確保するため
  3. ブートデバイス自体の書き込み容量に余裕を持たせ、デバイス単体の寿命を延ばすため

聞きなれない言葉もあるかと思いますので、順を追って説明していきます。

まず、ESXi 7.0 ではシステムストレージレイアウトが図2のように変わっています。コアダンプやスクラッチと個別に分かれていたパーティションから、ESX-OS Data 領域として統合的に確保され、この中でコアダンプやスクラッチ機能の読み書き領域として使用されます。USB ドライブや SD カードの場合は ESX-OS Data 領域が ROM データ専用となり、RAM データはメモリ(DIMM)上に構成されます。図3 のように system boot 領域や Boot bank 領域を除いた残りのデータ領域が ESX-OS Data 領域として割り振られており、ROM データ領域として十分に確保するには 32 GB 以上が推奨となります。

図2. ESXi 7.0 のシステムストレージレイアウト (VMware vSphere blogより)

https://blogs.vmware.com/vsphere/2020/05/vsphere-7-esxi-system-storage-changes.html

また、メディアサイズによって Boot bank 領域が 500MB, 1GB, 4GB と可変になります(図3)。Boot bank 領域が最大の 4GB となるのが 32GB 以上のメディアサイズとなるため、今はまだ予定がなくとも今後の機能拡張に備えて Boot bank 領域の容量を十分に確保しておくことが推奨されます。

特に、NSX-T や NVIDIA GPU を利用する場合は、ドライバ関連のフットプリントが大きいために Boot bank 領域の容量が枯渇してしまうといったトラブルが私の知るお客様でもいくつか見られています。vSphere 7.0 では Boot bank 領域の容量は増えておりますが、USB/SD フラッシュデバイスを利用する場合は注意が必要です。

【参考】https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX-T-Data-Center/2.5/installation/GUID-8490FFB5-7B76-4EDC-B1A3-6CC4E63C5098.html

図3. ESXi 7.0 でのメディアサイズとパーティションの関係 (VMware vSphere blog より)

https://blogs.vmware.com/vsphere/2020/05/vsphere-7-esxi-system-storage-changes.html

さらに、USB ドライブや SD カードはフラッシュデバイスのため、SSD と同様に書き込み回数や保持期間がある程度定まっています。書き込み領域に余裕のない状態が続くと、同じフラッシュ領域に対する書き込みの割合が増し、結果としてフラッシュデバイスの寿命を早めることになります。

以上の3つを踏まえて、ESXi のブートデバイスとしてフラッシュメモリを利用する場合は 32GB 以上を選択することを推奨いたします。

■本命はノート PC でも利用されるM.2 SSD

USB ドライブや SD カードは価格が安い反面、ログを保存する領域であるスクラッチ領域がメモリ(DIMM)上に作成されます。メモリは揮発性のため、電源障害などで電力供給がストップした場合や再起動がかかってしまうとスクラッチ領域が消えてしまい、スクラッチログからのトラブルの原因調査ができなくなります。

かといって、通常の HDD や SSD を選択すると、サーバーのディスクベイを消費してしまううえ、ブートデバイスを冗長化(ミラーリング)すると、vSAN の場合にはディスクコントローラー(RAIDコントローラー)をブート用と vSAN データストア用とで 2 枚用意せねばならず、コストやスペース的な課題もありました。

こちらの課題に対する“本命”としては、ノート PC で使われる 「M.2 SSD」 と言われています。図4 のような、板ガムのようなメモリのような小型の SSD です。これにより USB/SD のスクラッチ領域の問題も回避しながら、サーバーのディスクベイをブート用に余計に消費する HDD/SSD ハードウェアRAIDを組むことなく、空いたディスクベイの分をさらなるディスクの拡張スロットとして使用することが可能になります。

USB/SD, HDD/SSD 両者のデメリットをうまく吸収し、かつ価格も比較的安価にすませることができる M.2 SSD ブートデバイス。気になる冗長化(ミラーリング)についても、数か月後の 2020 年秋ごろには HPE ProLiant サーバー用の RAID キットもリリースいたします。

図4.M.2 SSD デバイス

今回は vSphere 7.0 構成を組むうえで重要なハードウェア要件であるブートデバイスについてご紹介しました。

次回は、vSAN 7.0 対応の HPE ハードウェアに関してご紹介する予定です。次回のブログ更新をお楽しみに!

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橘 孝祐(Tachibana Kousuke)

日本ヒューレット・パッカード株式会社(HPE)で HPE ProLiant Server シリーズを中心とするサーバー製品を担当。主に VMware 仮想化ソリューションと組み合わせたプリセールス活動に従事。

 

All NVMeに対応したVxRail

皆様こんにちは!株式会社ネットワールドの Dell EMC 製品担当です。

連載 3 回目は「All NVMe に対応した VxRail」についてご紹介したいと思います。

さて、みなさん、NVMe ってもうご存知ですよね?
まだ不安な方はこちらをご確認ください。

今まで VxRail はキャッシュだけ NVMe でしたが、約半年前にリリースされた VxRail4.7.4xx から All NVMe に対応した新機種が 2 つ発表されています。今日は改めて All NVMe 対応のハードウェア「E560N/P580N」をご紹介致します。

E560N

Dual-Soket、All NVMe の 1U アプライアンス

※E560 が All NVMe に対応したとイメージしてください。

 

 

E560N はまさに省スペースでハイスペックとなるので様々な用途がありそうですし、兄弟機の E560 はまさにネットワールドでも不動の一番人気のモデルです。

 

P580N

Quad-Soket、All NVMe の 2U アプライアンス

 

 

P580N は Quad も何に使うの?という疑問を持たれた方もいるかと思います。

実はこの超ハイスペックの利用用途はずばり、「SAP HANA」での利用を想定しています。
すでに SAP HANA の HCI として運用できる事がいち早く認定されています。

https://www.sap.com/dmc/exp/2014-09-02-hana-hardware/enEN/hci.html#recordid=2173

これにより HCI のメリットを享受する形で SAP HANA を HCI 基盤で安心・安全に稼働させることが可能になります。

P580N に関しては Quad 対応ということで今までの VxRail になかった全く新しいハードウェアになりますので、ハードウェア構成に関してもご説明させて頂きます。

搭載可能な CPU はハイエンドモデルということもあり、Intel Xeon 型番 :  52XX~82XX を構成可能で 35 種類 (2020 年 6 月現在) とハイエンドモデルでありながら柔軟な選択が可能です。

E560N に関しては E560 の筺体を採用し、対応ドライブが SAS から NVMe に変更されている点以外は大きな変更点はありませんので、Intel Xeon 型番 :  32XX~82XX までさらに幅広い選択が可能で 54 種類 (2020 年 6 月現在) とさらに構成パターンが増えています。

VxRail は比較的ハードウェア構成が制限されがちな HCI アプライアンスでありながら、ハードウェアの選択が非常に多いというメリットがありますが、新機種になってもそのコンセプトは継続しているという事になります。また、非常に選択肢が多いハードウェア構成とソフトうウェアを一元的にサポートできるという事も管理者の皆様には非常に安心ではないでしょうか。

そして気になる NVMe SSD ですが、E560N と P580N で同じ容量のドライブを提供致します。

 

キャパシティ用ドライブ(E560N/P580N共通)
Intel 1TB NVMe RI
Intel 4TB NVMe RI
960GB NVMe Datacenter RI
3.84TB NVMe Datacenter RI

 

最大で 4TB を提供しますので E560N は 1 ノードあたり 32TB (4TB×8) 、P580N は 1 ノードあたり80TB (4TB×20) が最大容量となります。

 

続いてキャッシュについては以下の通りとなります。

 

キャッシュ用ドライブ(E560N/P580N共通)
1.6TB NVMe Mix Use
375GB Optane NVMe(P4800X)

 

All NVMe モデルなのでキャッシュも当然 NVMe なのですが、もう一つ “Optane” のオプションが選択出来ます。

 

Intel Optane は実はキャッシュ用として従来の VxRail でもサポートしていましたので新規対応ということではございませんが、あまり聞いたことがないという方が多いのではないでしょうか?

 

Intel Optane は、Intel 社と Micron 社が共同開発した「3D Xpoint」を採用した SSD であり、従来の NAND フラッシュと比べて耐久性と性能に優れている製品となりまし、VxRail が採用している VMware vSAN でも非常にパフォーマンスが発揮されることが期待されます。

 

今回サポートされているキャッシュ用ドライブのスペックで比較してみましょう。

 

レイテンシは 3 倍、書込耐久性を表す DWPD (Drive Writes Per Day) は 12 倍と圧倒的な差が出ています。

 

キャッシュ用ドライブはアクセス頻度が高いので当然性能面、耐久性が高いというのが求められますが、まさに Intel Optane は VxRail にうってつけと言えるでしょう。

 

とここまではスペック上でのお話をしてまいりましたが、やはり気になってくることがありますよね。そうです、実際に VxRail で Intel Optane を搭載したらいったいどれくらいの性能が出るのでしょう!と。

 

オールフラッシュモデルであり、不動の一番人気モデルであるEシリーズの E560F に Optane をキャッシュとして搭載したらどれくらいの性能が出るのか?とか考えていたらいつのまにか実機を用意していました。。。。

 

【開梱の儀】

【Optane 外観】

 

 

次回 Part4 では Intel Optane をキャッシュドライブで利用するとどれくらい性能が出るのか?をネットワールドが誇る優秀な SE が検証した結果を大公開します。

なお、VxRail の詳細を知りたいと思われた方は、「EVOLVE ONLINE」にご登録・ログインいただくことで、説明動画および資料がダウンロードできます。是非、アクセスしていただけますと幸いです。

EVOLVE ONLINE ご登録 >> マイページ >>「ウェビナーを視聴する」メニュー

また、「EVOLVE ONLINE」では様々なコンテンツを提供しております。お客様の抱えられている課題に対する解決策がきっと見つかると思います。

 

ぜひ次回の更新をお楽しみに!

VxRail vCenter プラグインをさわってみました!

皆様こんにちは!株式会社ネットワールドの Dell EMC 製品担当です。

本日は第 2 回、Dell EMC VxRail の管理画面と vCenter プラグインについてご紹介させていただきます!

 

第 1 回目の記事をご覧になりたい方はこちらになります。

 

1. VxRail 管理画面に関して

VxRail の vSphere 環境は vCenter のプラグインから簡単に管理することができますよ!

 

どれだけ簡単に管理できるのか?具体的にどのようなオペレーションになるのか?実際の管理画面を見ながら確認していきましょう。

 

まずは「メニュー」から「VxRail」を選択すると VxRail ダッシュボードを見ることができます。もちろん日本語化されています。

 

ここでは以下の情報を見ることができます。

 

・システムの稼働状態:

VxRail クラスタ全体のステータスの確認

・VxRail コミュニティ:

Dell EMC のサポートサイトの最新の VxRail のトピックが一覧で表示

・サポート:

サポートとチャット、サービスリクエストを作成、ダウンロードが利用可能

・ナレッジベース:

Dell EMC のナレッジベースにアクセスできる

 

クラスタ及び各ホストを右クリックすると、いつものメニューの中に「VxRail」というメニューが追加されています。

クラスタの場合はホストの追加とクラスタのシャットダウン、ホストの場合はクラスタからのホストの削除とホストのシャットダウンができます。

 

 

クラスタ→「監視」→「VxRail」→「アプライアンス」からクラスタを構成するホストの情報やステータスをまとめて確認できます。各ホストの筐体の画像を選択するとホストの詳細な情報の確認ができます。

また「アクション」からは、「ホストの情報の表示」、「システムの LED の有効」、「ホストのシャットダウン」、「ディスクの追加」、「クラスタからのホストの削除」などのオペレーションができます。

 

 

ちなみにディスクの追加を選択するとこのようなウインドウからディスクを追加することが出来ます。

 

各ホスト→「監視」→「VxRail」→「物理ビュー」からはホストのコンポーネントごとのステータスと情報を確認することができます。

これなら障害が起きた時、どのコンポーネントが原因となっているのかをグラフィカルに確認することができますね!

 

また各ホスト→「設定」→「VxRail」→「iDRAC構成」から iDRAC の情報まで vCenter から確認することができます。

 

 

 

クラスタ→「設定」→「VxRail」→「システム」からクラスタのバージョンを確認できます。今回のVxRailがバージョンが4.7.301であることが分かりましたね!

 

 

 

クラスタ→「設定」→「VxRail」→「更新」からは VxRail のシステムのアップデートができます。

インターネットアップデートのタブでは、現在の最新のバージョンが分かります。先ほど今回のシステムのバージョンが 4.7.301 だと確認出来ましたので、4.7.410 にバージョンアップすることができます。またローカルアップデートでは、ローカルに保存したイメージから任意のバージョンへのアップデートができます。

 

バージョンアップデートは Dell EMC のサポート (ProSupport MC/ProSupport Plus) をご契約頂ければ、VxRail 専任サポートエンジニアがリモートにてバージョンアップ作業を保守範疇内 (無償) で実施させて頂く事が可能です。

しかも VxRail の場合、アップデートバイナリに含まれている VMware 側のコンポーネント(vSphere や内部 vCenter など)も保守範囲内でアップデートが可能となっており、ハードウェア側のファームウェアバージョンとのコンパチも Dell EMC にて検証済みのため安心です。

また新しいバージョンがリリースされるのもとても速く、今話題の vSphere7 についても VxRail ではすでに対応済みでとなっています!

 

2. リモート保守に関して

せっかくなので Dell EMC のリモート保守についても少しご紹介したいと思います。

リモート保守は大きく 2 つに分けられます。

SRS (Secure Remote Service) はお客様の運用をアシストする Dell EMC オリジナルのツールです。

ご採用頂くと Dell EMC 製品 (VxRail ももちろん対象です) の管理をする事が可能で、ログデータなどを Dell EMC 社へ一定間隔でセキュアな HTTPS で送信する事ができます。ハードウェアの障害などの場合は Dell EMC 社側で自動受付が行われ、送信されたログからの切り分け及び対処方法を確立した上でお客様へご連絡をするなどの対応が可能となっています。

さらにリモート接続ツール (Zoom 等) をご利用いただければ、VxRail 専任サポートエンジニアが直接リモートでアップデートやログの採取をしてくれ、よりスピーディにトラブルシューティングをしてくれます。

基本的には SRS とリモート接続ツールの両方利用を推奨していますが、セキュリティの厳しい環境のお客様では外部への接続はポリシー上、制限されている場合も多々ありますよね。

そんな方でも安心してください!VxRail はログ採取も簡単なんです!!

 

通常は VMware 側とハードウェア側で両方のログ採取をして欲しいとよく言われますよね。

VxRail Manager はその両方に対応しており、先程ご紹介した通り vCenter のプラグインとして組み込まれているので、vCenter からストレージもサーバー (iDRAC) も vCenter/vSphere のところも全て一括で採取できます。

しかもコマンド不要!全て GUI でポチポチっと 4 ステップで取得できます。

 

通常、自身で障害対応をするのは本当に大変ですよね。

「ログを確認しろって…エラーの検出キーワードは何?そもそもどこがエラーなの!?」

「ログの採取方法ってどうするんだっけ?コマンド分からないよ~!!」

「何度も何度も電話とメールでやりとりしないと進まない!!」

「え!? ハードウェア側のログも欲しいって?取り方はハードウェアベンダーに問い合わせするの??」

なんてご心配はもう要りません!

VxRail のリモートサポートをうまく利用し、障害時の対応を最低限に抑えながら確実な運用を目指しましょう!!

 

 

【まとめ】

クラスタ、ホスト、構成コンポーネントの単位でステータスが一目で確認することが出来ました。またホストの追加やディスクの追加などのオペレーションも vCenter から行えることがわかりました。

1 クリックでオペレーションができるように設計されていることや、グラフィカルな表示などは、直感的で初心者にとても優しい管理画面でしたね!

VxRail 管理画面の vCenter プラグインは VxRail 4.7.110 以降で実装されていますが、4.7.300 以降ではさらに vCenter への統合が進んでいます。進化し続ける VxRail は目が離せませんね!

 

【次回予告】

次回は All NVMe に対応した VxRail をご紹介したいと思います。お楽しみに!!

 

そしてそして…!もっと VxRail について知りたい方は、VxRail チャンピオンクラブにご参加ください!

vSphere/VMware vSAN の情報から、VxRail の運用に関する Tips や最新情報を入手することができるコミュニティです。

▼株式会社ネットワールド(VxRailチャンピオンクラブ)

https://www.networld.co.jp/product/emc/emcvxrail_championsclub/

 

第 1 回 かゆいところに手が届く、vSphere 7/vSAN 7最新情報!【HPE】

みなさん初めまして!

日本ヒューレット・パッカード株式会社(HPE)の橘孝祐(たちばなこうすけ)と申します。サーバー製品のプリセールスを担当しておりまして、VMware 仮想化技術支援をメインに行っております。

2020/4/2に vSphere 7が General Availability (GA) になりました。約 5 年ぶりのメジャーアップデートということで、どんな新機能が追加されたの?アーキテクチャの変更は?話題のコンテナ実装の情報は?対応機種は?などなど 知りたいことだらけではないでしょうか。今回から数回に分けて皆様の疑問を少しでも解決できるような有益な情報を展開していきますので、楽しみにしていてください。

-Back Number-

第1回 VMware vSphere 7待ちに待った メジャーアップデート速報!【HPE】

第2回 vSphere 7.0 時代のESXiブートデバイスの選び方【HPE】

第3回 vSANはファームウェアとドライバのチェックを忘れずに!!【HPE】

本日はその中でも 3 点先出しでご紹介したいと思います。

 

■対応機種公開!

まずは HPE ProLiant/Apollo サーバーファミリーの vSphere 7 対応機種のご紹介です。

 

図 1. vSphere 7 対応 HPE Gen10/Gen10 Plus サーバープラットフォームポートフォリオ(ProLiant およびApolloファミリー)

図1は vSphere 7 に対応した HPE サーバーです。最新情報は下記のリンクにありますので、導入前に是非チェックいただければと思います。

https://techlibrary.hpe.com/us/en/enterprise/servers/supportmatrix/vmware.aspx

最新第二世代の AMD®EPYCTM7000 シリーズプロセッサーを搭載した ProLiant DL325/385 Gen10 Plus サーバーももちろんサポート。ご家庭や SOHO ・オフィス向けの超小型最新サーバー 「Micro Server Gen10 Plus」も vSphere 7 をサポートしています。タワー型、ラックマウント型、高密度/HPC 型と HPE の豊富なラインアップでいち早く vSphere 7 をお使いになることができます。ポートフォリオの多さが HPE のウリです!

 

■GA 当日にバイナリ公開!

HPE では汎用サーバーである HPE ProLiant Server シリーズ向けの Custom ISO が GA 当日に公開されています。

図2. vSphere 7向けのベンダー Custom ISO のダウンロード(2020/4/13現在)

バイナリの入手は以下の URL からになります。(※入手にはMy VMware のアカウントが必要です)

https://my.vmware.com/en/group/vmware/info?slug=datacenter_cloud_infrastructure/vmware_vsphere/7_0#custom_iso

GA から10日が経過した 4/13 現在、Dell EMC さんと HPE が Custom ISO と Vendor Add-on を公開しています。

Custom ISO とは、VMware オリジナルのインストール ISO (Base Image)にサーバーベンダー各社が採用している NIC や HBA、RAID カードなどのデバイスドライバをあらかじめ組み込んだものです。HPE の場合、必ずしもこれを利用する必要はありませんが、Custom ISO を利用しない場合は

  1. 何のドライバが入っていないのかの確認
  2. 確認したドライバの入手
  3. 入手したドライバを ISO に組み込み、独自の Custom ISO としてリビルド

という煩雑な手順を踏んでようやく ESXi のインストールを始めることができます。ざっくり分けて3つの手順でできますが、「○○のドライバを追加し忘れた」や「独自の Custom ISO がうまく読み込まれない」といったことでスムーズに進まないことも少なくありません。これだけでもベンダー側で動作が確認されている Custom ISO の有益さが伝わっていただけたかと思います。

そして、これまでも vSphere Update Manager (VUM) を使用してパッチ適用やアップグレードを行っていましたが、vSphere 7からは vSphere Lifecycle Manager (vLCM) という新機能を用いて vCenter からもっと効率よくパッチ適用やアップグレードができるようになります。

 

 

図 3. vSphere 7の ESXi Image 構成要素

vSphere 7 では、アップグレードの際に上記画像のように構成要素が分かれて一つの ESXi Image を構成しています。Component は論理的にグルーピングされた VIB(ソフトウェアパッケージ)、Base Image は VMware 社から提供される ESXi Image, そして Vendor Add-on は vLCM を使用するにあたってベンダー側から提供するファームウェアやドライバ類になります。Vendor Add-on を適用することで、細かなファームウェアやドライバの変更に対してvCenter Server から効率よくアップデートを行うことができます。

※vLCMについて詳細は次回以降の記事でご紹介!

■新機能公開!

最後に、皆様が気になっている新機能について、ざっと一覧でリストアップいたします。今回は数も多いので、機能名と機能概要を一言のみお伝えいたします。

表 1. vSphere 7 新機能一覧

新機能名 機能概要
vCenter Server プロファイル vCenter Server Profile のための REST API
コンテンツライブラリ VM テンプレートのチェックイン・チェックアウト/バージョニング
vCenter Server マルチホーミング vCenter Server 7 で複数のネットワークアダプタをサポート
vCenter Server のスケーラビリティ改善 ホストや VM の構成上限が増加
Skyline健全性 vSphere 健全性がパワーアップ
vSphere Lifecycle Manager (vLCM) 一貫した ESXi とハードのライフサイクル管理を実現
vCenter Update Planner vCenter のプリアップグレードチェックを実施
DRSの 改善 ロジックの改善で性能向上
Assignable Hardware ハードウェアアクセラレーターのサポート
vMotion の改善 SAP HANA や Oracle といった大規模ワークロードにも対応
vSphere Trust Authority 別個の ESXi ホストクラスタを利用してハードウェアのroot of trustを実現
vSGX/Secure Enclaves  ゲスト OSやハイパーバイザーから参照できないセキュアな飛び地を作成可能
ウォッチドッグタイマー クラスタ用のゲスト OS モニタリング機能
プレシジョンクロック(PTP) 1 ミリ秒以下の精度での時刻同期
vSphere Client の改善 スクリプトの作成が容易に&言語の選択可能
MSCN VM クラスタリングの構成 共有ディスクとプライベートハートビートを 3 種類のクラスタ構成でサポート
NVMe-oF デバイスのサポート Remote Direct Memory Access (RDMA), Fibre Channel のサポート

 

これだけの豊富な新機能の一方で、現場の皆様の本音としては、「GA されたばかりのものなんて既存 Version からのアップグレードが失敗したらどうする」といった不安や、「いきなりインストールに失敗したら嫌だから周りが使い始めるまで様子見しよう」といった気持ちがあるかと思います。そんな皆様に向けて、HPE としてはまず【インストール】【アップデート】に焦点を当てて実機での検証をスタートしております。検証結果を元に、今後皆様が安心して vSphere 7 を HPE でいち早く使い始められるよう情報を更新していきます!

 

今後のブログ更新にもご期待ください!

—-

橘 孝祐(Tachibana Kousuke)

日本ヒューレット・パッカード株式会社(HPE)でHPE ProLiant Server シリーズを中心とするサーバー製品を担当。主に VMware 仮想化ソリューションと組み合わせたプリセールス活動に従事。

 

今更聞けない!VxRail 基本のあれこれ

皆様こんにちは!株式会社ネットワールドのDell EMC 製品担当です。

本日から計 5 回にわたり Dell EMC VxRail のご紹介とネットワールドの検証結果をご紹介していきたいと思います。

第一回は VxRail のおさらいをします。名前は知っているけど、知識があいまいなままになっている方は、ぜひこの機会に一緒に確認していきましょう!!

 

==本シリーズの目次==

■ 第 1回 : 今更聞けない!VxRail 基本のあれこれ

  • コンセプト
  • 3Tier との違い(HCI のメリット)
  • VxRail が選ばれる理由

■ 第 2 回 : VxRail 管理画面ご紹介

■ 第 3 回 : All NVMe 対応の VxRail

■ 第 4 回 : ネットワールド的 検証結果報告 Part-1

■ 第 5 回 : ネットワールド的検証結果報告 Part-2

※検証結果の詳細については 3 回目の際に内容を発表しますのでお見逃しなく!

 

まずは【VxRail のコンセプト】をご紹介致します!

VxRail 最大の特徴は「vSphere 環境に最適化されたハイパーコンバージド」であること。VxRail はストレージ仮想化の VMware vSANハイパーバイザーの vSphere が一体化で構成されているため、非常にシンプルな処理ができ、他社の HCI 製品よりより多く仮想マシンを割り当てることができます。

 

そして基本コンセプトは簡単導入簡単管理簡単拡張の 3 つ!

 

1. 簡単導入

・サイジングや検証は VxRail のみ!

サーバー、ネットワーク、ストレージ、OS などを個別に調達するよりも、導入期間を大幅に短縮することができます。

 

2. 簡単管理

・日本語管理画面の「VxRail Manager」で一括管理!

vSphere 基盤のリソース状況やハードウェアのステータス状況などを一括して管理でき、仮想化基盤の運用管理を高めることができます。

 

 

3. 簡単拡張

・拡張作業は柔軟、しかも無停止オペレーション!

初期構成時に使用しなかった空き Disk スロットに Disk 追加する事によってストレージ容量のみの追加する事ができます (ノードやメモリの拡張も可能)。

また、VxRail の新ソフトウェアバージョン v4.7.300 以降では、ノード追加時のバージョン互換性チェックが強化され、必要に応じて自動で追加ノードをアップグレードしてくれるようになりました。

 

続いて【HCIのメリット】に関してご紹介します。

 

1. 運用管理者の負担軽減

1台の筐体にサーバーとストレージを搭載しているため、サーバーとストレージを接続するための機器を用意する必要がありません。HCI ならサーバーとストレージもまとめて監視できるので手間が省けますね。

省スペース・省電力も実現でき、トータルコスト (TCO) も抑えられて一石二鳥です。

2. スモールスタート

オンラインでカンタンにシステムを拡張/縮小できるので、いきなり大規模導入しなくてもスモールスタートすることができます。

 

次は【VxRail が選ばれる理由】についてご紹介致します!

 

1. VMware と Dell EMC で共同開発された唯一の HCI

VxRail は VMware との親和性が非常に高く、vSphere ユーザーは既存環境を変更することなく運用することができます。

サポートも 24 時間 365 日国内に設けたサポートセンターで日本人が受付し、ハードウェア (Dell EMC) とソフトウェア (VMware) の区別なく受付してくれるため、運用する方は非常に安心ですね。

HorizonNSX などの VMware 製品 (※) や Dell EMC が提供するネットワークスイッチの Power Switch シリーズも VxRail サポート窓口で一括受付してくれます。VxRail と VMware それぞれのエンジニアが内部で密に連携しているので、複雑な事象でも問題解決までスムーズです!

※ Dell EMC OEMライセンスが対象です。

2. 周辺ソリューションとの相性抜群

ストレージ領域の増設は Unity や Isilon 、バックアップは Avamar や PowerProtect DD と組み合わせることで、全てのインフラを Dell EMC で統一管理できるので、さらに管理が楽になります。

 

最後に【まとめ】です。

 

Dell EMC と VMware の共同開発製品のためメリットがたくさんありましたね。

本日は大きく下記の 2 つの事をぜひ、覚えておいてください。

 

1. vSphereに最適化されているため、仮想環境の運用効率性が高い

2. 稼働状況確認もサポート窓口も、ハードウェア (Dell EMC) とソフトウェア (VMware) 区別なく確認できるので、問題解決までスムーズです

【次回予告】

次回は VxRail の管理画面について紹介致します。

VxRail の vSphere 環境は vCenter のプラグインから管理することができるため、手順と共にその手軽さをご紹介させていただきます。お楽しみに!

 

そしてそして…!もっと VxRail について知りたい方は、VxRail チャンピオンクラブにご参加ください!

vSphere/vSANの情報から、VxRailの運用に関するTipsや最新情報を入手することができるコミュニティです。

▼株式会社ネットワールド(VxRailチャンピオンクラブ)

https://www.networld.co.jp/product/emc/emcvxrail_championsclub/

 

vROps 8.0はオンプレミスからクラウドまで Part 6

Part6:アプリケーションの管理②

日本ヒューレット・パッカード株式会社の中川明美です。
今回は、「アプリケーションの管理②」です。「アプリケーションの監視」で収集されるゲスト OSやアプリケーションサービスのメトリック、「サービスの検出」で各仮想マシンで実行されているサービスの検出方法およびメトリックについてご紹介します。

-Back Number-
#1:vROps バージョン 8.0 でできること①
#2:vROps バージョン 8.0 でできること②
#3:ユーザーインターフェースの変更いろいろ
#4:スーパーメトリックもウィザードを強化
#5:アプリケーションの管理①
#6:アプリケーションの管理②
#7:Workbench によるトラブルシューティング
#8:vROps 8.0 の vSAN ダッシュボード/ SDDC コンプライアンス

Part5 でアプリケーションの監視のための構成を終えましたから、Part6 では監視方法を確認します。

◆アプリケーションの監視◆

「ホーム」メニューの「アプリケーションの監視」で、検出されたオペレーティングシステムとアプリケーションサービスを確認することができます。「構成済み」と表示されていれば、監視可能です!

Microsoft IIS の「検出済み」のリンク文字列をクリックすると、「管理」メニューの「インベントリ」-「エージェントの管理」へ画面遷移します。
IIS サービスを検出した、「仮想マシン名」「オペレーティングシステム」「電源ステータス」「vCenter Server名」等がリスト表示されます。

▼オペレーティングシステムのメトリック

「環境」メニューから、各オブジェクトのメトリックを表示します。
ここでは、「すべてのオブジェクト」-「vCenter Server アダプタ」-「仮想マシン」を選択し、VM19-1仮想マシンの「CPU | 権限のある時間 (%)」と「システム | プロセッサ キュー長」を並べて表示しました。
もし、ゲスト OS の Processor Queue Length や使用率が常に高い状態なら、仮想マシンの「使用率」や「CPU Ready」を監視します。競合が発生しているなら、仮想マシンの移行を検討しなければなりません。メトリック画面で、「ゲスト OS」「仮想マシン」「ESXi ホスト」のメトリックを並べて分析すれば解決方法も早く導けそうです。並べて分析できるのが vRealize Operations (vROps) のよい点です。

▼Microsoft IIS のメトリック

ここでは、Web サービスのメトリックや上図と異なる画面構成を確認ください。左側のオブジェクトを選択するペインが異なりますね。
左ペインの「すべてのオブジェクト」の左側に「スイッチ」アイコン(緑色の点線枠内)があります。スイッチアイコンをクリックすると、「関連するオブジェクト」を選択するメニューに切り替わります。関連するオブジェクトを同時に監視したい時には、こちらの画面に切り替えてメトリックを追加する方が関係性がわかりやすそうですね。

<参考:アプリケーションサービスメトリック>
https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/8.0/com.vmware.vcom.config.doc/GUID-E3323920-C135-4174-9EC1-859264E7D154.html

◆サービスの検出◆

サービスの検出は、各仮想マシンで実行されているサービスを検出し、異なる仮想マシンのサービス間の関係または依存関係を確認するのに役立ちます。サービスが稼働する仮想マシンのシャットダウンや移行の際に、問題が起きないように適切な対応に備えることができます。
また、監視対象のサービスに基づいた基本メトリックの表示やサービス検出ダッシュボードを使用してサービスを監視することもできます。

▼サービス検出の前提条件

サービスの検出をするには、次の条件を満たします。

  • vCenter アダプタインスタンスの構成
  • サービスの検出やパフォーマンスメトリックの収集のためのコマンドまたはユーティリティが使用されていること
  • ユーザーアカウント権限
  • vCenter Server と仮想マシン間の時刻同期
  • VMware Tools の実行 ※KB75122 を参照

<参考:前提条件の詳細>
https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/8.0/com.vmware.vcom.config.doc/GUID-E02AF39E-748F-406B-9464-84DE826C82AC.html

▼サービス検出の構成

「ホーム」メニューの「アプリケーションの管理」-「サービスの検出」で、「サービス検出の構成」をクリックします。※下図は「サービスの検出」を有効にした後の画面です。

「クラウドアカウント」ページへ遷移します。vCenter Server インスタンスをクリックし、「サービス検出」タブを選択します。「サービス検出」 を有効にします。
デフォルトのユーザー名とパスワードを使用する場合は、Windows/Linux/SRM のデフォルトのユーザー名とパスワードを入力します。
この画面に、VMware Tools に関する KB 番号が表示されていますね。前提条件にあげましたが、「サービスの検出」の構成ポイントです!

▼サービスのメトリック

サービスの検出で、「仮想マシン」「サービスパフォーマンス」「サービス概要」「サービスタイプ」のメトリックを監視することができます。サービスの検出で収集される仮想マシンのメトリックでは、OOTB (out of the box) とユーザー定義(プロセス名とポート番号でホワイトリストを構成)のサービス数やサービスの送受信接続数を確認できます。

<参考:サービス検出メトリック>

https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/8.0/com.vmware.vcom.config.doc/GUID-3282DF19-194A-421C-B50F-A9AB5FB3D42B.html

◆まとめ◆

「アプリケーションの監視」と「サービスの検出」を比べると、今のところ検出できるサービス数は「サービスの検出」の方が多いです。また各機能の目的が異なるからでしょうが、「サービスの検出」で収集できるメトリックはインフラ寄りな内容ですね。
アプリケーションの実行に必要なパフォーマンスの提供可否を前提に、仮想基盤特有の仮想マシンや ESXi ホストのメトリックを分析すると解決に導く時間を短縮することができます。
アプリケーションとゲスト OS のパフォーマンス状況と仮想基盤のパフォーマンスやキャパシティを比較分析するのがポイントとなりますから、ぜひ vROp のアプリケーションの管理を活用いただけたらと思います。
サービスの検出やゲスト OS の監視は Advanced エディションから監視可能です。アプリケーションの監視は Enterprise エディションが必要ですから、お忘れなく!!

次回は、「Workbench のトラブルシューティング」です。

vROps 8.0はオンプレミスからクラウドまで Part 5

Part5:アプリケーションの管理①

日本ヒューレット・パッカード株式会社の中川明美です。
今回は、「アプリケーションの管理①」です。
vRealize Operations (vROps) もアプリケーションやサービスの監視が強化されてきましたね。以前のパートでふれましたが、仮想基盤の知識を習得するために、私が実施するコースへアプリケーションエンジニアの方が受講されることが増えました。インフラとアプリケーション両方に見識がある方は比較的少ないように思われるため、インフラ視点でアプリケーションの監視視点も持てたら貴重な存在になりそうですね。仮想基盤とアプリケーションの監視が可能な vROps を活用して、適切な仮想基盤を運用いただけたらと思います。

ー Back Number ー
#1:vROps バージョン 8.0でできること①
#2:vROps バージョン 8.0でできること②
#3:ユーザーインターフェースの変更いろいろ
#4:スーパーメトリックもウィザードを強化
#5:アプリケーションの管理①
#6:アプリケーションの管理②
#7:Workbenchによるトラブルシューティング
#8:vROps 8.0のvSANダッシュボード/SDDCコンプライアンス

vROp 7.5 から「アプリケーションの監視」、8.0 から「サービスの検出」が提供されています。2つの機能は「ホーム」-「アプリケーションの管理」メニューの配下に表示されます。Part5 は、「アプリケーションの監視」の構成までをご紹介します。

◆アプリケーションの監視構成のプロセス◆

vROps でアプリケーションの監視を行うには、いくつかの事前準備があります。アプリケーションの監視が動作しない場合は、これらのステップが正しく行われたかを確認します。

「1」と「2」の手順は、次のドキュメントをご確認ください。

<VMware vRealize Application Management Pack のアクティベート>
https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/8.0/com.vmware.vcom.config.doc/GUID-978A9D73-3698-49E6-8E98-B4EC16D88D1B.html

<vRealize Application Remote Collectorのデプロイ>
https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/8.0/com.vmware.vcom.config.doc/GUID-7F1F910F-AFB9-493C-9CBF-DEFFF5E9BB69.html

◆vRealize Application Remote Collectorの構成◆

▼NTPの構成

「アプリケーションの監視」のポイントは「NTP 設定の構成」といってもよいかもしれません。
「vRealize Application Remote Collector」アプライアンスにログインし、/etc/ntp.conf にある ntp.conf ファイルへ NTP サーバーの情報を追加します。その後、NTPデーモンの起動 (systemctl start ntpd) および有効 (systemctl enable ntpd) を行います。
次に NTP が正しく構成されているかを「ntpstat」コマンドで確認します。正しく同期されている場合は、次のメッセージが表示されます。

同期されない場合は、「ntpdate」コマンドを実行するのも一つの方法です。
「エージェントのインストールに失敗する」「アダプタの構成に失敗する」場合の解決策として、「ntpdate」コマンドの実行があげられています。

https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/8.0/com.vmware.vcom.config.doc/GUID-98EC0EEA-337C-426A-9B5E-44C142F2A210.html

▼アプリケーションリモート コレクタの追加と構成

「管理」メニューの「アプリケーションリモートコレクタ」で、「アプリケーションリモート コレクタの追加と構成(緑色の十字アイコン)」をクリックします。

▼アプリケーションリモートコレクタの管理

1 アプリケーションリモートコレクタの構成

vRealize Application Remote Collector のインストール時に構成した vRealize Application Remote Collectorの完全修飾ドメイン名 (FQDN) と API 管理ユーザーのパスワードを入力します。

2 vCenter Server のマッピング

「vCenter Serverのマッピング」のドロップダウンメニューから、vCenter Server 名を選択します。vCenter Server 名が表示されたら、「テスト接続」をクリックします。vCenter Server 名の青色から緑色への変更は、vROpsが vRealize Application Remote Collector と通信できることを証します。

しばらく待つと(ステータスの取得までに最大5分)、アプリケーションリモートコレクタが追加表示されます。

◆エージェントのインストール◆

監視対象の仮想マシンにエージェントをインストールします。ここでは、Windows OSを対象とします。

<前提条件>

  • vRealize Application Remote Collector、vROps、ESXi ホスト、監視対象の Windows および Linux の仮想マシンの間の時刻同期
  • 仮想マシンにエージェントをインストールするためのゲスト操作権限
  • ユーザーアカウント権限の前提条件 ※ Windows は管理者権限
  • 仮想マシンの構成要件 ※ Windows は Visual C++ のバージョンが 14 以降であること

「管理」メニューの「インベントリ」-「エージェントの管理」で「インストール」アイコンをクリックします。ここでは、「VM19-1」仮想マシンにエージェントをインストールします。エージェントインストール後、再起動は発生しませんでした。

▼エージェントの管理

1 オプションの選択
すべての仮想マシンで共通のユーザー名とパスワードを使用している場合、「共通ユーザー名 & パスワード」を選択します。
すべての仮想マシンで異なるユーザー名とパスワードを使用している場合、「仮想マシンの認証情報を入力してください」を選択します。

2 認証上の提供
ユーザー名とパスワードを入力します。
すべての仮想マシンのユーザー名とパスワードが異なる場合、このページから CSV テンプレートをダウンロードし、そのファイルを適用します。

正常にインストールされると、「正常にインストールされました」と表示され、エージェントが実行されます。

 

◆アプリケーションサービスのアクティベーション◆

監視対象の仮想マシンで実行されているアプリケーションを監視するには、エージェントのインストール後に、対象仮想マシンで vRealize Application Remote Collector プラグインを構成(アプリケーションサービスのアクティベーション)する必要があります。
「管理」メニューの「インベントリ」-「エージェントの管理」で、対象の仮想マシンを選択し、「サービスの管理」アイコンをクリックします。ドロップダウンメニューからサービス名を選択します。ここでは、「msiis」を選択します。

「ステータス」を有効にし、表示名を入力後、保存をクリックします。
複数のインスタンスを追加する場合は、追加(緑色の十字アイコン)をクリックします。

正常に構成されたことを確認します。

<サポートされているアプリケーションサービスのバージョン>
https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/8.0/com.vmware.vcom.config.doc/GUID-EBDE39E0-027F-4A41-A596-08E52E2D17EE.html

◆まとめ◆

ゲスト OSおよびアプリケーションの監視は、構成の道のりが長いですね(笑)
私はLinux OS に触れる機会が少ないため、最初の山場は NTP の同期でした。こんなところで。。。と苦戦しておりました。また、ゲスト OS のメトリックは表示されるのに、サービスの管理でなぜアプリケーションサービスの「msiis」がメニューに表示されないのだろうと悪戦苦闘した結果、ライセンスエディションが Advanced だったという落ちです。
正常に稼働しない原因をさぐるために、久しぶりに Microsoft IIS の勉強をしてみたりと、よい機会だったと自分を慰めております(笑)
次回は、あらためてゲスト OS およびアプリケーション監視のメトリック画面とサービスの検出についてご紹介します。

vROps 8.0はオンプレミスからクラウドまで Part 7

Part7:Workbench によるトラブルシューティング

日本ヒューレット・パッカード株式会社の中川明美です。今回は、vRealize Operations (vROps) 8.0 から提供された「Workbench」によるトラブルシューティングをご紹介します。
「アラート」「メトリック」「イベント」に、新たに「潜在的な証拠」を加え、トラブルシューティングに必要な情報を1つのダッシュボードに収めたものが「Workbench」です。

-Back Number-
#1:vROps バージョン 8.0でできること①
#2:vROps バージョン 8.0でできること②
#3:ユーザーインターフェースの変更いろいろ
#4:スーパーメトリックもウィザードを強化
#5:アプリケーションの管理①
#6:アプリケーションの管理②
#7:Workbenchによるトラブルシューティング
#8:vROps 8.0のvSANダッシュボード/SDDCコンプライアンス

◆トラブルシューティング「Workbench」ホームページ◆

「Workbench」ホームページは、「ホーム」または「クイックスタート」メニューの「トラブルシューティング」から表示します。
ホームページには、「検索バー」「アクティブなトラブルシューティング」「最近の検索」があり、「アクティブなトラブルシューティング」には、現在のログインでアクティブなセッションが表示されます。次回  vROps にログインした時に、以前「アクティブなトラブルシューティング」に表示されていたセッションは、「最近の検索」に表示されます。
ホームページに表示される日時は対象オブジェクトの Workbench を起動した日時です。いずれかをクリックすると、「Workbench のトラブルシューティング」が表示されます。

◆Workbench によるトラブルシューティング◆

「Workbench」トラブルシューティングは、「潜在的な証拠」「アラート」「メトリック」「イベント」のタブで構成されます。
「潜在的な証拠」では、「イベント」「プロパティの変更」「アノマリのメトリック」が表示されます。

▼イベント

通常の動作から逸脱したメトリックのイベントと、選択したスコープおよび時間内に発生した主要イベントが表示されます。

▼プロパティの変更

選択したスコープおよび時間内に発生した重要な構成変更が表示されます。

▼アノマリのメトリック

選択したスコープおよび時間内に大幅に変化したメトリックを表示します。

上図で、「潜在的な証拠」の時間の範囲は「19/11/06 10:40 – 19/11/06 13:10」と表示されています。ここでは ESXi ホストで異常を検知した日時です。メモリのプロパティ変更時 (2019/11/06 10:57:26) の情報と、10:40~13:10 の間に起きたアノマリのメトリック (大幅に変化したメトリック) が表示されています。この時間に、vRealize Application Remote Collector をインストールしたため、メモリとディスクに大幅な変化があったと検知されたようです。

「プロパティの変更」や「アノマリのメトリック」内の「メトリックにチャートを追加」(緑色の枠内のピンのアイコン)をクリックすると、該当のメトリックが「メトリック」タブ内に表示されます。下図は、過去30 日間のデータに変更し、表示しています。11/6 に「ランタイム|メモリキャパシティ」は約 52GB まで増え、その後 11/15 12:27 までに 43GB まで下降し、11/15 13:52 で52GB に上昇しています。その後はデータがありません(この状態が維持されています)。この環境では、11/6 にインストールし、11/15 からこのブログを書くために vROps に接続を開始しました。今回の「潜在的な証拠」で表示されているデータは、原因が明らかですから、トラブルに発展することはなさそうです。このように未知の問題を調査する場合に「潜在的な証拠」は有効です。

◆「潜在的な証拠」画面の変更◆

Part2 でもご紹介しましたが、「時間範囲」や「スコープ」を変更することができます。「潜在的な証拠」のスコープや時間等に加えた変更は、ログアウト時に保存されません。

▼時間の範囲
デフォルトの時間範囲は 2 時間半です。最大過去7日間まで時間範囲を選択できます。

▼選択されたスコープ

「レベル1」から「レベル4」まで変更すると、データセンターおよび vCenter Server まで選択できる範囲を拡張できます。広い範囲で分析したい場合に便利ですね。

▼ポップアウト

「アノマリのメトリック」で「ポップアウト(緑色枠内)」アイコンをクリックすると、詳細画面が表示され、メトリックの画面同様の操作が行えます。

◆オブジェクトから Workbench の起動◆

運用時は、「ホーム」メニューから Workbench を起動するというよりは、オブジェクトのアラートを見つけた際、画面右上の「トラブルシューティング」から起動する方が活用できそうです。
オブジェクトの画面から Workbench を起動し、既知の問題または未知の問題を調査するのがスムーズな方法だと思います。

◆「Hardware sensor health state degraded. Sensor information」アラート◆

表示されているアラートが気になり、調べたところ次のKBを見つけることができました。
Excessive Hardware health alarms being triggered for “Sensor -1 type” on ESXi hosts running vSphere 6.7 U3 (74607)
https://kb.vmware.com/s/article/74607

「Impact / Risks」に、「ハードウェアの問題を示していない」「vCenter データベースのサイズが大きくなり、ディスク容量が不足する問題が発生する可能性がある」とありましたから、KB にしたがって、このアラートを表示させないように設定変更をしました。
vCenter Server の管理ツールではハードウェアの健全性は正常でアラートも表示されていなかったため、、vROps のこのアラートは何だろうとドキドキしていたのですが、大事に至らずホッとしました。
vSphere 6.7 U3 をお使いの方は、KBの内容をご確認ください。

◆まとめ◆

Workbench が追加され、既知の問題と未知の問題の両方を調査できるようになりました。
Workbench を起動すれば、トラブルシューティングに必要な情報が一画面で収集できますから迷う必要がないですね。vRealize Operations (vROps) のユーザーさんから、情報が多過ぎて、どこを見たらよいかのかわからないとご相談されることがあります。アラートが表示されていたら、最初にWorkbenchを 起動してみてください。「アラート」メニューからも Workbench を起動できます。
私は vSphere 6.7 U3 の KB が見つかり、vROps を活用できたなぁと喜んでおります(笑)
次回は、「vROps 8.0の vSAN ダッシュボード/SDDC コンプライアンス」です。